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公開番号2024153200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023066960
出願日2023-04-17
発明の名称釣竿保持具
出願人株式会社島村技建コンサルタント
代理人個人
主分類A01K 97/10 20060101AFI20241022BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】小型且つ軽量で、欄干への容易に装着及び脱着が可能で、釣竿の固定角度の調整及び固定が容易であり、安価な釣竿保持具を提供する。
【解決手段】釣竿を保持するための金属線で構成された本体部を含む釣竿保持具であって、本体部は、本体部の前端部に位置する前方受け部、本体部の後端部に位置する第1の後方受け部、及び前方受け部と第1の後方受け部との間の中央部を備え、前方受け部は、第1の開口部を有する第1の凹部を備え、第1の開口部を介して竿先側の持ち手を上下方向に出し入れ可能且つ第1の凹部に対し竿先側の持ち手を下方向に押し付けて配置可能に構成され、第1の後方受け部は、第2の開口部を有する第2の凹部を備え、第2の開口部を介して竿尻側の持ち手を釣竿保持具の幅方向に出し入れ可能且つ第2の凹部に対し竿尻側の持ち手を上方向に押し付けて配置可能に構成された、釣竿保持具。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
釣竿を保持するための金属線で構成された本体部を含む釣竿保持具であって、
前記本体部は、前記本体部の前端部に位置する前方受け部、前記本体部の後端部に位置する第1の後方受け部、及び前記前方受け部と前記第1の後方受け部との間の中央部を備え、
前記前方受け部は、第1の開口部を有する第1の凹部を備え、前記第1の開口部を介して前記釣竿の竿先側の持ち手を上下方向に出し入れ可能且つ前記第1の凹部に対し前記釣竿の竿先側の持ち手を下方向に押し付けて配置可能に構成され、
前記第1の後方受け部は、第2の開口部を有する第2の凹部を備え、前記第2の開口部を介して前記釣竿の竿尻側の持ち手を前記釣竿保持具の幅方向に出し入れ可能且つ前記第2の凹部に対し前記釣竿の竿尻側の持ち手を上方向に押し付けて配置可能に構成された、
釣竿保持具。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
第1の固定部及び第2の固定部をさらに含み、
前記第1の固定部は、前記本体部の中央部を第1の被固定部に固定可能に構成され、
前記第2の固定部は、前記本体部の後端部を、前記第1の被固定部よりも下方に位置する第2の被固定部に固定可能に構成される、
請求項1に記載の釣竿保持具。
【請求項3】
前記第1の固定部は、伸縮可能な部材で構成される、請求項2に記載の釣竿保持具。
【請求項4】
前記第1の固定部は、伸縮可能なゴムを含む、請求項3に記載の釣竿保持具。
【請求項5】
前記第2の固定部は、長さ調節が可能な1つまたは2つ以上の部材で構成される、請求項2に記載の釣竿保持具。
【請求項6】
前記第2の固定部は、長さ調節が可能な紐を含む、請求項5に記載の釣竿保持具。
【請求項7】
前記第2の固定部は、前記長さ調節が可能な1つまたは2つ以上の部材と接続可能な接続部を含む、請求項5に記載の釣竿保持具。
【請求項8】
前記前方受け部が、前記第1の開口部を有する第1の凹部の反対側に第3の開口部を有する第3の凹部をさらに備え、前記第3の開口部を介して前記釣竿の竿先側の持ち手を上下方向に出し入れ可能且つ前記第3の凹部に対し前記釣竿の竿先側の持ち手を下方向に押し付けて配置可能に構成され、
前記本体部が、前記本体部の後端部に位置し、前記本体部を対称面として前記第1の後方受け部と鏡像対称である第2の後方受け部をさらに備え、
前記第2の後方受け部は、第4の開口部を有する第4の凹部を備え、前記第4の開口部を介して前記釣竿の竿尻側の持ち手を前記釣竿保持具の幅方向に出し入れ可能且つ前記第4の凹部に対し前記釣竿の竿尻側の持ち手を上方向に押し付けて配置可能に構成された、
請求項1に記載の釣竿保持具。
【請求項9】
前記金属線はステンレス製である、請求項1に記載の釣竿保持具。
【請求項10】
前記金属線は1~7mmの直径を有する、請求項1に記載の釣竿保持具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣竿保持具に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、釣り人が魚釣を行っているときに、一休みするとき、複数の釣竿を仕掛けるとき、待ち釣をするとき等に釣竿から両手を離したいときがあり、そのために釣竿を固定するための種々の釣竿保持具が使用されている(特許文献1~4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実登3054498号公報
特開2003-088286号公報
特開平11-169046号公報
特開2012-135275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の釣竿保持具は、大型なもの、重量が大きいもの、装着及び脱着に手間がかかるもの、釣竿の固定角度の調整が難しいもの、欄干に釣竿を固定ができないもの、及び高価なものが多い。
【0005】
したがって、小型且つ軽量で、欄干へ容易に装着及び脱着が可能で、釣竿の固定角度の調整が容易であり、安価な釣竿保持具が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨は以下のとおりである。
