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公開番号2024035874
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140477
出願日2022-09-05
発明の名称横型押込み装置
出願人株式会社ナカキン
代理人個人,個人
主分類F04B 15/02 20060101AFI20240308BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】様々な固形物を簡単容易に押し込んで移送させることができる横型押込み装置を提供する。
【解決手段】固形物が投入されるホッパーの下部に、該ホッパーに対して垂直となるように配置され、固形物をロータリーポンプに押し込んで移送するスクリュー1を有している。そして、このスクリュー1は、軸部2と、軸部2の外周面2cに設けられている第1羽根部30と、第2羽根部31とを有している。そしてさらに、第1羽根部30と、第2羽根部31は、連結されず、隙間K1を開けて設けられ、第1羽根部30及び第2羽根部31には、突起(30b,31b)が設けられている。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
固形物が投入されるホッパーと、
前記ホッパーの下部に、該ホッパーに対して垂直となるように配置され、前記固形物をポンプに押し込んで移送するスクリューと、を有し、
前記スクリューは、
軸部と、
前記軸部の外周面に設けられている羽根部と、を有し、
前記羽根部は、第1羽根部と、第2羽根部とを含み、
前記第1羽根部と、前記第2羽根部は、連結されず、隙間を開けて設けられており、
前記第1羽根部及び/又は前記第2羽根部には、突起が設けられてなる横型押込み装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記羽根部は、第3羽根部をさらに含み、
前記第1羽根部は、前記軸部の前記ポンプ側の一端部に設けられ、
前記第3羽根部は、前記軸部の前記ポンプ側とは反対側の他端部に設けられ、
前記第2羽根部は、前記第1羽根部と、前記第3羽根部との間に設けられると共に、前記第2羽根部と、前記第3羽根部とは、連結されず、隙間を開けて設けられてなり、
前記第1羽根部は、前記第3羽根部よりも前記軸部に対する軸方向の長さが長くなるように形成されている請求項1に記載の横型押込み装置。
【請求項3】
前記突起は、前記第1羽根部及び/又は前記第2羽根部の端部に外方向に突出するように設けられてなる請求項1又は2に記載の横型押込み装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、横型押込み装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の押込み装置として、縦型押込み装置(例えば、特許文献1参照)と、図4に示す横型押込み装置が知られている。図4に示す横型押込み装置100は、超高粘度であるチーズやバター等の固形物W(図5参照)が投入されるホッパー101を備えており、このホッパー101の下部には、横方向(図示左右方向)に延びるスクリュー102が設けられている。このスクリュー102の基端部(図示左側)は、図4に示す、ギヤボックス103に取り付けられており、このギヤボックス103には、減速機付きモータ104が取り付けられている。そして、スクリュー102の先端部(図示右側)は、ロータリーポンプ105側に配置されている。これにより、減速機付きモータ104が駆動すると、ギヤボックス103を介してスクリュー102が回転し、この回転しているスクリュー102によって、ホッパー101に投入された固形物Wがロータリーポンプ105に押し込まれて移送されることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-189657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような横型押込み装置100のスクリュー102は、図4に示すように、軸部102aと、この軸部102aの外周面に螺旋状に取り付けられている羽根部102bと、で構成されている。そして、このようなスクリュー102は、図4では、一つしか図示していないが、一対、線対称となるように配置されている。
【0005】
かくして、このような一対のスクリュー102によって、ホッパー101に投入された固形物Wは、ロータリーポンプ105に押し込まれて移送されることとなる。
【0006】
しかしながら、図5(a)に示すように、ブロック状の固形物Wがホッパー101に投入された際、図5(a)に示すように、一対のスクリュー102上に乗ってしまう可能性が高い。これにより、固形物Wが、一対のスクリュー102上で回転するだけで、一対のスクリュー102によって、固形物Wをロータリーポンプ105に押し込んで移送させることができなくなるという問題があった。
【0007】
そのため、このような事態を軽減させるべく、図5(b)に示すように、一対のスクリュー102間に、固形物Wが巻き込まれるように、ホッパー101に投入する固形物Wの角度を調整するか、或いは、上部から補助装置(図示せず)を使用して荷重を加える方法が知られている。
【0008】
しかしながら、このような方法は、作業が非常に煩雑となるばかりか、補助装置(図示せず)が使用できる固形物Wも限られており、ロータリーポンプ105に押し込んで移送させることができなくなるという問題を十分に解決できるものではなかった。
【0009】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、様々な固形物を簡単容易に押し込んで移送させることができる横型押込み装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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