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公開番号
2024109350
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-14
出願番号
2023014092
出願日
2023-02-01
発明の名称
作業車両
出願人
三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01C
15/00 20060101AFI20240806BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】貯留タンクを作業姿勢から格納姿勢に姿勢変化させることにより移植機の幅方向を小型化できる。
【解決手段】機体フレーム5と、機体フレーム5の側方に設けられた延長ステップ17と、延長ステップ17の外側に配置された後側タンク30と、後側タンク30を上下方向および左右方向に移動可能とする昇降リンク機構31と、を備える。昇降リンク機構31は、延長ステップ17の外側かつ上側に後側タンク30を位置させる作業姿勢Aと、作業姿勢Aより機体フレーム5の内側で延長ステップ17の上側に後側タンク30を位置させる格納姿勢Bとに姿勢変更させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行機体と、
この走行機体の側方に設けられた支持部材と、
この支持部材の外側に配置された貯留タンクと、
この貯留タンクを上下方向および左右方向に移動可能とする昇降機構と、を備え、
この昇降機構は、前記支持部材の外側かつ上側に前記貯留タンクを位置させる作業姿勢と、この作業姿勢より前記走行機体の内側で前記支持部材の上側に前記貯留タンクを位置させる格納姿勢とに姿勢変更させる、
ことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記走行機体の前部側方に配置された前側タンクを備え、
前記昇降機構は、前記作業姿勢の際に、前記貯留タンクを前記前側タンクと等しい高さに配置させる、
ことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
複数の前記貯留タンクと、
複数の前記前側タンクと、
これら貯留タンクおよび前記前側タンクに接続された複数の配管と、
前記貯留タンクおよび前記前側タンクに貯留した被貯留物が前記配管を介して供給されるポンプと、を備え、
前記複数の配管は下流側で合流されて前記ポンプに接続されている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の作業車両。
【請求項4】
前記貯留タンクに接続された前記配管には、この配管を開閉するバルブが設けられている、
ことを特徴とする請求項3記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば肥料などを貯留させる貯留タンクを備えた作業車両に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
走行機体の前端部にペースト肥料を収納する肥料タンク21と予備苗のせ台3bとを設け、肥料タンク21と予備苗のせ台3bとを、作業位置に設定した状態と、作業位置よりも走行機体前側の補給位置とに亘って前後位置変更自在に構成してある施肥装置付き乗用型田植機において、走行機体の原動部の両横側に配置した肥料タンク21、苗植付装置10に設けた複数本の側条施肥ノズル22を有する側条施肥装置20と、走行機体の運転座席4の横側に配置した肥料タンク31、苗植付装置10に設けた複数本の深層施肥ノズル32を有する深層施肥装置30を備えた構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、車体の前部に操作ボックス4を有する操縦装置6を、車体後部には田植装置7を備えてある田植機であって、浅層施肥装置13の一対の浅層用タンク14,14が車体1の左右において運転席8の後方外側寄りで固定され、深層施肥装置26の一対の深層用液肥タンク27,27が操作ボックス4を挟む左右両側に配設された構成のものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4017549号公報
特開2001-86810号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の施肥装置付き乗用型田植機では、複数の肥料タンク21,31を備えているものの、走行機体の原動部の両横側に配置した肥料タンク21は側条施肥装置20として用いられ、走行機体の運転座席4の横側に配置した肥料タンク31は深層施肥装置30として用いられるものである。このため、肥料タンク31に収納したペースト肥料を側条施肥装置20用として使用できず、実質的なペースト肥料のタンク容量の増加となっていない。また、特許文献2の田植機においても、一対の浅層用タンク14,14、および一対の深層用液肥タンク27,27を備えた構成であるが、それぞれが浅層施肥装置13または深層施肥装置26用のタンクとされた構成となっているため、実質的なタンク容量の増加となっていない。特に、肥料を貯留するためのタンクを走行機体に複数搭載させた場合には、走行機体の外周より側方にタンクを突出させなければならず、田植機自体の幅寸法が大きくなってしまい、比較的小型なトラック等の車両に乗せて移動することが容易ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として発明されたものであって、請求項1の発明は、走行機体と、この走行機体の側方に設けられた支持部材と、この支持部材の外側に配置された貯留タンクと、この貯留タンクを上下方向および左右方向に移動可能とする昇降機構と、を備え、この昇降機構は、前記支持部材の外側かつ上側に前記貯留タンクを位置させる作業姿勢と、この作業姿勢より前記走行機体の内側で前記支持部材の上側に前記貯留タンクを位置させる格納姿勢とに姿勢変更させる、ことを特徴とする作業車両である。