(1)釣竿を保持するための金属線で構成された本体部を含む釣竿保持具であって、
前記本体部は、前記本体部の前端部に位置する前方受け部、前記本体部の後端部に位置する第1の後方受け部、及び前記前方受け部と前記第1の後方受け部との間の中央部を備え、
前記前方受け部は、第1の開口部を有する第1の凹部を備え、前記第1の開口部を介して前記釣竿の竿先側の持ち手を上下方向に出し入れ可能且つ前記第1の凹部に対し前記釣竿の竿先側の持ち手を下方向に押し付けて配置可能に構成され、
前記第1の後方受け部は、第2の開口部を有する第2の凹部を備え、前記第2の開口部を介して前記釣竿の竿尻側の持ち手を前記釣竿保持具の幅方向に出し入れ可能且つ前記第2の凹部に対し前記釣竿の竿尻側の持ち手を上方向に押し付けて配置可能に構成された、
釣竿保持具。
(2)第1の固定部及び第2の固定部をさらに含み、
前記第1の固定部は、前記本体部の中央部を第1の被固定部に固定可能に構成され、
前記第2の固定部は、前記本体部の後端部を、前記第1の被固定部よりも下方に位置する第2の被固定部に固定可能に構成される、
上記(1)に記載の釣竿保持具。
(3)前記第1の固定部は、伸縮可能な部材で構成される、上記(2)に記載の釣竿保持具。
(4)前記第1の固定部は、伸縮可能なゴムを含む、上記(2)または(3)に記載の釣竿保持具。
(5)前記第2の固定部は、長さ調節が可能な1つまたは2つ以上の部材で構成される、上記(2)~(4)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(6)前記第2の固定部は、長さ調節が可能な紐を含む、上記(2)~(5)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(7)前記第2の固定部は、前記長さ調節が可能な1つまたは2つ以上の部材と接続可能な接続部を含む、上記(2)~(6)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(8)前記前方受け部が、前記第1の開口部を有する第1の凹部の反対側に第3の開口部を有する第3の凹部をさらに備え、前記第3の開口部を介して前記釣竿の竿先側の持ち手を上下方向に出し入れ可能且つ前記第3の凹部に対し前記釣竿の竿先側の持ち手を下方向に押し付けて配置可能に構成され、
前記本体部が、前記本体部の後端部に位置し、前記本体部を対称面として前記第1の後方受け部と鏡像対称である第2の後方受け部をさらに備え、
前記第2の後方受け部は、第4の開口部を有する第4の凹部を備え、前記第4の開口部を介して前記釣竿の竿尻側の持ち手を前記釣竿保持具の幅方向に出し入れ可能且つ前記第4の凹部に対し前記釣竿の竿尻側の持ち手を上方向に押し付けて配置可能に構成された、
上記(1)~(7)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(9)前記金属線はステンレス製である、上記(1)~(8)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(10)前記金属線は1~7mmの直径を有する、上記(1)~(9)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(11)前記金属線は、表面が滑り止め加工されている、上記(1)~(10)のいずれかに記載の釣竿保持具。
(12)前記金属線は樹脂で被覆されている、上記(1)~(11)のいずれかに記載の釣竿保持具。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型且つ軽量で、欄干へ容易に装着及び脱着が可能で、釣竿の固定角度の調整が容易であり、安価な釣竿保持具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本釣竿保持具の一例の外観模式図である。
図2は、本釣竿保持具で釣竿を欄干に保持する態様の一例の外観模式図である。
図3は、本釣竿保持具の他の例の外観模式図である。
図4は、本釣竿保持具の他の例の外観模式図である。
図5は、本釣竿保持具の他の例の外観模式図である。
図6は、本釣竿保持具100の側面模式図である。
図7は、本釣竿保持具100の一例の外観写真である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、釣竿を保持するための金属線で構成された本体部を含む釣竿保持具であって、前記本体部は、前記本体部の前端部に位置する前方受け部、前記本体部の後端部に位置する第1の後方受け部、及び前記前方受け部と前記第1の後方受け部との間の中央部を備え、前記前方受け部は、第1の開口部を有する第1の凹部を備え、前記第1の開口部を介して前記釣竿の竿先側の持ち手を上下方向に出し入れ可能且つ前記第1の凹部に対し前記釣竿の竿先側の持ち手を下方向に押し付けて配置可能に構成され、前記第1の後方受け部は、第2の開口部を有する第2の凹部を備え、前記第2の開口部を介して前記釣竿の竿尻側の持ち手を前記釣竿保持具の幅方向に出し入れ可能且つ前記第2の凹部に対し前記釣竿の竿尻側の持ち手を上方向に押し付けて配置可能に構成された、釣竿保持具を対象とする。
【0010】
図1に、本発明の釣竿保持具(以下、本釣竿保持具ともいう)の一例の外観模式図を示す。図2に、本釣竿保持具で釣竿を欄干に保持する態様の一例の外観模式図を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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