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公開番号2024055283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162080
出願日2022-10-07
発明の名称電動作業機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類B25F 5/00 20060101AFI20240411BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】電動作業機のスイッチ操作部材のロック部材の操作状態をより容易に認識可能とする。
【解決手段】電動作業機は、モータと、スイッチと、スイッチ操作部材と、ロック部材と、ハウジングと、第1接触部と、第2接触部とを備える。ハウジングは、ロック部材の操作部を外部から押圧操作可能に露出させる開口を有する。第1接触部及び第2接触部は、開口に隣接して設けられている。操作部は、ロック部材がロックオフ位置にあるとき、第1接触部と第2接触部とに接する仮想的な平面よりも外側へ突出しており、ロック部材がロックオン位置にあるとき、平面よりも内側にある。ロック解除位置は、ロックオフ位置とロックオン位置の間に設定されている。第1接触部及び第2接触部は、使用者の指に接触することで、ロック部材がロック解除位置からロックオン位置に移動される押圧操作を規制するように構成されている。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの起動用のスイッチと、
使用者の手動操作に応じて、前記スイッチをオフ状態とするオフ位置と、前記スイッチをオン状態とするオン位置との間で移動可能なスイッチ操作部材と、
操作部を有するロック部材であって、前記操作部に対する前記使用者の押圧操作に応じて、前記スイッチ操作部材の前記オフ位置と前記オン位置との間の移動を許容するロック解除位置を経由して、前記スイッチ操作部材の前記オフ位置から前記オン位置への移動を規制可能なロックオフ位置から、前記スイッチ操作部材の前記オン位置から前記オフ位置への移動を規制可能なロックオン位置へ移動可能に支持されたロック部材と、
前記ロック部材の前記操作部を外部から押圧操作可能に露出させる開口を有するハウジングと、
前記使用者が指で触れられるように、前記開口に隣接して設けられた第1接触部と第2接触部とを備え、
前記ロック部材が前記ロックオフ位置にあるとき、前記操作部は、前記第1接触部と前記第2接触部とに接する仮想的な平面よりも外側へ突出しており、
前記ロック部材が前記ロックオン位置にあるとき、前記操作部は、前記平面よりも内側にあり、
前記ロック解除位置は、前記ロックオフ位置と前記ロックオン位置の間に設定されており、
前記第1接触部及び前記第2接触部は、前記使用者の前記指に接触することで、前記ロック部材が前記ロック解除位置から前記ロックオン位置に移動される押圧操作を規制するように構成されていることを特徴とする電動作業機。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電動作業機であって、
前記ロック部材は、前記操作部の少なくとも一部が前記平面よりも内側に配置されるのに応じて、前記ロック解除位置に配置されるように構成されていることを特徴とする電動作業機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電動作業機であって、
前記第1接触部及び前記第2接触部のうち少なくとも1つは、前記ハウジングの外表面から突出する突出部であることを特徴とする電動作業機。
【請求項4】
請求項3に記載の電動作業機であって、
前記第1接触部は、前記突出部であり、
前記第2接触部は、前記ハウジングの前記外表面の一部であることを特徴とする電動作業機。
【請求項5】
請求項4に記載の電動作業機であって、
前記第1接触部は、前記ハウジングと一体的に形成されていることを特徴とする電動作業機。
【請求項6】
請求項5に記載の電動作業機であって、
前記ロック部材は、前記ハウジングによって支持されていることを特徴とする電動作業機。
【請求項7】
請求項1~6の何れか1つに記載の電動作業機であって、
前記開口に隣接して設けられ、前記使用者が前記指の一部を配置可能な凹部を更に備えたことを特徴とする電動作業機。
【請求項8】
請求項7に記載の電動作業機であって、
前記凹部は、前記ハウジングの外表面から凹んでおり、曲面によって規定されていることを特徴とする電動作業機。
【請求項9】
請求項8に記載の電動作業機であって、
前記第1接触部の少なくとも一部と前記凹部とは、前記ロック部材の移動方向に直交する方向において、前記開口を挟んで対向していることを特徴とする電動作業機。
【請求項10】
請求項1~9の何れか1つに記載の電動作業機であって、
前記ハウジングは、前記使用者によって把持されるように構成されたグリップ部を含み、
前記スイッチ操作部材および前記ロック部材は、前記使用者が前記グリップ部を把持した状態で、人差し指および親指で夫々操作可能な位置に配置されていることを特徴とする電動作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動作業機に関する。より詳細には、オフ位置からオン位置へのスイッチ操作部材の移動、及び、オン位置からオフ位置へのスイッチ操作部材の移動を規制可能なロック部材を備えた電動作業機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
