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公開番号2024094017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210716
出願日2022-12-27
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】リンク部材のメンテナンスを容易に行うことが可能な作業機が要望されている。
【解決手段】作業機は、対地作業を行う昇降可能な作業装置と、作業装置を昇降駆動する油圧シリンダと、油圧シリンダへの作動油を制御する制御弁と、油圧シリンダと制御弁との間の作動油の流通を遮断する遮断弁と、制御弁及び遮断弁を収容する弁ケース31と、を有する制御弁ユニット21と、遮断弁を切り替え操作するための操作部材32と、操作部材32の操作力を遮断弁に伝達するリンク部材43と、を備えている。リンク部材43は、弁ケース31に対して機体左右方向の一側に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対地作業を行う昇降可能な作業装置と、
前記作業装置を昇降駆動する油圧シリンダと、
前記油圧シリンダへの作動油を制御する制御弁と、前記油圧シリンダと前記制御弁との間の作動油の流通を遮断する遮断弁と、前記制御弁及び前記遮断弁を収容する弁ケースと、を有する制御弁ユニットと、
前記遮断弁を切り替え操作するための操作部材と、
前記操作部材の操作力を前記遮断弁に伝達するリンク部材と、を備え、
前記リンク部材は、前記弁ケースに対して機体左右方向の一側に配置されている作業機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
操向操作可能な走行機体と、
前記走行機体を操向操作するためのステアリングホイールと、
変速装置を収容する変速ケースと、
前記変速ケースからの作動油によって駆動され、前記ステアリングホイールによる操向操作を補助するパワーステアリング装置と、
前記制御弁ユニットと前記パワーステアリング装置とに亘って設けられ、前記パワーステアリング装置からの作動油が前記制御弁ユニットに向けて流れる第一管状部材と、
前記制御弁ユニットと前記変速ケースとに亘って設けられ、前記制御弁ユニットからの作動油が前記変速ケースに向けて流れる第二管状部材と、を備え、
前記制御弁ユニットは、前記第二管状部材が接続され、前記弁ケースからの作動油を回収する回収部を有し、
前記回収部は、前記弁ケースに対して機体左右方向の他側に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記変速ケース及び前記パワーステアリング装置は、前記走行機体の前部に配置され、
前記制御弁ユニットは、前記走行機体における前記変速ケース及び前記パワーステアリング装置よりも後側の箇所に配置されている請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記回収部は、前記弁ケースに対して着脱可能に構成されている請求項2又は3に記載の作業機。
【請求項5】
前記制御弁ユニットは、前記走行機体の機体左右方向の中心に対して一方側に配置され、
前記リンク部材は、前記弁ケースに対して機体左右方向で機体外側に配置され、
前記回収部は、前記弁ケースに対して機体左右方向で機体内側に配置されている請求項2又は3に記載の作業機。
【請求項6】
前記制御弁ユニットは、前記制御弁を切り替え駆動するソレノイドを有し、
前記操作部材と前記リンク部材とに亘って設けられ、前記操作部材の操作力を前記リンク部材に伝達する別のリンク部材を備え、
前記別のリンク部材は、機体左右方向で前記ソレノイドにおける左端部に対応する位置と右端部に対応する位置とに亘っている請求項1から3の何れか一項に記載の作業機。
【請求項7】
前記第一管状部材は、前記制御弁ユニットに対して作動油の流れ方向の上流側に配置され、
前記第二管状部材は、前記制御弁ユニットに対して作動油の流れ方向の下流側に配置されている請求項2又は3に記載の作業機。
【請求項8】
運転座席を備え、
前記操作部材は、レバーによって構成され、
前記操作部材は、前記運転座席の下方において、平面視で前記運転座席と重複している請求項1から3の何れか一項に記載の作業機。
【請求項9】
前記操作部材は、その上端ほど機体左右方向で機体外側に位置する傾斜形状に形成されている請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
運転座席と、
制御装置と、
リレーを収容するリレーボックスと、
ヒューズを収容するヒューズボックスと、を備え、
前記制御弁ユニットは、前記運転座席の機体左右方向の中心に対して一方側に配置され、
前記制御装置は、前記運転座席の下方に配置され、
前記リレーボックス及び前記ヒューズボックスは、前記制御弁ユニットの前方に配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業機として、例えば、特許文献1に記載の作業機が知られている。特許文献1に記載の作業機は、対地作業を行う昇降可能な作業装置と、作業装置を昇降駆動する油圧シリンダと、油圧シリンダへの作動油を制御する制御弁と、油圧シリンダと制御弁との間の作動油の流通を遮断する遮断弁と、制御弁及び遮断弁を収容する弁ケースと、を有する制御弁ユニットと、遮断弁を切り替え操作するための操作部材と、操作部材の操作力を遮断弁に伝達するリンク部材と、を備えている。リンク部材は、弁ケースの上方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-223088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の作業機では、弁ケースが他の部材(例えば、ステップ等)によって上方から覆われているため、リンク部材のメンテナンスを容易に行う点で改善の余地がある。
【0005】
上記状況に鑑み、リンク部材のメンテナンスを容易に行うことが可能な作業機が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴は、
対地作業を行う昇降可能な作業装置と、
前記作業装置を昇降駆動する油圧シリンダと、
前記油圧シリンダへの作動油を制御する制御弁と、前記油圧シリンダと前記制御弁との間の作動油の流通を遮断する遮断弁と、前記制御弁及び前記遮断弁を収容する弁ケースと、を有する制御弁ユニットと、
前記遮断弁を切り替え操作するための操作部材と、
前記操作部材の操作力を前記遮断弁に伝達するリンク部材と、を備え、
前記リンク部材は、前記弁ケースに対して機体左右方向の一側に配置されていることにある。
【0007】
ここで、弁ケースに対して機体左右方向の一側には、比較的余裕スペースが存在している。本特徴構成によれば、弁ケースに対して機体左右方向の一側のスペースを利用して、リンク部材を配置することができる。そして、リンク部材に対して機体左右方向の一側からアクセスすることにより、リンク部材のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0008】
さらに、本発明において、
操向操作可能な走行機体と、
前記走行機体を操向操作するためのステアリングホイールと、
変速装置を収容する変速ケースと、
前記変速ケースからの作動油によって駆動され、前記ステアリングホイールによる操向操作を補助するパワーステアリング装置と、
前記制御弁ユニットと前記パワーステアリング装置とに亘って設けられ、前記パワーステアリング装置からの作動油が前記制御弁ユニットに向けて流れる第一管状部材と、
前記制御弁ユニットと前記変速ケースとに亘って設けられ、前記制御弁ユニットからの作動油が前記変速ケースに向けて流れる第二管状部材と、を備え、
前記制御弁ユニットは、前記第二管状部材が接続され、前記弁ケースからの作動油を回収する回収部を有し、
前記回収部は、前記弁ケースに対して機体左右方向の他側に配置されていると好適である。
【0009】
本特徴構成によれば、弁ケースからの作動油(例えば、弁ケースから漏れ出た作動油)を回収部によって回収すると共に、回収後の作動油を、第二管状部材を介して変速ケースに戻すことができる。
【0010】
ここで、弁ケースに対して機体左右方向の他側には、比較的余裕スペースが存在している。本特徴構成によれば、弁ケースに対して機体左右方向の他側のスペースを利用して、回収部を配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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