TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024111992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023016788
出願日
2023-02-07
発明の名称
作業車両
出願人
三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01D
69/10 20060101AFI20240813BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】駐車ブレーキの調整作業を容易にできる。
【解決手段】機体フレーム2と、機体フレーム2を走行可能にする走行部2aと、機体フレーム2に設けられフロア3a上に設置された運転座席3cと、運転座席3cに臨んで取り付けられ走行部2aの駆動を制動する駐車ブレーキべダル機構13と、フロア3aの下方に取り付けられ駐車ブレーキペダル機構13の制動力を調整するロックナット41eと、を備えるコンバイン1である。フロア3aのロックナット41eにアクセス可能な位置に、開閉可能な開口部15aが設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両本体と、
この車両本体を走行可能にする走行部と、
前記車両本体に設けられ床面上に設置された運転席と、
前記運転席に臨んで取り付けられ前記走行部の駆動を制動する制動部と、
前記床面の下方に取り付けられ前記制動部の制動力を調整する制動力調整部と、を備えた作業車両であって、
前記床面の前記制動力調整部にアクセス可能な位置に開閉可能な開口部が設けられている、
ことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記運転席に臨んで取り付けられ前記走行部の駆動を変速させる変速レバーと、
この変速レバーと前記制動力調整部とを連係させる連係部材とを、備え、
前記車両本体の前記運転席の足元位置の側面に側方開口部が設けられ、
前記連係部材は、前記側方開口部から長さ調整可能に構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記運転席を支えるフレーム部材を備え、
前記フレーム部材は、前記開口部を横断して取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の作業車両。
【請求項4】
前記車両本体は、センターフレームを有し、
前記制動力調整部および連係部材は、前記センターフレームにて仕切られる空間に振り分けて設置されている、
ことを特徴とする請求項2記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制動部の制動力を調整する制動力調整部を備えた作業車両に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、駐車ブレーキペダル16で操作される駐車ブレーキ40と、主変速レバー14の揺動軸60を中心とする揺動により操作される無段変速装置21とを、伝動ケース20に備え、駐車ブレーキペダル16の操作時に支持軸芯Yを中心にして揺動する作動アーム53の後端部53Rからの引き操作力を駐車ブレーキ40の作動アーム53に伝える制動操作部材54がステップ11の下方に設置された構成の作業車が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5432871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の作業車では、操作時に支持軸芯Yを中心にして揺動する作動アーム53の後端部53Rからの引き操作力を駐車ブレーキ40の作動アーム53に伝える制動操作部材54が、ステップ11の下方に設置された構成となっている。このため、制動操作部材30を調整して駐車ブレーキ40による制動力を調整するためには、作業車の下方や側方から制動操作部材30にアクセスして行う必要があり、駐車ブレーキ40の作動力を調整する作業が容易でない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として発明されたものであって、請求項1の発明は、車両本体と、この車両本体を走行可能にする走行部と、前記車両本体に設けられ床面上に設置された運転席と、前記運転席に臨んで取り付けられ前記走行部の駆動を制動する制動部と、前記床面の下方に取り付けられ前記制動部の制動力を調整する制動力調整部と、を備えた作業車両であって、前記床面の前記制動力調整部にアクセス可能な位置に開閉可能な開口部が設けられている、ことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の作業車両であって、前記運転席に臨んで取り付けられ前記走行部の駆動を変速させる変速レバーと、この変速レバーと前記制動力調整部とを連係させる連係部材とを、備え、前記車両本体の前記運転席の足元位置の側面に側方開口部が設けられ、前記連係部材は、前記側方開口部から長さ調整可能に構成されている、ことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の作業車両であって、前記運転席を支えるフレーム部材を備え、前記フレーム部材は、前記開口部を横断して取り付けられている、ことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項2記載の作業車両であって、前記車両本体は、センターフレームを有し、前記制動力調整部および前記連係部材は、前記センターフレームにて仕切られる空間に振り分けて設置されている、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、車両本体の床面の開口部を開くことにより制動力調整部にアクセスできるから、例えば、車両本体の下方へ潜り込んだりすることなく制動力調整部にアクセスできる。よって、制動力調整部の調整作業を容易にできる。
