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公開番号2024114662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2024018635
出願日2024-02-09
発明の名称耕作作業刃
出願人セイカン株式会社
代理人個人
主分類A01B 13/10 20060101AFI20240816BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】耕作作業用爪の部分における各構成要素及び走行車にかかる掘削抵抗を効果的に軽減しつつ、耕作作業用爪の各構成要素の耐久性を改善し、各構成要素、特に耕作刃の各構成要素の修理・交換等のメンテナンスコストを削減する。
【解決手段】掘削方向側の端部に配置されたチゼルと、前記チゼルを耕作機本体に設置されているアームに取り付けるためのブラケットからなり、前記チゼルにおいて、その幅方向の中央部に突出部分を設けてなる、耕作刃。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
掘削方向側の端部に配置されたチゼルと、
前記チゼルを耕作機本体に設置されているアームに取り付けるためのブラケットからなり、
前記チゼルにおいて、その幅方向の中央部に突出部分を設けてなる、耕作刃。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記チゼルの突出部分の先端が掘削方向に傾斜を有し、かつ前記チゼルの本体の先端部も掘削方向に傾斜を有する、請求項1に記載の耕作刃。
【請求項3】
前記チゼルの突出部分の先端における傾斜が、前記チゼルの本体の傾斜よりも鈍角である、請求項2に記載の耕作刃。
【請求項4】
前記チゼルの左右端が、前記チゼル本体より垂直上に延伸する側面を有する、
請求項1に記載の耕作刃。
【請求項5】
前記ブラケットが、前記アームの幅方向に勘合する切りかけ部分と、勘合したアームとを結合する結合固定機構と、前記チゼルを掘削方向に結合するための結合固定機構を備える、
請求項1に記載の耕作刃。
【請求項6】
前記チゼルの裏面と前記ブラケット表面とが勘合する機構をさらに備える、請求項4に記載の耕作刃。
【請求項7】
前記アームに掘削板を設けてなる、請求項1に記載の耕作刃。
【請求項8】
前記掘削板が、前記ブラケットの左右に個別に設置されている、請求項7に記載の耕作刃。
【請求項9】
請求項1に記載の耕作刃を備える、耕作機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耕作地等を耕起するとともに、作土や心土を破砕して耕作地の通気性や透排水性を改善する耕起作業装置に用いられる耕作刃に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
耕起作業装置に用いられる耕作作業用の刃は、土中に挿し込んだ状態でトラクタ等の走行車で耕起作業装置を牽引し、圃場を耕起するとともに、作土や心土(不透水層)を破砕して、この圃場の通気性や透排水性を改善するようになっている。
【0003】
下記特許文献1に記載のものは、掘削された心土部分の掘削土を持ち上げて作業進行方向側方に土を掘り起こしたときの掘削抵抗に関していえば、チゼルや掘削板に作用する掘削抵抗の改善を鑑みて、各構成要素及び走行車にかかる掘削抵抗を効果的に軽減できること、これによって、耕起作業爪における各構成要素の耐久性の向上ができること、出力の低い走行車を使用できること、更に、耕起作業爪の各構成要素の耐久性が向上することで、この耕起作業爪の各構成要素の修理・交換等のメンテナンスコストを削減できること、出力の低い走行車を使用することで、燃料費を削減できること、出力の低い走行車を使用しても効率的な掘削作業ができること等を目的として、耕作作業用爪の各構成を分割できるとともに、チゼルの幅方向に切りかけ部分を設けてなる耕作作業用爪が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-019735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この耕作作業用爪並びに従来の耕作用爪は、土への掘削力を担保するために、その先端を掘削方向に傾斜をつけて所謂刃状にしているものが多い。このような形状は、土に食い込む力が一定程度担保できるものであっても、当然にその先端が鋭くなくなっていき、土に刺さらなくなっていく。そのため、先端部の摩耗量(使用により減っていくこと)に関しては、いまだ改善の余地があるものであった。
【0006】
大規模農業においては当然に耕作機も大型になり、耕作機や耕作作業用の爪も大型になり、当然にチゼル部分にもより大きな負担がかかるものとなっている。耕作機の大型化は当然に耕作作業用爪の各部品も大型になり、長く使用できるチゼルに対しての需要がある。
【0007】
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、耕作作業用爪の部分における各構成要素及び走行車にかかる掘削抵抗を効果的に軽減しつつ、耕作作業用爪の各構成要素の耐久性を改善し、各構成要素とくに、耕作刃のコストを削減でき、効率的な耕作ができること、等が本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的を達成するために、本発明による耕作刃は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
【0009】
掘削方向側の端部に配置されたチゼルと、
前記チゼルを耕作機本体に設置されているアームに取り付けるためのブラケットからなり、
前記チゼルにおいて、その幅方向の中央部に突出部分を設けてなる、耕作刃。
【0010】
前記チゼルの突出部分の先端が掘削方向に傾斜を有し、かつ前記チゼルの本体の先端部も掘削方向に傾斜を有する、上記記載の耕作刃。
(【0011】以降は省略されています)

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