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公開番号2024092721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208849
出願日2022-12-26
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01B 63/00 20060101AFI20240701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】車体に作業装置が装備される作業車において、装備された作業装置の動作状態に応じて、報知音の音量が調節される作業車を提供する。
【解決手段】作業車は、
作業装置17の動作状態を検出する動作状態検出部79と、報知要求に基づいて報知音を出力する音報知器54と、動作状態検出部79の検出結果に応じて、音報知器54から出力される報知音の音量を調節する音報知制御部51を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
作業装置を車体に装備する作業車であって、
前記作業装置の動作状態を検出する動作状態検出部と、
報知要求に基づいて報知音を出力する音報知器と、
前記動作状態検出部の検出結果に応じて、前記音報知器から出力される前記報知音の音量を調節する音報知制御部と、
を備える作業車。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記車体に装備された前記作業装置が前記音量の調整を行うべき特定作業装置であるか否かを特定する装置特定部を備え、
前記作業装置が前記特定作業装置である場合に、前記音報知制御部が、前記音量の調整を行う請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記音報知制御部は、前記特定作業装置の動作が検出された場合に、前記音量を通常の音量よりも大きくする請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記音報知制御部は、前記特定作業装置の動作状態に応じて、前記音量を大きくする度合いを変化させる請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記音報知制御部は、前記特定作業装置の種類に応じて、前記音量を大きくする度合いを変化させる請求項3に記載の作業車。
【請求項6】
前記車体に装備された前記作業装置を用いて行う作業内容を設定する作業内容設定部を備え、
前記装置特定部は、前記作業内容設定部における設定結果に基づいて、設定された前記作業装置が前記特定作業装置であるか否かを決定する請求項2に記載の作業車。
【請求項7】
前記車体に装備された前記作業装置を識別する作業装置識別部が設けられており、前記装置特定部は、前記作業装置識別部の識別結果に基づいて、前記作業装置が前記特定作業装置であるか否かを決定する請求項2に記載の作業車。
【請求項8】
前記作業装置から発信される作業装置識別信号を受信可能な識別情報取得部が備えられ、前記作業装置識別部は、前記識別情報取得部で受信された前記作業装置識別信号に基づいて、前記作業装置が前記特定作業装置であるか否かを決定する請求項7に記載の作業車。
【請求項9】
前記作業装置に付与された作業装置識別コードを読み取る識別情報取得部が備えられ、前記作業装置識別部は、前記識別情報取得部で読み取られた前記作業装置識別コードに基づいて、前記作業装置が前記特定作業装置であるか否かを決定する請求項7に記載の作業車。
【請求項10】
前記特定作業装置は、ロータリ、プラウ、及び、ハローのうちの少なくともいずれか1つを含む請求項2に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業装置を車体に装備する作業車に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
作業車には、運転者にガイダンスや警告などを音で報知する装置が備えられている。例えば、特許文献1では、エンジン回転数などの装置の騒音の大きさに応じて、音警報装置の音量を自動調節するコンバインが開示されている。また、特許文献2には、複数のメッセージ情報の夫々を音声にて報知するときの報知音量を、各メッセージ情報の種類及び報知タイミングに合わせて、変えることができる作業車用報知装置が開示されている。この作業車用報知装置では、エンジン非動作時にメッセージ情報を報知するときの報知音量を、エンジン動作時にメッセージ情報を報知するときの報知音量よりも小さく設定することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
公開実用新案公報昭59-142891号公報
特開2003-104249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によるコンバインでは、エンジンが動作している場合の音警報の音量は、エンジンが動作していない場合の音警報の音量に比べて大きく設定されるが、エンジン以外の作業装置の騒音は考慮されていない。このことから、特許文献1では、装備された作業装置によっては、運転者によっては音警報を聞き取ることができないという問題、逆に、運転者によっては音警報をうるさく感じてしまうという問題は解決できない。
【0005】
特許文献2による作業車用報知装置でも、エンジン非動作時のメッセージ情報の報知音量を、エンジン動作時のメッセージ情報の報知音量よりも小さい音量とすることは開示されているが、装備された作業装置の動作状態によってメッセージ情報の報知音量を変更することは開示されていない。
【0006】
上記実情に鑑み、本発明の目的は、車体に作業装置が装備される作業車において、装備された作業装置の動作状態に応じて、報知音の音量が調節される作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による作業車は、選択的に作業装置を車体に装備することができ、前記作業装置の動作状態を検出する動作状態検出部と、報知要求に基づいて報知音を出力する音報知器と、前記動作状態検出部の検出結果に応じて、前記音報知器から出力される前記報知音の音量を調節する音報知制御部とを備える。
【0008】
この構成によれば、作業車に装備された作業装置の動作状態に応じて音報知器から出力される報知音の音量が調節されるので、報知音が聞こえにくい問題や報知音がうるさく感じる問題は適切に解決される。
【0009】
作業車に装備される作業装置の種類によっては、装備されても実質的に騒音を発しないもの、装備されると実質的に常時動作されて大きな騒音を発するもの、装備されても間隔をあけて動作され非動作時には実質的に騒音を発せずに動作時に大きな騒音を発するものなどがある。このため、選択的に装備された作業装置の種類及びその動作状態に応じて、報知音の音量が調節されると好都合であるが、これには、手間と作業装置に関する知識とが必要となる。このような報知音の音量調節を容易にするためには、この調節を自動化することが好適である。本発明の1つでは、前記車体に装備された前記作業装置が前記音量の調整を行うべき特定作業装置であるか否かを特定する装置特定部を備え、前記作業装置が前記特定作業装置である場合に、前記音報知制御部が、前記音量の調整を行う。
【0010】
装置特定部を用いた報知音の音量調節のための好適な実施形態では、前記音報知制御部は、前記特定作業装置の動作が検出された場合に、前記音量を通常の音量よりも大きくする。つまり、常時動作され、大きな騒音を発する作業装置が特定作業装置として検出されると、報知音は適正の大音量に設定される。
(【0011】以降は省略されています)

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