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公開番号2024046777
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152053
出願日2022-09-26
発明の名称扇風機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F04D 25/08 20060101AFI20240329BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】安定性を向上させることができる扇風機を提供することを目的とする。
【解決手段】送風部3と、送風部3から下方に延びる支柱部2と、支柱部2を支持する基台部1と、を有している。基台部1は、中央部に下方へ凹み支柱部2の下部が嵌る窪み部9と、基台部1の周縁部から下方に突出した複数の外周足部10と、窪み部9の周縁部から下方に突出した複数の内周足部11と、を有している。基台部1を置く接地面と外周足部10とは接触し、接地面と内周足部11との間には隙間18を有し、支柱部2が傾くと内周足部11と接地面とが接触することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
送風部と、
前記送風部から下方に延びる支柱部と、
前記支柱部を支持する基台部と、を有し、
前記基台部は、
中央部に下方へ凹み前記支柱部の下部が嵌る窪み部と、
前記基台部の周縁部から下方に突出した複数の外周足部と、
前記窪み部の周縁部から下方に突出した複数の内周足部と、を有し、
前記基台部を置く接地面と前記外周足部とは接触し、
前記接地面と前記内周足部との間には隙間を有し、
前記支柱部が傾くと前記内周足部と前記接地面とが接触する扇風機。
続きを表示（約 540 文字）【請求項２】
前記支柱部は、
上下方向に延びる支柱部分と、
前記支柱部分の下部から横および下方向に延び、スイッチ基板を内蔵した略箱形状のスイッチ部分と、
前記支柱部分の底面から下方に突出したねじ部分と、
前記ねじ部分に螺合するナット部分と、を有し、
前記基台部の前記窪み部は、
前記支柱部分の底面が接触する支柱窪み部分と、
前記支柱窪み部分に設けられ、前記ねじ部分が貫通する孔と、
前記スイッチ部分が嵌るスイッチ窪み部分と、を有し、
前記支柱部は、前記ねじ部分を前記孔に挿入した状態で前記ナット部分を前記ねじ部分に螺合して前記基台部に固定し、
複数の前記内周足部は、前記スイッチ窪み部分の周縁部に設けられた請求項１に記載の扇風機。
【請求項３】
前記基台部の前記スイッチ窪み部分における前記支柱窪み部分側の側面は、下方に向かうにつれて前記スイッチ窪み部分における内方側へ凹んでいる請求項２に記載の扇風機。
【請求項４】
前記支柱部の前記スイッチ部分における前記支柱部分側の側面は、下方に向かうにつれて前記スイッチ部分における内方側へ凹んでいる請求項３に記載の扇風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、防振ゴム足を備えた扇風機に関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、この種の扇風機は、底部に振動を抑えるための防振ゴム足が取り付けられている。（例えば、特許文献１参照）。以下に従来の扇風機の防振ゴム足について説明する。基台部（図示せず）の裏面には複数の筒状突起が設けられており、この筒状突起には防振ゴム足が固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平１－１７７４９７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような従来の扇風機においては、送風部と、送風部から下方に延びる支柱部と、支柱部を支持する基台部と、を有している。基台部は、基台部の周縁部から下方に突出した複数の防振ゴム足を有している。基台部を置く接地面と防振ゴム足とは接触している。使用者が移動中に誤って送風部のガードに接触した場合に、支柱部を支える基台部の剛性が弱く変形し易いと、扇風機の送風部と支柱部の揺れが大きくなり、扇風機が転倒するという課題を有していた。
【０００５】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、扇風機の安定性を向上することができる扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
そして、この目的を達成するために、本発明は、送風部と、前記送風部から下方に延びる支柱部と、前記支柱部を支持する基台部と、を有し、前記基台部は、中央部に下方へ凹み前記支柱部の下部が嵌る窪み部と、前記基台部の周縁部から下方に突出した複数の外周足部と、前記窪み部の周縁部から下方に突出した複数の内周足部と、を有し、前記基台部を置く接地面と前記外周足部とは接触し、前記接地面と前記内周足部との間には隙間を有し、前記支柱部が傾くと前記内周足部と前記接地面とが接触する。
【発明の効果】
【０００７】
以上のように、本発明により、扇風機の安定性が向上し、扇風機の転倒を抑制するという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施の形態１の扇風機の斜視図
同扇風機の展開図
同扇風機の基台部、支柱部、ナット部の接地面側からの展開図
同扇風機の基台部の断面図
同扇風機の基台部の斜視図
同扇風機のナット部を分解した状態の接地面側から斜視図
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【００１０】
（実施の形態１）
図１は、本発明の実施の形態１の扇風機の斜視図であり、扇風機を右上方から見た図である。図２は、本発明の実施の形態１の扇風機の展開図であり、扇風機を右上方から見た図である。図３は、本発明の実施の形態１の扇風機の基台部、支柱部、ナット部の接地面側からの展開図であり、基台部を下側から見た図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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