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公開番号2024118011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024157
出願日2023-02-20
発明の名称果樹用反射板
出願人トーホー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A01G 7/00 20060101AFI20240823BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】果樹用反射板において、反射光を適度に拡散反射することができ、且つ設置作業を簡易に行うことができるものとする。
【解決手段】果樹用反射板1は、発泡樹脂製の反射板本体2と、反射板本体2の一面側に設けられた反射部3と、反射板本体2における反射部3とは反対側の面に設けられたリブ構造部4と、反射板本体2を貫通するように設けられた固定ピン挿通孔5と、を備える。また、反射部3は、白色の湾曲面30を有する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
発泡樹脂製の反射板本体と、前記反射板本体の一面側に設けられた反射部と、前記反射板本体における前記反射部とは反対側の面に設けられたリブ構造部と、前記反射板本体を貫通するように設けられた固定ピン挿通孔と、を備え、
前記反射部は、白色の湾曲面を有することを特徴とする果樹用反射板。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記湾曲面の表面には、樹脂シートが真空一体成形により被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の果樹用反射板。
【請求項3】
前記湾曲面は、中央が突出した凸形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の果樹用反射板。
【請求項4】
前記リブ構造部は、前記湾曲面の凸形状に対応した凹状部を有することを特徴とする請求項3に記載の果樹用反射板。
【請求項5】
前記反射板本体の外周形状が円形であることを特徴とする請求項3に記載の果樹用反射板。
【請求項6】
前記反射板本体の外周形状が六角形であることを特徴とする請求項3に記載の果樹用反射板。
【請求項7】
前記反射板本体の外周形状が矩形であることを特徴とする請求項3に記載の果樹用反射板。
【請求項8】
前記湾曲面は、中央が陥没した凹形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の果樹用反射板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、果樹周囲の地面に照射された光を反射する発泡樹脂製の果樹用反射板に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、リンゴや桃、ブドウ等の果樹栽培においては、果樹園の畝や果樹の根元周辺に農業用の反射シートを敷設する栽培方法が実施されている。この栽培方法では、反射シートを用いて、周辺地面に照射された光を反射することで、より多くの光を果樹の葉や果実に照射して、果樹の光合成を助け、例えば、果実の糖度を上げたり、果実の色味を良くすることができる。
【0003】
また、上記のような農業用の反射シートとしては、布状繊維集合体層、アルミニウム箔等の鏡面反射性の箔状金属層、及び合成樹脂フィルム層から構成された積層シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。この反射シートは、アルミニウム等の鏡面反射性の光反射層を有するので、高効率で光を反射することができる共に、光の透過率が低いので、敷設された地面で雑草が生えることを抑制する効果もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3078702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のような鏡面反射性を有する反射シートは、入射光に対して特定方向にのみ光が反射される傾向にあり、反射光が局所的に照射されて、例えば、果実の熱やけ等が発生する虞がある。特に、反射シートは、薄いシート状の部材なので、それを敷設場所の地形の影響を受け易く、例えば、地面に窪みや傾斜があると、その上に敷設された反射シートの外表面は凹み、部分的に凹状の反射面が形成され、反射光を一部分に集光させてしまうことがある。
【0006】
また、上記のような鏡面反射性の反射シートは、大きく薄いシート状の部材なので、例えば、風が吹くと簡単にめくれてしまい、複数人がかりで敷設する必要がある等、敷設作業に手間がかかる。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、反射光を適度に拡散反射することができ、且つ設置作業を簡易に行うことができる果樹用反射板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、発泡樹脂製の反射板本体と、前記反射板本体の一面側に設けられた反射部と、前記反射板本体における前記反射部とは反対側の面に設けられたリブ構造部と、前記反射板本体を貫通するように設けられた固定ピン挿通孔と、を備え、前記反射部は、白色の湾曲面を有することを特徴とする。
【0009】
上記果樹用反射板において、前記湾曲面の表面には、樹脂シートが真空一体成形により被覆されていることが好ましい。
【0010】
上記果樹用反射板において、前記湾曲面は、中央が突出した凸形状であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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