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公開番号2024046142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151351
出願日2022-09-22
発明の名称圧縮機
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F04D 29/44 20060101AFI20240327BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】PCV通路の出口付近における着氷を抑制することが可能な圧縮機を提供することを課題とする。
【解決手段】回転翼を収納するハウジングと、固定翼を有し、前記ハウジングの内周面に設けられた筒部と、PCV通路と、を具備し、前記ハウジングは、前記ハウジングの壁を貫通する第1開口部を有し、前記筒部は、前記筒部の壁を貫通し、かつ前記第1開口部に重なる第2開口部を有し、前記PCV通路は前記第1開口部および前記第2開口部に挿入され、前記PCV通路の端部は、前記筒部の外面と前記筒部の内面との間に位置する圧縮機。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
回転翼を収納するハウジングと、
固定翼を有し、前記ハウジングの内周面に設けられた筒部と、
PCV通路と、を具備し、
前記ハウジングは、前記ハウジングの壁を貫通する第1開口部を有し、
前記筒部は、前記筒部の壁を貫通し、かつ前記第1開口部に重なる第2開口部を有し、
前記PCV通路は前記第1開口部および前記第2開口部に挿入され、
前記PCV通路の端部は、前記筒部の外面と前記筒部の内面との間に位置する圧縮機。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記第2開口部の幅は前記第1開口部の幅よりも大きい請求項1に記載の圧縮機。
【請求項3】
前記第1開口部および前記第2開口部は、空気の流れる方向において前記回転翼および前記固定翼よりも上流側に位置する請求項1または2に記載の圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
圧縮機によって空気を過給することで、内燃機関の出力を向上させることができる。空気の逆流を抑制するため、圧縮機のコンプレッサハウジングに固定翼を設けることがある(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-059988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ブローバイガスを還流させるために、PCV(Positive crankcase ventilation)通路を吸気通路に接続することがある。PCV通路を流れるガス(PCVガス)は空気とともに圧縮機に流入する。PCVガスに比べて、空気は低温である。PCVガスと空気とが合流することで、PCVガスが冷却され、PCVガス内水分が凝縮水となって析出される。凝縮水が凍結し、PCV通路の出口付近に氷が付着する恐れがある。氷が剥がれ、インペラに接触することでインペラが破損する可能性もある。そこで、PCV通路の出口付近における着氷を抑制することが可能な圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、回転翼を収納するハウジングと、固定翼を有し、前記ハウジングの内周面に設けられた筒部と、PCV通路と、を具備し、前記ハウジングは、前記ハウジングの壁を貫通する第1開口部を有し、前記筒部は、前記筒部の壁を貫通し、かつ前記第1開口部に重なる第2開口部を有し、前記PCV通路は前記第1開口部および前記第2開口部に挿入され、前記PCV通路の端部は、前記筒部の外面と前記筒部の内面との間に位置する圧縮機によって達成することができる。
【0006】
前記第2開口部の幅は前記第1開口部の幅よりも大きくてもよい。
【0007】
前記第1開口部および前記第2開口部は、空気の流れる方向において前記回転翼および前記固定翼よりも上流側に位置してもよい。
【発明の効果】
【0008】
PCV通路の出口付近における着氷を抑制することが可能な圧縮機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は実施形態に係る圧縮機を例示する模式図である。図1(b)はPCV通路の出口付近を拡大した図である。
図2(a)は比較例1に係る圧縮機を例示する図である。図2(b)は比較例2に係る圧縮機を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1(a)は実施形態に係る圧縮機100を例示する模式図である。圧縮機100は、車両に搭載される過給機の一部である。圧縮機100は、コンプレッサハウジング10、インペラ12(回転翼)、筒部14、PCV通路16を有する。圧縮機100には図1中の矢印のようにガスが流れ込む。
(【0011】以降は省略されています)

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