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公開番号2023176760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022089219
出願日2022-05-31
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B25F 5/02 20060101AFI20231206BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】作業性を向上する。
【解決手段】グラインダ10では、ハウジング20のリヤハウジング部24の外周部に、吸気口24Aを覆うカバーフィルタ84が着脱可能に取付けられている。また、リヤハウジング部24の外周部は、弾性材によって構成されたラバー部25によって被覆されており、ラバー部25には、係合リブ82Eが設けられている。そして、カバーフィルタ84の枠部86が係合リブ82Eと係合することで、カバーフィルタ84の取付状態が維持される。これにより、カバーフィルタ84の取付状態を、ハウジング20によって維持することができる。また、カバーフィルタ84の取外時には係合リブ82Eを弾性変形させることで、カバーフィルタ84をハウジング20から容易に取外すことができる。以上により、カバーフィルタ84の着脱時の作業性を向上することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
先端工具に駆動力を付与する駆動部と、
前記駆動部を収容するハウジングと、
前記ハウジングの外周部に取付けられ、前記ハウジングの一部を覆うカバーと、
前記ハウジングに一体に形成され、弾性を有する弾性材によって構成されると共に、前記ハウジングの外周部を被覆する被覆部と、
前記被覆部に設けられ、前記カバーと係合して前記カバーの取付状態を維持する係合部と、
を備えた作業機。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記カバーは、プレート状に形成されると共に、前記カバーの板厚方向に対して直交する直交方向の一方側から前記ハウジングに取付けられ、
前記係合部が、前記カバーと直交方向に係合して前記カバーの直交方向の一方側への移動を制限する請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記カバーには、前記係合部と前記直交方向に係合可能に構成された被係合部が形成されている請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記ハウジングの外周部には、前記カバーを取り付けるための凹状のカバー取付部が形成されており、
前記係合部が前記カバー取付部の底面から前記カバーの板厚方向外側へ突出しており、
前記カバーが、前記係合部を前記板厚方向外側から覆っている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記ハウジングは、
前記カバーが取付けられる第1ハウジング部と、
前記第1ハウジング部の前記直交方向の一方側に配置され、ハンドル部として構成された第2ハウジング部と、
を含んで構成され、
前記第2ハウジング部の幅寸法が前記第1ハウジング部の幅寸法よりも小さく設定され、前記被覆部が前記第1ハウジング部及び第2ハウジング部を被覆している請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記第1ハウジング部には、前記駆動部に電力を供給する電池を装着する電池装着部が設けられており、
前記電池装着部が、前記カバーの前記直交方向の他方側に配置されている請求項5に記載の作業機。
【請求項7】
前記ハウジングには、内部に空気を流入させる吸気口が形成されており、
前記カバーは、前記吸気口を覆うフィルタである請求項1~請求項6の何れか1項に記載の作業機。
【請求項8】
前記カバーは、前記ハウジングを加飾する意匠部材である請求項1~請求項6の何れか1項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のディスクグラインダ(作業機)では、ハウジングに吸気口が形成されており、ハウジングに着脱可能に取付けられたフィルタ(カバー)によって、吸気口が覆われている。具体的には、フィルタのハウジングへの装着時には、バッテリをハウジングから取外した状態にし、フィルタを前方側へスライドしてハウジングのレール部に装着させる。フィルタのハウジングへの装着後に、バッテリをハウジングに装着することで、フィルタの後側へのスライドがバッテリによって制限される。これにより、フィルタの装着状態が維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-007680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記ディスクグラインダでは、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、上記ディスクグラインダでは、上述のように、フィルタのハウジングへの着脱時には、バッテリをハウジングから取外した状態にする必要がある。このため、フィルタの着脱作業毎に、バッテリをハウジングから取外す必要があり、フィルタの着脱作業が煩雑になる。このため、上記ディスクグラインダでは、フィルタ(カバー)の着脱時の作業性を向上するという点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、カバーの着脱時の作業性を向上することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、先端工具に駆動力を付与する駆動部と、前記駆動部を収容するハウジングと、前記ハウジングの外周部に取付けられ、前記ハウジングの一部を覆うカバーと、前記ハウジングに一体に形成され、弾性を有する弾性材によって構成されると共に、前記ハウジングの外周部を被覆する被覆部と、前記被覆部に設けられ、前記カバーと係合して前記カバーの取付状態を維持する係合部と、を備えた作業機である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記カバーは、プレート状に形成されると共に、前記カバーの板厚方向に対して直交する直交方向の一方側から前記ハウジングに取付けられ、前記係合部が、前記カバーと直交方向に係合して前記カバーの直交方向の一方側への移動を制限する作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記カバーには、前記係合部と前記直交方向に係合可能に構成された被係合部が形成されている作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ハウジングの外周部には、前記カバーを取り付けるための凹状のカバー取付部が形成されており、前記係合部が前記カバー取付部の底面から前記カバーの板厚方向外側へ突出しており、前記カバーが、前記係合部を前記板厚方向外側から覆っている作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ハウジングは、前記カバーが取付けられる第1ハウジング部と、前記第1ハウジング部の前記直交方向の一方側に配置され、ハンドル部として構成された第2ハウジング部と、を含んで構成され、前記第2ハウジング部の幅寸法が前記第1ハウジング部の幅寸法よりも小さく設定され、前記被覆部が前記第1ハウジング部及び第2ハウジング部を被覆している作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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