電動作業機は、モータの起動用のスイッチと、スイッチのオン・オフ切替のために、オフ位置とオン位置との間で移動可能なスイッチ操作部材(例えば、スイッチレバー、トリガ)とを備える。また、利便性の向上のために、オフ位置からオン位置へのスイッチ操作部材の移動、及び、オン位置からオフ位置へのスイッチ操作部材の移動を規制可能なロック機構を備えた電動作業機が知られている。例えば、特許文献1は、オフ位置からオン位置へのスイッチレバーの移動、及び、オン位置からオフ位置へのスイッチレバーの移動を規制可能なロックボタンを備えた芝生バリカンを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-347968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の芝生バリカンの使用者は、ロックボタンの操作時に、ロックボタンがどの位置にあるのかを容易に認識することができない。よって、使用者は、ロックボタンにスイッチレバーをオン位置で保持させるためにロックレバーを慎重に操作しなければならなかった。
【0005】
上述の状況に鑑み、本開示は、電動作業機のスイッチ操作部材のロック部材の操作状態をより容易に認識可能とすることを、非限定的な1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の非限定的な1つの態様によれば、モータと、スイッチと、スイッチ操作部材と、ロック部材と、ハウジングと、第1接触部と、第2接触部とを備えた電動作業機が提供される。
【0007】
スイッチは、モータの起動用のスイッチである。スイッチ操作部材は、使用者の手動操作に応じて、スイッチをオフ状態とするオフ位置と、スイッチをオン状態とするオン位置との間で移動可能である。ロック部材は、操作部を有する。ロック部材は、操作部に対する使用者の押圧操作に応じて、ロック解除位置を経由して、ロックオフ位置からロックオン位置へ移動可能に支持されている。ロック部材は、ロック解除位置において、スイッチ操作部材のオフ位置とオン位置との間の移動を許容する。ロック部材は、ロックオフ位置において、スイッチ操作部材のオフ位置からオン位置への移動を規制することができる。ロック部材は、ロックオン位置において、スイッチ操作部材のオン位置からオフ位置への移動を規制することができる。
【0008】
ハウジングは、ロック部材の操作部を外部から押圧操作可能に露出させる開口を有する。第1接触部と第2接触部とは、使用者が指で触れられるように、開口に隣接して設けられている。ロック部材がロックオフ位置にあるとき、操作部は、第1接触部と第2接触部とに接する仮想的な平面よりも外側へ突出している。ロック部材がロックオン位置にあるとき、操作部は、平面よりも内側にある。ロック解除位置は、ロックオフ位置とロックオン位置の間に設定されている。第1接触部及び2接触部は、使用者の指に接触することで、ロック部材がロック解除位置からロックオン位置に移動される押圧操作を規制するように構成されている。
【0009】
本態様の電動作業機によれば、使用者は、開口に隣接配置された第1接触部及び第2接触部の少なくとも一方と、ロック部材の操作部に触れることで、ロック部材がロックオフ位置にあることを容易に認識することができる。また、使用者は、第1接触部及び第2接触部に指が当接した場合、ロック部材をロック解除位置からロックオン位置に移動させるには、指を移動させてロック部材を押圧操作する必要があることを容易に認識することができる。よって、使用者が無意識にロック部材をロックオン位置まで移動させてしまう可能性を低減することができる。このように、本態様の電動作業機は、使用者が触覚を通じてロック部材の操作状態を容易に認識することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係るベルトサンダの斜視図である。
ベルトサンダの右側面図である。
ベルトサンダの左側面図である。
ベルトサンダの断面図である。
本体ハウジング及びハンドルハウジングの右半分が取り外された状態のベルトサンダの部分的な右側面である。
スイッチレバーと第1ロックボタンの斜視図である。
スイッチレバーと第1ロックボタンの別の斜視図である。
図2のVIII-VIII線における断面図である。
第1ロックボタンがロックオフ位置にあるときのスイッチレバーとの位置関係の説明図である。
第1ロックボタンがロック解除位置にあるときのスイッチレバーとの位置関係の説明図である。
第1ロックボタンがロックオン位置にあるときのスイッチレバーとの位置関係の説明図である。
第1ロックボタンがロックオフ位置、ロック解除位置、ロックオン位置にあるときの第1接触部、第2接触部、凹部との位置関係の説明図である。
第2実施形態に係る第1接触部、第2接触部、凹部の説明図である。
第3実施形態に係る第1接触部、第2接触部、凹部の説明図である。
第4実施形態に係る第1接触部、第2接触部、凹部の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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