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公開番号2023176759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022089218
出願日2022-05-31
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B25F 5/00 20060101AFI20231206BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】コントローラにおける配置スペースのコンパクト化を図る。
【解決手段】グラインダ10では、コントローラ50が、コントローラ基板51と、コントローラ基板51を収容するコントローラケース52と、を含んで構成されている。コントローラケース52は、直交方向一方側へ開放された箱状に形成され、コントローラ50の底壁52Aには、連通孔52Nが貫通形成されている。連通孔52Nには、コントローラ基板51から延出された配線60及びコントローラ基板51に実装された第1コネクタ56及び第2コネクタ57が配置される。このため、ターミナルユニット45や操作スイッチ82とコントローラ基板51とを接続するための配線58~60を、コントローラケース52の底面側から引出して、これら電気部品に接続することができる。これにより、配線58~60を含む、コントローラ50の配置スペースのコンパクト化を図ることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
先端工具に駆動力を付与する駆動部と、
前記駆動部を制御するコントローラと、
前記駆動部及び前記コントローラを収容するハウジングと、
を備え、
前記コントローラは、
コントローラ基板と、
前記コントローラ基板の板厚方向を厚み方向とし且つ前記厚み方向の一方側へ開放された箱状に形成され、前記コントローラ基板を収容するケースと、
前記ケースの側壁及び底壁の少なくとも一方に形成され、前記ケースの内部と外部とを連通させると共に、前記コントローラ基板に接続される接続部材が配置される連通部と、
を含んで構成された作業機。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記コントローラ基板と前記ケースとの間には、前記連通部を閉塞する蓋部材が設けられており、
前記蓋部材には、前記接続部材が挿通される挿通部が形成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記蓋部材は、弾性材によって構成されており、
前記蓋部材の外周部が、前記コントローラ基板及び前記ケースによって挟持されて圧縮変形している請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記駆動部が、前記コントローラの前記厚み方向の一方側に設けられ、
前記駆動部に電力を供給する電池が接続される端子部が、前記コントローラの前記厚み方向の他方側に設けられており、
前記連通部が、前記ケースの底壁に形成されると共に、前記接続部材によって前記端子部と前記コントローラ基板とが接続されている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の作業機。
【請求項5】
前記ケースの底壁には、前記コントローラの前記厚み方向へ突出した放熱部が形成されている請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記ケースの厚み方向から見て、互いに直交する方向を第1方向及び第2方向とし、
前記ハウジングは、前記ケースに対して前記第1方向の外側に配置された吸気口を有しており、
前記連通部が、前記ケースの前記第2方向の端部に形成されている請求項5に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のディスクグラインダ(作業機)では、モータ及び制御基板が、ハウジングの内部に収容され、制御基板の制御によってモータが駆動する。また、制御基板には、電力を供給するための電池パックが電気的に接続されている。具体的には、電池パックと接続されるターミナルがハウジングに設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開公報2016/098564号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記ディスクグラインダでは、制御基板が、容器状の基板ケース内に収容され、モータが基板ケースの開口側に配置され、電池パックが基板ケースの開口側とは反対側に配置されている。このため、例えば、制御基板とターミナルとを接続する配線は、制御基板から基板ケースの開口部を通過し、基板ケースの側部に引き回されて、ターミナルに接続される。このため、上記ディスクグラインダでは、基板ケースの側部に配線を引き回すためのスペースが必要になり、配線を含めたコントローラ(制御基板及び基板ケース)の配置スペースが大きくなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、コントローラにおける配置スペースのコンパクト化を図ることができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、先端工具に駆動力を付与する駆動部と、前記駆動部を制御するコントローラと、前記駆動部及び前記コントローラを収容するハウジングと、を備え、前記コントローラは、コントローラ基板と、前記コントローラ基板の板厚方向を厚み方向とし且つ前記厚み方向の一方側へ開放された箱状に形成され、前記コントローラ基板を収容するケースと、前記ケースの側壁及び底壁の少なくとも一方に形成され、前記ケースの内部と外部とを連通させると共に、前記コントローラ基板に接続される接続部材が配置される連通部と、を含んで構成された作業機である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記コントローラ基板と前記ケースとの間には、前記連通部を閉塞する蓋部材が設けられており、前記蓋部材には、前記接続部材が挿通される挿通部が形成されている作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記蓋部材は、弾性材によって構成されており、前記蓋部材の外周部が、前記コントローラ基板及び前記ケースによって挟持されて圧縮変形している作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記駆動部が、前記コントローラの前記厚み方向の一方側に設けられ、前記駆動部に電力を供給する電池が接続される端子部が、前記コントローラの前記厚み方向の他方側に設けられており、前記連通部が、前記ケースの底壁に形成されると共に、前記接続部材によって前記端子部と前記コントローラ基板とが接続されている作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ケースの底壁には、前記コントローラの前記厚み方向へ突出した放熱部が形成されている作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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