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公開番号2024110544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023015169
出願日2023-02-03
発明の名称マルチフック
出願人株式会社スタジオコンポジット
代理人個人
主分類A01K 85/00 20060101AFI20240808BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】優れたフレックス性を発揮しつつ傷ついても簡単に裂けたり切れたりすることがない新規なマルチフックの提供。
【解決手段】ルアーボディに取り付けられるマルチフックであって、ほぼJ字形の第1フック10および第2フック20からなると共に、第1フック10および第2フック20を熱可塑性エラストマー(TPE)からなるチューブ状の連結体40で束ねる。このように第1フック10および第2フック20を束ねる連結体40を熱可塑性エラストマー(TPE)で構成することにより、優れたフレックス性を発揮しつつ傷ついても簡単に裂けたり切れたりすることがなくなり、優れた耐久性を発揮できる。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ルアーボディに取り付けられるマルチフックであって、
第1フックと第2フックからなると共に、前記第1フックおよび第2フックの軸部を熱可塑性エラストマー(TPE)からなるチューブ状の連結体で束ねてなることを特徴とするマルチフック。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
ルアーボディに取り付けられるマルチフックであって、
第1フックと第2フックと第3フックからなると共に、前記第1フックと第2フックと第3フックの軸部を熱可塑性エラストマー(TPE)からなるチューブ状の連結体で束ねてなることを特徴とするマルチフック。
【請求項3】
請求項1または2に記載のマルチフックにおいて、
前記熱可塑性エラストマー(TPE)はPVC系であることを特徴とするツインフック。
【請求項4】
請求項1に記載のマルチフックにおいて、
前記ルアーボディは魚または小動物あるいは昆虫の形状であると共に、前記第1フックおよび第2フックはその針先が、それぞれ前記ルアーボディの左右斜め前方に向くように前記連結体で束ねられていることを特徴とするマルチフック。
【請求項5】
請求項2に記載のマルチフックにおいて、
前記第1フックと第2フックと第3フックはその針先が、軸部から放射状に広がるように前記連結体で束ねられていることを特徴とするマルチフック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーフィッシングに用いる釣り用ルアーに係り、特に小魚を模擬したルアーボディ(本体)に取り付けられて用いられるマルチフックに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般にルアーフィッシングに用いる釣り用ルアーとしては、プラグ、ミノー、ジグやスプーンなどと称される小魚や小動物、昆虫などに似せたルアーボディの腹部や尾びれ部にフックをぶら下げた構造のものが多く利用されている。このルアーボディに取り付けられたフックは、魚に触れるとその口やエラなどに引っかかるようにその針先がJ字形に曲げられると共にその先端には引っかかった針が魚から外れるのを防ぐためのかえしが形成されている。
【0003】
また、このフックはあらゆる方向からの魚の食いつきに対応するために3本の針先を等間隔、すなわちルアーボディ側に連結される軸に対してそれぞれ約120°の間隔で3本の針先を放射状に配置したものも多く利用されている。しかし、この3本の針先を有するフックは、その針先同士の間隔(角度)が固定されているため、いずれか1つの針先に魚が食いついた(引っかかった)後は、さらに他の針先に引っかかる可能性は低い。そのため、その針先に引っかかった魚が暴れると、その浅く引っかかった部分(口やエラ)がちぎれてしまい、そのままフックアウトして魚が逃げてしまうことがある。
【0004】
また、仮に2つ以上の針先に掛かったとしても各針先の間隔が固定されているため、いずれかの針先に力が集中して力の分散ができず、その結果、同様な不都合を招く。そして、さらに食いついた魚が大型であると、その重さや抵抗力に耐えきれずにその針先が延びたり、折れたりしてしまい、その針先から魚が抜け落ちてしまうこともある。
【0005】
そこで、本発明者は以下の特許文献1乃至3に示すようにそれぞれ独立した一対のフックをゴムや樹脂などからなる拡縮自在なチューブ状の連結体で連結したいわゆるツインフックと呼ばれる新たな釣り用のフックを開発、販売して既に多くのユーザーに愛用されている。このツインフックは、一対のフックを拡縮自在な連結体で束ねたものであり、これら2本の独立したフックで魚を捉えることによって魚の動きに対して各フックが逃げ惑う魚の動きに追従するため、両方のフックに力が均一に分散するようになる。この結果、フックが浅く引っかかった部分がちぎれたり、魚の重さや抵抗によって針先が延びたり、折れたりしてしまうといったことがなくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5923676号公報
特許第6934851号公報
特開2022-175367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、前記したツインフックは、ゴムや樹脂などからなる拡縮自在なチューブ状の連結体で一対のフックを連結したものであるが、引っかかった魚が暴れるなどしてその魚のエラやヒレ、鋭い歯などがあたって傷つくとその部分から裂けたり切れてしまってその機能を喪失してしまうことがある。そして、それが完全に破断するとフックから外れてそれが水中に残ってしまうことがある。
【0008】
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その主な目的は優れたフレックス性を発揮しつつ傷ついても簡単に裂けたり切れたりすることがない新規なマルチフックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために本発明は、ルアーボディに取り付けられるマルチフックであって、ほぼJ字形の第1フックおよび第2フックからなると共に、前記第1フックおよび第2フックの軸部を熱可塑性エラストマー(TPE)からなるチューブ状の連結体で束ねてなることを特徴とするマルチフックである。
【0010】
このように第1フックおよび第2フックの軸部を束ねる連結体を熱可塑性エラストマー(TPE)で構成することにより、優れたフレックス性を発揮しつつ傷ついても簡単に裂けたり切れたりすることがなくなり、優れた耐久性を発揮できる。
(【0011】以降は省略されています)

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