請求項2の発明によれば、車両本体の運転席の足元位置の側面に設けた側方開口部を開くことにより、連係部材の長さ調整ができる。このため、制動力調整部を調整する際と同じ立ち位置で連係部材を長さ調整できるから、これら制動力調整部および連係部材を調整する際の作業性を大幅に向上できる。
請求項3の発明によれば、フレーム部材が開口部を横断しているため、開口部を開いて制動力調整部を調整する際に、作業者がフレーム部材をアームレストとして用いることができる。よって、制動力調整部の調整作業を容易にでき、作業性を向上できる。
請求項4の発明によれば、車両本体のセンターフレームにて仕切られる空間に制動力調整部および連係部材を振り分けて設置させることにより、これら制動力調整部および連係部材を車両本体にコンパクトに設置できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
コンバインの左側面図である。
コンバインの運転操作部を示す斜視図である。
コンバインの運転操作部の開口部および側方開口部を開いた状態を示す斜視図である。
図3の部分拡大図である。
コンバインの一部を分解した正面図である。
コンバインの駐車ブレーキの構造を示す左側面図である。
コンバインの一部を取り外した斜視図である。
図7に示すコンバインからバッテリカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
コンバインの内部構造を示す斜視図である。
コンバインのフロア台に油圧バルブを取り付けた状態を示す斜視図である。
コンバインのフロア台に油圧バルブを取り付けた状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<全体構成>
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。図1、図7および図8に示すように、作業車両の一例として示すコンバイン1は、機体フレーム(車両本体)2を備えている。機体フレーム2には、この機体フレーム2を走行可能にする左右一対のクローラ式の走行部2aが取り付けられている。機体フレーム2には、この機体フレーム2の右側前部に設置されキャビン3kにて覆われた運転部3と、この運転部3の下方に設置されたエンジン部Eと、運転部3の後方に設置されたグレンタンク4とが配置されている。また、機体フレーム2の左側前部には、刈取部と扱深搬送体と等からなる前処理部5が昇降自在に支持されている。
【0009】
さらに、機体フレーム2の後方には、脱穀部5aが配設され、圃場の植立穀稈を刈取り脱穀して収穫できる構成となっている。運転部3には、図2および図3に示すように、平面視方形状の平板面で形成される床面となるフロア3aの前側に横長な前部運転パネル部3bが立設され、このフロア3a上の後側にオペレータが着座する運転座席(運転席)3cが配置され、これら前部運転パネル部3bおよび運転座席3cの左側に側部運転パネル部3dが前後方向に亘って立設されている。
【0010】
前部運転パネル部3bには、コラムパネル部にマルチステアリングレバー6が前後および左右揺動操作自在に設けられ、このマルチステアリングレバー6の前後揺動操作にて前処理部5が昇降作動し、かつ左右揺動操作にて走行操舵する構成となっている。側部運転パネル部3dには、前後方向の天板パネル面に変速操作具としての主変速レバー7と、この主変速レバー7bの左側に操作間隔を有して副変速レバー8とが並列に配設されている。副変速レバー8の後方には、脱穀部5a等作業部用の作業部操作レバー等が配設され、これら各レバーは前後方向の長孔状として形成される各レバー溝に沿って切換操作する構成になっている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
除草具
8日前
個人
殺虫スプレー
19日前
個人
ベアスタンガン
8日前
井関農機株式会社
収穫機
11日前
井関農機株式会社
収穫機
11日前
個人
ペット用玩具
5日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
個人
獣罠捕獲検知システム
8日前
個人
動物の尿漏れ防止具
22日前
個人
有害獣類の忌避装置
13日前
株式会社誠和
接触構造体
19日前
個人
根掛りしないイカ用疑似餌
8日前
日産化学株式会社
農薬粒状組成物
13日前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
株式会社天装
猫の爪研ぎ具
13日前
株式会社サクマ
植物収容構造
11日前
株式会社エスク
鳥獣忌避装置
8日前
みのる産業株式会社
移植装置
5日前
環境事業計画株式会社
動物用罠
13日前
株式会社東海化成
ポット保持具
4日前
株式会社拓凌
動物捕獲用罠
13日前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
株式会社クボタ
システム
13日前
AGRIST株式会社
収穫装置
1日前
個人
四足歩行動物用被服パターンの設計方法
11日前
有限会社吉田モールド
浮釣り遠投カゴ
12日前
株式会社クボタ
作業機
12日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
11日前
有限会社オーエスピー商会
罠システム
19日前
株式会社タカキタ
収穫機の前処理装置
12日前
有限会社アジル
鳥獣忌避システム
19日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
11日前
株式会社クボタケミックス
弁装置
5日前
株式会社クボタ
コンバイン
11日前
株式会社クボタ
コンバイン
11日前
続きを見る
他の特許を見る