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公開番号2024048670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154715
出願日2022-09-28
発明の名称歯車ポンプ
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F04C 15/00 20060101AFI20240402BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】駆動軸が摩耗することを抑制できるようにする。
【解決手段】歯車ポンプまたは歯車モータは、互いに噛み合う駆動歯車(2)および従動歯車(3)と、前記駆動歯車(2)が設けられる第1駆動軸(4a)と、駆動源の動力を伝達する伝動軸(J)が連結される第2駆動軸(4b)と、前記第1駆動軸(4a)および前記第2駆動軸(4b)に連結され、前記第2駆動軸(4b)に対して前記第1駆動軸(4a)を移動可能に支持する連結機構(4c)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに噛み合う駆動歯車(2)および従動歯車(3)と、
前記駆動歯車(2)が設けられる第1駆動軸(4a)と、
駆動源の動力を伝達する伝動軸(J)が連結される第2駆動軸(4b)と、
前記第1駆動軸(4a)および前記第2駆動軸(4b)に連結され、前記第2駆動軸(4b)に対して前記第1駆動軸(4a)を移動可能に支持する連結機構(4c)と
を備える、歯車ポンプまたは歯車モータ。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記連結機構(4c)は、前記第2駆動軸(4b)の軸(4A2)の延びる方向に対して垂直な方向に沿って、前記第2駆動軸(4b)に対して前記第1駆動軸(4a)を移動可能に支持する、請求項1に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項3】
前記連結機構(4c)は、オルダム継手を含む、請求項1または請求項2に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項4】
前記第1駆動軸(4a)を回転可能に支持する第1駆動軸受(11a)と、
前記第2駆動軸(4b)を回転可能に支持する第2駆動軸受(11b)と
を備える、請求項1または請求項2に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項5】
前記第1駆動軸受(11a)は、滑り軸受を含む、請求項4に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項6】
前記第1駆動軸受(11a)は、第1滑り軸受(11a1)と、第2滑り軸受(11a2)とを含み、
前記第1滑り軸受(11a1)と前記第2滑り軸受(11a2)との間に前記駆動歯車(2)が位置する、請求項4に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項7】
前記第1滑り軸受(11a1)と前記第1駆動軸(4a)とのクリアランス(N)の寸法(N1)と、前記第2滑り軸受(11a2)と前記第1駆動軸(4a)とのクリアランス(N)の寸法(N2)とが同じである、請求項6に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項8】
前記第2駆動軸受(11b)は、転がり軸受を含む、請求項4に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。
【請求項9】
前記連結機構(4c)は、オルダム継手を含み、
前記第1駆動軸受(11a)は、第1滑り軸受(11a1)と、第2滑り軸受(11a2)とを含み、
前記第1滑り軸受(11a1)と前記第2滑り軸受(11a2)との間に前記駆動歯車(2)が位置し、
前記第2駆動軸受(11b)は、転がり軸受を含む、請求項4に記載の歯車ポンプまたは歯車モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、歯車ポンプまたは歯車モータに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、歯車ポンプまたは歯車モータが開示されている。特許文献1に記載の歯車ポンプまたは歯車モータは、互いに噛み合う駆動歯車および従動歯車と、駆動歯車が設けられる駆動軸(駆動歯車軸)と、駆動歯車の両側で駆動歯車を回転可能に支持する2つの軸受(ベアリング)とを備える。駆動軸には、電動機の動力を伝達する伝動軸が連結される。
【0003】
歯車ポンプが運転され吐出圧が発生すると、駆動軸に対して吸込側へ押し付ける荷重が発生する。(特許文献2及び特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-223122号公報
特開昭55-119990号公報
特開平11-236883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この場合、当該荷重により伝動軸の軸に対して駆動軸の軸が傾く可能性がある。駆動軸の軸が傾くと、2つの軸受のうちのいずれかに対して駆動軸が片当たりの状態となることで、駆動軸が摩耗する可能性がある。
【0006】
本開示の目的は、駆動軸の摩耗を抑制できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様は歯車ポンプまたは歯車モータを対象とする。歯車ポンプまたは歯車モータは、互いに噛み合う駆動歯車(2)および従動歯車(3)と、前記駆動歯車(2)が設けられる第1駆動軸(4a)と、駆動源の動力を伝達する伝動軸(J)が連結される第2駆動軸(4b)と、前記第1駆動軸(4a)および前記第2駆動軸(4b)に連結され、前記第2駆動軸(4b)に対して前記第1駆動軸(4a)を移動可能に支持する連結機構(4c)とを備える。
【0008】
第1の態様では、第1駆動軸受(11a)または第1駆動軸(4a)が摩耗することを抑制できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、前記連結機構(4c)は、前記第2駆動軸(4b)の軸(4A2)の延びる方向に対して垂直な方向に沿って、前記第2駆動軸(4b)に対して前記第1駆動軸(4a)を移動可能に支持する。
【0010】
第2の態様では、第1駆動軸(4a)の軸(4A1)が第2駆動軸(4b)の軸(4A2)に対して平行となる姿勢を保持した状態で、第1駆動軸(4a)に対して第2駆動軸(4b)を移動させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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