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公開番号2024090838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206981
出願日2022-12-23
発明の名称魚釣用リール
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 89/01 20060101AFI20240627BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】装置全体の大型化を招かずに各種センサや回路基板などの電気部品を配置可能な魚釣用リールを提供することにある。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、リール状態を検出するリール状態検出部と、該リール状態検出部の出力を取得する制御部を含む電気回路を有する回路基板と、を備え、該回路基板は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、リール状態を検出するリール状態検出部と、該リール状態検出部の出力を取得する制御部を含む電気回路を有する回路基板と、を備える魚釣用リールであって、
該回路基板は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されることを特徴とする魚釣用リール。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、該ロータの回転を検出するロータ回転検出部と、該スプールの回転を検出するスプール回転検出部と、を有するリール状態検出部と、を備える魚釣用リールであって、
該リール状態検出部は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されることを特徴とする魚釣用リール。
【請求項3】
釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該ロータ上に設けられ、該ガイド部の案内可能・不能を選択可能にされるベール部と、前記スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、該ロータの回転を検出するロータ回転検出部又は該スプールの回転を検出するスプール回転検出部の少なくともいずれかを有するリール状態検出部と、該リール状態検出部の出力を取得する制御部と該リール状態検出部を有する回路基板と、を備える魚釣用リールであって、
該回路基板は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されることを特徴とする魚釣用リール。
【請求項4】
前記リール状態検出部は、磁気式、光学式、又は静電容量検知式のいずれかの非接触により検出可能に構成される、請求項1から3までのいずれか1項に記載の魚釣用リール。
【請求項5】
前記ロータ回転検出部と前記スプール回転検出部とは、異なる検知方式である、請求項4に記載の魚釣用リール。
【請求項6】
前記スプールは、被検出用の永久磁石を有し、前記スプール回転検出部は、磁気式検出部であり、
前記ロータは、反射率の異なる光学式被検出部を有し、前記ロータ回転検出部は、光学式検出部である、請求項5に記載の魚釣用リール。
【請求項7】
前記ベール部の前記ガイド部の案内可能・不能を検出するベール反転検出部をさらに有し、該ベール反転検出部は、前記回路基板上に設けられる、請求項1から6までのいずれか1項に記載の魚釣用リール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子基板を有する魚釣用リールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、釣糸を巻回・放出可能な様々な魚釣用リールが知られている。このような魚釣用リールを用いて釣りを行う場合、ルアーや餌を投擲した際に、釣糸がどの程度放出されたかは、釣り人の感覚に頼らざるを得ない状況となっている。
【0003】
このような魚釣用リールとして、特許文献1では、釣り糸をスプールに巻取る際に作動する駆動体の所定作動量に対応する釣り糸の巻取り量を把握可能なデータにして、釣り糸の巻取り時に記憶手段に保持すると共に、投出された仕掛を所定位置から引寄せる際に、釣り糸の巻取りが完了するまでの駆動体の作動量を計測し、この計測結果、及び、記憶手段に保持されたデータに基づいて、前記所定位置と当該装置との距離を報知する制御手段を備えるスピニングリールのカウンタ装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平04-009565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に係るカウンタ装置では、ハンドル軸やロータ軸の回転部に取り付け、その回転を検出及び演算することで、釣糸を巻き取った長さを表示することができると共に、該カウンタ装置はスピニングリールに対して着脱可能にされている。しかしながら、装着後のスピニングリールは、カウンタ装置の分だけ大型化し、重量を増大させるだけでなく、糸絡みトラブル発生リスクを高めることとなり、ユーザの利便性を妨げてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置全体の大型化を招かずに各種センサや回路基板等の電気部品を配置可能な魚釣用リールを提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、リール状態を検出するリール状態検出部と、該リール状態検出部の出力を取得する制御部を含む電気回路を有する回路基板と、を備え、該回路基板は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されるように構成される。
【0008】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、該ロータの回転を検出するロータ回転検出部と、該スプールの回転を検出するスプール回転検出部と、を有するリール状態検出部と、を備え、該リール状態検出部は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されるように構成される。
【0009】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールは、釣糸を巻回可能なスプールと、該スプールに該釣糸を案内可能なガイド部を有するロータと、該ロータ上に設けられ、該ガイド部の案内可能・不能を選択可能にされるベール部と、前記スプールの中心軸と略同軸で該ロータを回転可能に軸支するリール本体と、該ロータの回転を検出するロータ回転検出部又は該スプールの回転を検出するスプール回転検出部の少なくともいずれかを有するリール状態検出部と、該リール状態検出部の出力を取得する制御部と該リール状態検出部を有する回路基板と、を備え、該回路基板は、前記リール本体の前記ロータと対向する位置に配置されるように構成される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールにおいて、前記リール状態検出部は、磁気式、光学式、又は静電容量検知式のいずれかの非接触により検出可能に構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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