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公開番号
2024118796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023025298
出願日
2023-02-21
発明の名称
動物捕獲用檻
出願人
房総プラント株式会社
代理人
個人
主分類
A01M
23/20 20060101AFI20240826BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、より少人数で、小型動物を捕獲することのできる動物捕獲用檻を提供する。
【解決手段】本発明の一観点に係る動物捕獲用檻1は、床部材2と、開口領域31を形成しつつ床部材に対して略垂直に固定される壁部材3と、壁部材によって支持され、床部材に対向して配置される天井部材4と、開口領域の開閉を行う扉部材5と、扉部材の開閉を制御する開閉制御部材6と、を備えた動物捕獲用檻であって、開閉制御部材は、扉部材の閉動作を開始する閉動作開始部材61と、扉部材の開状態、逆止状態、及び閉状態のいずれかを実現する状態制御部材62と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
床部材と、
開口領域を形成しつつ前記床部材に対して略垂直に固定される壁部材と、
前記壁部材によって支持され、前記床部材に対向して配置される天井部材と、
前記開口領域の開閉を行う扉部材と、
前記扉部材の開閉を制御する開閉制御部材と、を備えた動物捕獲用檻であって、
前記開閉制御部材は、前記扉部材の閉動作を開始する閉動作開始部材と、前記扉部材の開状態、逆止状態、及び閉状態のいずれかを実現する状態制御部材と、を備える動物捕獲用檻。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記扉部材は、前記床部材、前記天井部材及び前記壁部材によって檻内部を閉じた空間とする扉本体部と、前記壁部材に固定され前記扉本体部の鉛直方向上下の移動を実現する扉支持部と、を備えており、
前記扉本体部には、一方向に連続して配置される複数の貫通孔が形成されており、
前記開閉制御部材は、前記扉本体部の前記貫通孔に挿入される差込部材と、前記差込部材を固定する固定部材と、前記固定部材に接続されかつ前記檻内部に設けられる前記閉動作開始部材と、を有する請求項1記載の動物捕獲用檻。
【請求項3】
前記差込部材は、所定の角度範囲だけ回転軸に回転可能に支持されることで、前記扉部材の開状態、逆止状態、及び閉状態のいずれかを実現する請求項2記載の動物捕獲用檻。
【請求項4】
前記閉動作開始部材は、前記檻内部に設けられる踏板と、前記固定部材に接続され前記踏板を引き上げる引上部材と、を備える請求項2記載の動物捕獲用檻。
【請求項5】
前記壁部材の前記踏板が配置されている領域に、貫通孔が設けられる請求項4記載の動物捕獲用檻。
【請求項6】
前記床部材、前記天井部材、及び、前記壁部材に複数の貫通孔が形成されてなる請求項1記載の動物捕獲用檻。
【請求項7】
前記引上部材は前記壁部材に沿って配置されており、
前記壁部材には、前記引上部材を保護する保護部材が設けられている請求項4記載の動物捕獲用檻。
【請求項8】
前記固定部材は、前記天井部材上面に固着される固着部材と、
前記固着部材に摺動可能に支持される棒状部材と、
前記棒状部材を押し出して前記差込部材に挿入し前記差込部材を固定する弾性部材と、を備える請求項2記載の動物捕獲用檻。
【請求項9】
前記床部材、前記壁部材、及び前記天井部材はアルミニウム又はアルミニウム合金により構成される請求項1記載の動物捕獲用檻。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は動物捕獲用檻に関し、より具体的には野生小型動物を捕獲するための捕獲用檻に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ここ数十年、エネルギーとして木材ではなく石油等の化石燃料の輸入が増大し、また、外国から安い木材等の輸入が増大しつつあり、日本国内の木材消費が減少しつつあることを背景に、森林の植生は回復しつつあるが同時にイノシシやシカ等の野生動物の生息数が増加しつつあり、これらが農地や住宅などの人の生活領域に出没することで、農作物の被害や野生動物と遭遇してけがを負わされるなど様々な問題が生じてきている。
【0003】
人の生活領域に近い領域では、このような問題を回避するために、これら領域に野生動物を捕獲するための罠を設置して一定数野生動物を駆除していかざるを得ないといった状況がある。
【0004】
また、上記動物を捕獲するための罠(動物捕獲罠)としては、例えば下記特許文献1に記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許6663071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献で開示されるような動物捕獲罠は、鉄等の重量の大きな材質で行わざるを得ず、その持ち運びには多数の者の協力が必要となる。昨今の少子高齢化及び労働者不足を背景に、罠の設置やその後の処理に多人数を確保することは容易ではない。
【0007】
一方で、上記のような大きな動物だけではなく、アライグマやハクビシン等の小型動物の捕獲のニーズも大きくなりつつあり、これに最適な形態の動物捕獲用の罠が望まれている。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、より少人数で、小型動物を捕獲することのできる動物捕獲用檻を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本発明の一観点にかかる動物捕獲用檻は、床部材と、開口領域を形成しつつ床部材に対して略垂直に固定される壁部材と、壁部材によって支持され、床部材に対向して配置される天井部材と、開口領域の開閉を行う扉部材と、扉部材の開閉を制御する開閉制御部材と、を備えた動物捕獲用檻であって、開閉制御部材は、扉部材の閉動作を開始する閉動作開始部材と、扉部材の開状態、逆止状態、及び閉状態のいずれかを実現する状態制御部材と、を備えるものである。
【0010】
また、本観点において、限定されるわけではないが、扉部材は、床部材、天井部材及び壁部材によって檻内部を閉じた空間とする扉本体部と、壁部材に固定され扉本体部の鉛直方向上下の移動を実現する扉支持部と、を備えており、扉本体部には、一方向に連続して配置される複数の貫通孔が形成されており、状態制御部材は、扉本体部の貫通孔に挿入される差込部材と、差込部材を固定する固定部材と、固定部材に接続されかつ檻内部に設けられる閉動作開始部材と、を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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