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公開番号2024025655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2023082524
出願日2023-05-18
発明の名称グリース吐出装置
出願人株式会社マキタ
代理人個人,個人
主分類F04B 15/02 20060101AFI20240216BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】モータの出力を大きくして高圧域での高速吐出を可能とする。
【解決手段】グリースガン1は、モータ20と、モータ20の駆動によって動作するポンプ60と、モータ20を収容するモータハウジング部4と、ポンプ60を有して上下方向に延びるクランクハウジング45と、ポンプ60にグリースを供給するタンク54と、クランクハウジング45の前部に設けられる前筒部67と、を含む。そして、タンク54は、前端がポンプ60に接続されて前後方向に延びていると共に、モータ20は、ブラシレスモータである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの駆動によって動作するポンプと、
前記モータを収容するモータハウジングと、
前記ポンプを有して上下方向に延びるポンプハウジングと、
前記ポンプにグリースを供給するタンクと、
前記ポンプハウジングの前部に設けられるグリースの吐出口と、を含み、
前記タンクは、前端が前記ポンプに接続されて前後方向に延びていると共に、前記モータは、ブラシレスモータであることを特徴とするグリース吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記モータハウジングは、前記タンクの上方に配置されて前後方向に延びている一方、
前記モータは、ステータと、前記ステータの内側に配置されて回転軸を有するロータと、前記ロータの回転位置を検出するセンサ回路基板とを有して、前記回転軸が前後方向に伸びる向きで前記モータハウジング内に収容されていることを特徴とする請求項1に記載のグリース吐出装置。
【請求項3】
前記モータハウジングの上方に、前後方向に延びて前後両端が前記モータハウジングとループ状に繋がるグリップ部が形成されて、前記グリップ部に、前記モータを駆動させるトリガスイッチと、前記トリガスイッチを押し込み操作する操作部材とが設けられていることを特徴とする請求項2に記載のグリース吐出装置。
【請求項4】
前記モータハウジングと前記グリップ部との後端同士が結合される結合部に、バッテリパックが装着されるバッテリ保持部が形成されて、前記バッテリ保持部内に、前記センサ回路基板の検出信号に基づいて前記モータを制御するコントローラが収容されていることを特徴とする請求項3に記載のグリース吐出装置。
【請求項5】
前記コントローラは、前記操作部材による前記トリガスイッチの押し込み量に基づいて前記回転軸の回転数を制御し、前記ポンプによるグリースの吐出速度を変更可能であることを特徴とする請求項4に記載のグリース吐出装置。
【請求項6】
前記回転軸の回転数を前記コントローラに指示可能な操作部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のグリース吐出装置。
【請求項7】
前記ポンプの駆動に伴うグリースの吐出量を表示する吐出量表示部が設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載のグリース吐出装置。
【請求項8】
前記ポンプの駆動に伴うグリースの吐出量の総量を設定する吐出量設定部が設けられていることを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載のグリース吐出装置。
【請求項9】
前記回転軸には、ファンが取り付けられており、前記バッテリ保持部と前記モータハウジングとの何れか一方に、前記ファンの回転に伴って外気を吸引する吸気口が、他方に、吸引された空気を排出する排気口がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項4乃至8の何れかに記載のグリース吐出装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記吐出量設定部によって設定された前記吐出量の総量に達した場合に、前記モータを停止させることを特徴とする請求項8に記載のグリース吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、グリースガン等のグリース吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
グリース吐出装置として、例えば特許文献1には、グリースを貯留するタンクと、タンクに接続されるハウジングと、ハウジングに収容されるモータと、モータによって駆動するポンプとを有するグリースガンが開示されている。このグリースガンでは、モータの駆動によってポンプのプランジャが往復動すると、タンク内のグリースが圧送されて吐出口から吐出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-102989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のグリースガンでは、動力源としてブラシ付きモータを利用している。ブラシ付きモータは、安価である反面、モータの出力制御に限界があり、出力を大きくして高圧域で高速吐出を行うのが難しかった。
【0005】
そこで、本開示は、モータの出力を大きくして高圧域での高速吐出が可能となるグリース吐出装置を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の第1の構成は、グリース吐出装置であって、モータと、
モータの駆動によって動作するポンプと、
モータを収容するモータハウジングと、
ポンプを有して上下方向に延びるポンプハウジングと、
ポンプにグリースを供給するタンクと、
ポンプハウジングの前部に設けられるグリースの吐出口と、を含むものであってもよい。
そして、タンクは、前端がポンプに接続されて前後方向に延びていると共に、モータは、ブラシレスモータであってもよい。
上記目的を達成するために、本開示の第2の構成は、グリース吐出装置であって、モータと、
モータの駆動によって動作するポンプと、
モータを収容するモータハウジングと、
ポンプを有して上下方向に延びるポンプハウジングと、
ポンプにグリースを供給するタンクと、
ポンプハウジングに設けられるグリースの吐出口と、
グリースの吐出量を設定するための設定部、及び/又は、グリースの吐出量を表示する表示部と、を含むものであってもよい。
そして、タンクは、前端がポンプに接続されていると共に、モータは、ブラシレスモータであってもよい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、モータの出力が大きくなり、高圧域での高速吐出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のグリースガンの斜視図である。
実施例1のグリースガンの側面図である。
実施例1のグリースガンの中央縦断面図である。
実施例2のグリースガンの斜視図である。
実施例2のグリースガンの一部拡大平面図である。
実施例2のグリースガンの中央縦断面図である。
図6におけるパネル保持部の拡大図である。
操作パネルにおける表示例を示すもので、図8Aはモード切替の表示例を、図8Bは速度切替の表示例を、図8Cは吐出量の表示例をそれぞれ示している。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
レイアウトの変更例を示すグリースガンの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態において、モータハウジングは、タンクの上方に配置されて前後方向に延びている一方、
モータは、ステータと、ステータの内側に配置されて回転軸を有するロータと、ロータの回転位置を検出するセンサ回路基板とを有して、回転軸が前後方向に伸びる向きでモータハウジング内に収容されているものであってもよい。
この構成によれば、何れも前後方向に延びるタンクとモータハウジングとが上下に配置され、グリース吐出装置の左右幅がコンパクトになる。
本開示の一実施形態において、モータハウジングの上方に、前後方向に延びて前後両端がモータハウジングとループ状に繋がるグリップ部が形成されて、グリップ部に、モータを駆動させるトリガスイッチと、トリガスイッチを押し込み操作する操作部材とが設けられていてもよい。
この構成によれば、グリップ部もモータハウジングの上方で前後方向に延びて左右方向に一層コンパクト化すると共に、上方に位置するグリップ部によってグリース吐出装置の操作も容易に行える。
【0010】
本開示の一実施形態において、モータハウジングとグリップ部との後端同士が結合される結合部に、バッテリパックが装着されるバッテリ保持部が形成されて、バッテリ保持部内に、センサ回路基板の検出信号に基づいてモータを制御するコントローラが収容されていてもよい。
この構成によれば、前後のバランスが良くなってグリース吐出装置の取り回しが容易となる。
本開示の一実施形態において、コントローラは、操作部材によるトリガスイッチの押し込み量に基づいて回転軸の回転数を制御し、ポンプによるグリースの吐出速度を変更可能であってもよい。
この構成によれば、切替弁を設けなくても吐出速度の切替が可能となる。
本開示の一実施形態において、回転軸の回転数をコントローラに切替指示可能な操作部が設けられていてもよい。
この構成によれば、操作部を操作してグリースの吐出速度の変更が容易に行える。
(【0011】以降は省略されています)

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