請求項2の発明は、請求項1記載の作業車両であって、前記走行機体の前部側方に配置された前側タンクを備え、前記昇降機構は、前記作業姿勢の際に、前記貯留タンクを前記前側タンクと等しい高さに配置させる、ことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の作業車両であって、複数の前記貯留タンクと、複数の前記前側タンクと、これら貯留タンクおよび前記前側タンクに接続された複数の配管と、前記貯留タンクおよび前記前側タンクに貯留した被貯留物が前記配管を介して供給されるポンプと、を備え、前記複数の配管は下流側で合流されて前記ポンプに接続されている、ことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3記載の作業車両であって、 前記貯留タンクに接続された前記配管には、この配管を開閉するバルブが設けられている、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、支持部材の外側かつ上側に貯留タンクを位置させる作業姿勢から格納姿勢に姿勢変化させると、作業姿勢より走行機体の内側で支持部材の上側に貯留タンクを位置させることができる。よって、作業姿勢の場合に比べ格納姿勢では作業車両の幅方向の小型化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、前側タンクおよび貯留タンクによって、被貯留物の貯留量を増加できるから、被貯留物の補給作業回数を少なくでき作業性を向上できる。同時に、作業姿勢の際に貯留タンクと前側タンクとが等しい高さに配置されるため、これら前側タンクおよび貯留タンクとの間で生じ得る被貯留物の逆流を防止できる。
請求項3の発明によれば、被貯留物の貯留量が各貯留タンクおよび前側タンク間で一定にできる。よって、走行機体の機体バランスが崩れにくく、作業姿勢での作業性を向上できる。
請求項4の発明によれば、非作業時にバルブを閉じておくことにより、例えば、作業姿勢から格納姿勢へ姿勢変更させる際や、畦などの傾斜地を移動させる際などに生じ得る、予期しない被貯留物の移動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
作業車両の格納状態の正面図である。
作業車両の格納状態の平面図である。
作業車両の格納状態の右側面図である。
作業車両の作業状態の正面図である。
作業車両の作業状態の平面図である。
作業車両の作業状態の右側面図である。
作業車両の一部を省略した作業状態の底面図である。
作業車両の一部を拡大した斜視図で、(a)は作業状態、(b)は格納状態である。
作業車両の一部を拡大した平面図で、(a)は作業状態、(b)は格納状態である。
作業車両の一部を拡大した右側面図で、(a)は作業状態、(b)は格納状態である。
作業車両の一部を拡大した正面図で、(a)は作業状態、(b)は格納状態である。
第2実施形態のタンク制御システムを示すシステム構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<全体構成>
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。図1ないし図11において、1は作業車両としての乗用型の移植機である。移植機1は、左右一対の前輪2と後輪3とを有する走行機体としての機体フレーム5を備えている。機体フレーム5の後部には、昇降リンク6を介して6条植え付け用の植付作業機である植付部7が昇降可能に取り付けられている。機体フレーム5の前部には、ボンネット9に覆われたエンジン(図示せず)が搭載されている。ボンネット9の後方には、ステアリングハンドル12および操作パネル13等を有する運転操作部10が設けられている。そして、運転操作部10の後方には運転座席11が設けられ、運転座席11にオペレータが着座して運転操作できる構成となっている。
【0009】
ボンネット9の左右側方には、サイドステップ15が運転操作部10から前論2の車軸の上方を通して延設されている。サイドステップ15の後方には、運転操作部10の床面(底部)を構成するメインステップ16および支持部材としてのスノコ状の延長ステップ(サイドステップ)17が連続して設けられている。そして、これらサイドステップ15、メインステップ16、および延長ステップ17によって、オペレータ等の作業者がその上方を移動するステップ19が構成される。運転座席11は、ステップ19の後方に設けられた機体カバー20に取り付けられている。機体カバー20の運転座席11の左右側方は、ステップ19より一段高い平坦面状の苗供給用のリアステップ21となっている。
【0010】
左右の各サイドステップ15それぞれの側方には、貯留タンクである前側タンク23と予備苗載置台25とが取り付けられている。前側タンク23および予備苗載置台25は、機体フレーム5に対し取付フレーム26を介して着脱可能に取り付けられている。各前側タンク23には、機体フレーム5の底部に設けられた施肥装置41に供給する被貯留物としてのペースト肥料等が収容(貯留)される。これら前側タンク23は、機体フレーム5の前部側方に配置されたペーストタンクであり、底部側をサイドステップ15と略等しい高さにして取り付けられている。また、各前側タンク23の上面23bの前側には、ペースト肥料を供給するための補給口23aが開口されている。補給口23aには、蝶番等のヒンジ部28aを介して口蓋28が取り付けられ、この口蓋28にて補給口23aが開閉可能とされている。
(【0011】以降は省略されています)
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