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公開番号2024087568
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202463
出願日2022-12-19
発明の名称電動散布機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01M 7/00 20060101AFI20240624BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、機体の全長を長くしないで、電動モータやバッテリーのメンテナンスが行い易い電動散布機とすることを課題とする。
【解決手段】走行車体1前部のフロントケース31に操縦ハンドル32を立設し、走行車体1の前後中央にトランスミッション4を搭載してその上部に電動モータ2とバッテリー3装着した原動部5を構成し、この原動部5を覆う原動カバー6上に操縦席7を設け、原動カバー6の後側に薬剤タンク8を搭載して、前記操縦席7と原動カバー6を取り外して原動部5を解放可能にしたことを特徴とする電動散布機とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(1)前部のフロントケース(31)に操縦ハンドル(32)を立設し、走行車体(1)の前後中央にトランスミッション(4)を搭載してその上部に電動モータ(2)とバッテリー(3)装着した原動部(5)を構成し、この原動部(5)を覆う原動カバー(6)上に操縦席(7)を設け、原動カバー(6)の後側に薬剤タンク(8)を搭載して、前記操縦席(7)と原動カバー(6)を取り外して原動部(5)を解放可能にしたことを特徴とする電動散布機。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
原動カバー(6)から薬剤タンク(8)上にレール(13)を設け、操縦席(7)を原動カバー(6)と共にレール(13)に沿って薬剤タンク(8)上に移動して原動部(5)を解放することを特徴とする請求項1に記載の電動散布機。
【請求項3】
トランスミッション(4)の前側で電動モータ(2)から伝動ケース(28)を介して上から下に動力を伝動し、トランスミッション(4)から走行車体(1)下部の前後車輪(9,10)に動力を伝動し、トランスミッション(4)の後方に突出するPTO軸(11)で走行車体(1)の後部に搭載する防除ポンプ(12)に動力を伝動する請求項1に記載の電動散布機。
【請求項4】
走行車体(1)の前部に設けるリフター(14)で散布ブーム(15)を昇降する請求項1に記載の電動散布機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータの動力で走行して圃場の作物に農薬を散布する散布作業機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
圃場で農作業を行う農作業機をエンジンの代わりに電動モータで駆動する電動作業機として特開2017-24710号公報や特開2021-957号公報に記載されたトラクタがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-24710号公報
特開2021-957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の電動作業機は、圃場を走行して作業を行うトラクタであるが、その構造は、従来のエンジンを搭載した車体前部ボンネット内にエンジンに代えて電動モータとバッテリーを搭載した構成で、機体の全長が従来よりも長くなり、狭い圃場での小回作業が難しい。
【0005】
本発明は、機体の全長を長くしないで、電動モータやバッテリーのメンテナンスが行い易い散布作業機とすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
請求項1の発明は、走行車体1前部のフロントケース31に操縦ハンドル32を立設し、走行車体1の前後中央にトランスミッション4を搭載してその上部に電動モータ2とバッテリー3装着した原動部5を構成し、この原動部5を覆う原動カバー6上に操縦席7を設け、原動カバー6の後側に薬剤タンク8を搭載して、前記操縦席7と原動カバー6を取り外して原動部5を解放可能にしたことを特徴とする散布作業機とする。
【0008】
請求項2の発明は、原動カバー6から薬剤タンク8上にレール13を設け、操縦席7を原動カバー6と共にレール13に沿って薬剤タンク8上に移動して原動部5を解放することを特徴とする請求項1に記載の散布作業機とする。
【0009】
請求項3の発明は、トランスミッション4の前側で電動モータ2から伝動ケース9を介して動力を伝動し、トランスミッション4から走行車体1下部の前後車輪9,10に動力を伝動し、トランスミッション4の後方に突出するPTO軸11で走行車体1の後部に搭載する防除ポンプ12に動力を伝動する請求項1に記載の散布作業機とする。
【0010】
請求項4の発明は、走行車体1の前部に設けるリフター14で散布ブーム15を昇降する請求項1に記載の散布作業機とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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