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公開番号2024119089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025718
出願日2023-02-22
発明の名称魚がかかりやすく根がかりしにくい双子の釣り針
出願人個人
代理人
主分類A01K 83/00 20060101AFI20240827BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
魚がかかりやすく根がかりしにくい釣り針を提供することが主な課題である。
【解決手段】
ハリスを結ぶ部分をコイルにした二つの釣り針を、針先を向かい合わせにして重ね、二つの軸が互いに開閉可能に、かつハリスが結べるように、二つのコイルを中空の止め金具で止める。一方の釣り針の針先が他方の釣り針の軸の内側にある状態から二つの釣り針の軸が外側に開かないように、二つのコイルの先端を向かい合わせにしてストッパーとして働くようにする。この状態では、針先が魚の口の中で刺さらないので魚がこの釣り針に付けた餌を吐き出すことなく安心して噛んだり飲み込んだりする。また、海中を引きずっても、根がかりすることがない。魚が口に入れたこの釣り針を噛んだり飲み込んだりしたときに、その歯やのどの圧縮する力によって二つの軸が内側に閉じ、二つの針先が軸の外側に飛び出るので魚が針にかかる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
二つの釣り針(1・1)を、針先(3・3)を向かい合わせにして重ね、二つの釣り針(1・1)の軸(4・4)が互いに外側及び内側に開閉可能に二つの釣り針(1・1)のチモトの部分を止め金具(5)で止め、一方の釣り針(1)の針先(3)が他方の釣り針(1)の軸(4)の内側にあって、一方の釣り針(1)の先曲がり(1a)が他方の釣り針(1)の腰曲がり(1b)と重なった状態よりも軸(4・4)が外側に開かないようにするストッパーを二つの釣り針(1・1)のチモトの部分に設けた双子の釣り針(8)。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
二つの釣り針(1・1)を、針先(3・3)を向かい合わせにして重ね、二つの釣り針(1・1)の軸(4・4)が互いに外側及び内側に開閉可能に二つの釣り針(1・1)のチモトの部分を止め金具(5)で止め、一方の釣り針(1)の針先(3)が他方の釣り針(1)の軸(4)の内側にあって、一方の釣り針(1)の先曲がり(1a)が他方の釣り針(1)の先曲がり(1a)と重なった状態よりも軸(4・4)が外側に開かないようにするストッパーを二つの釣り針(1・1)のチモトの部分に設けた双子の釣り針(8)。
【請求項3】
二つの釣り針(1・1)の軸(4・4)を内側に閉じる外力によって、二つの釣り針(1・1)の軸(4・4)が内側に閉じたときに、一方の釣り針(1)の針先(3)が他方の釣り針(1)の軸(4)の外側に飛び出るようにした請求項1又は2に記載の双子の釣り針(8)。
【請求項4】
前記ストッパーは、二つの釣り針(1・1)のチモトの部分をコイル(2・2)にし、コイル(2・2)の先端(6・6)を向かい合わせにして、二つの先端(6・6)同士がぶつかって止まるようにした請求項1又は2に記載の双子の釣り針(8)。
【請求項5】
二つの釣り針(1・1)のコイル(2・2)を止める止め金具(5)を中空の止め金具(5)にして、止め金具(5)にハリス(7)を止めるようにした請求項1又は2に記載の双子の釣り針(8)。
【請求項6】
釣り針(1)を擬餌針にした請求項1又は2に記載の双子の釣り針(8)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は魚釣りにおいて、魚がかかりやすく根がかりしにくい釣り針に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
魚がかかりやすい釣り針に関する従来技術は多い。また、根がかりを防止する釣り針に関する従来技術も多い。これらの従来技術の中で、本発明に類似する技術について、以下順に要約して説明する。
【0003】
特許文献1はハリスを結ぶチモトの部分をコイルにした釣り針である。
【0004】
特許文献2は二つの釣り針の針先を同じ向きにして重ね、二つの釣り針の軸の一部に輪を設け、二つの釣り針が針先の向きと直角の方向に開閉できるように、二つの輪を止め金具で止めた釣り針である。また、針先が軸と直角の方向に少し曲げてある。
【0005】
特許文献3、4、5、6、7、8、9、10、11、12の各文献は、いずれも一本のバネ線材の両端に釣り針を形成し、線材の中央部を曲げたりコイル状にしたりしたものである。いずれの文献も両端に形成した釣り針がバネの弾性力によって開かないような工夫がしてある。例えば、予め止め金具で止めて開かないようにしてある。そして、魚が食いつくとか釣り人が釣り糸を引っ張るとかすると止め金具が外れたり、ずれたりして両端の釣り針が開くようになっている。
【0006】
特許文献13はプラスチックパイプを釣り針の針先にかぶせておくことにより根がかりを防止し、魚が釣り針をくわえた時にパイプが外れて魚がかかるようにしたものである。
【0007】
特許文献14はゴム、又は柔らかいプラスチックで作られた中空部材の一方の端を針の基端部に取り付け、他方の端を針先にかぶせておくことにより根がかりを防止し、魚が食いついた時にかぶせた中空部材が外れ、魚がかかるようにしたものである。
【0008】
特許文献15は外力を受けない状態では、針先を隠すように設置した、針がかり防止体が根がかりを防止し、魚が食いつくという外力が加わった時には、針がかり防止体が変位して針先が露出し、魚がかかるようにしたものである。
【0009】
特許文献16は釣り糸を引っ張る時には、根がかり防止装置が働いて根がかりを防止し、魚が餌に食いついて釣り糸が強く引っぱられた時には、掛かり防止具が回転して針を露出させ、魚がかかるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
公開実用 昭和47-7383号公報
公開実用 昭和63-151756号公報
公開実用 昭和53-109690号公報
公開実用 昭和56―196974号公報
公開実用 平成 1-149952号公報
公開実用 平成 4-33365号公報
特許公報 昭34-6876号公報
公開特許公報 特開昭 52-69783号公報
公開特許公報 昭55-54838号公報
公開特許公報 平2-124048号公報
特表平05-506352号公報
特開2006-141388号公報
公開実用 昭和59-26967号公報
特開平03-272633号公報
特開2011-193862号公報
特表2019-504651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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