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公開番号2024110671
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023015386
出願日2023-02-03
発明の名称歩行型作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01B 33/08 20060101AFI20240808BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】更に安全性を高めた歩行型作業機を提供する。
【解決手段】歩行型作業機は、機体と、動力源と、作業装置と、走行装置と、作業装置及び走行装置への動力源の動力伝達を入切する主クラッチと、主クラッチレバー3と、主クラッチレバー3が第1操作OP1を受け付けたことに応じて主クラッチを入り操作する第1操作機構と、主クラッチレバー3が第1操作OP1と異なる第2操作OP2を受け付けたことに応じて作業装置への動力伝達を停止する第2操作機構Kと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
動力源と、
作業装置と、
走行装置と、
前記作業装置及び前記走行装置への前記動力源の動力伝達を入切する主クラッチと、
主クラッチレバーと、
前記主クラッチレバーが第1操作を受け付けたことに応じて前記主クラッチを入り操作する第1操作機構と、
前記主クラッチレバーが前記第1操作と異なる第2操作を受け付けたことに応じて前記作業装置への動力伝達を停止する第2操作機構と、を備える歩行型作業機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1操作が、前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動操作であり、
前記第2操作が、前記機体の前後方向の並進操作である請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項3】
前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動、及び前記機体の前後方向の並進が可能なように前記主クラッチレバーを支持する支持機構を更に備える請求項2に記載の歩行型作業機。
【請求項4】
前記主クラッチレバーが、揺動軸部材を備え、
前記支持機構が、前記機体の前後方向に延びる長穴が形成された支持部材を備え、
前記揺動軸部材が、前記機体の前後方向に移動可能且つ回転可能な状態で、前記長穴に挿通されている請求項3に記載の歩行型作業機。
【請求項5】
前記揺動軸部材を前記機体の前後方向における前側へ付勢する付勢部材を更に備える請求項4に記載の歩行型作業機。
【請求項6】
前記第1操作が、前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動操作であり、
前記第2操作が、前記機体の上下方向の並進操作であり、
前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動、及び前記機体の上下方向の並進が可能なように前記主クラッチレバーを支持する支持機構を更に備える請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項7】
前記主クラッチレバーが、揺動軸部材を備え、
前記支持機構が、前記機体の上下方向に延びる長穴が形成された支持部材を備え、
前記揺動軸部材が、前記機体の上下方向に移動可能且つ回転可能な状態で、前記長穴に挿通されている請求項6に記載の歩行型作業機。
【請求項8】
前記第1操作が、前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動操作であり、
前記第2操作が、前記機体の左右方向に垂直な面内の並進操作であり、
前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動、及び前記機体の左右方向に垂直な面内の並進が可能なように前記主クラッチレバーを支持する支持機構を更に備える請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項9】
前記主クラッチレバーが、揺動軸部材を備え、
前記支持機構が、前記機体の左右方向に垂直な面内で円弧状に延びる長穴が形成された支持部材を備え、
前記揺動軸部材が、前記長穴に沿った並進移動が可能且つ回転可能な状態で、前記長穴に挿通されている請求項8に記載の歩行型作業機。
【請求項10】
前記第2操作機構は、前記第2操作を受け付けたことに応じて前記動力源を停止させる請求項1から9のいずれか1項に記載の歩行型作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行型作業機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、歩行型作業機が記載されている。この歩行型作業機では、操縦ハンドルに備えたクラッチレバーがいわゆるデッドマン式に構成され、クラッチレバーから手を離せばクラッチ切りとなるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-170654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
デッドマン式のクラッチは、手を離せばクラッチ切りとなるが、手を離さない限りクラッチが切れない。ここで、急発進や急停車など歩行型管理機に不測の動きが生じた場合には、作業装置を停止させることが好ましい。
【0005】
本発明の目的は、不測の動きが生じた場合に作業装置を停止させ易い歩行型作業機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決する手段として、本発明の歩行型作業機は、機体と、動力源と、作業装置と、走行装置と、前記作業装置及び前記走行装置への前記動力源の動力伝達を入切する主クラッチと、主クラッチレバーと、前記主クラッチレバーが第1操作を受け付けたことに応じて前記主クラッチを入り操作する第1操作機構と、前記主クラッチレバーが前記第1操作と異なる第2操作を受け付けたことに応じて前記作業装置への動力伝達を停止する第2操作機構と、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記の特徴によれば、第1操作と異なる第2操作を受け付けた場合に作業装置への動力伝達が停止されるので、不測の動きが生じた場合に作業装置を停止させ易い。
【0008】
本発明において、前記第1操作が、前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動操作であり、前記第2操作が、前記機体の前後方向の並進操作であると好ましい。
【0009】
上記の特徴によれば、揺動操作に加えて前後方向の並進操作によっても作業装置を停止させることができるので、不測の動きが生じた場合に作業装置を停止させ易い。
【0010】
本発明において、前記機体の左右方向に沿って延びる軸芯周りの揺動、及び前記機体の前後方向の並進が可能なように前記主クラッチレバーを支持する支持機構を更に備えると好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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