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公開番号2023129095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-14
出願番号2022033880
出願日2022-03-04
発明の名称ハンド
出願人川崎重工業株式会社
代理人個人
主分類B25J 15/00 20060101AFI20230907BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】ベース上に保持器によって物品を載置して搬送するハンドの搬送能力を向上させる。
【解決手段】ハンド10は、ベース3と、ベース3に対して所定の第1方向Xへ移動可能に支持され、物品Wを保持する第1保持器4と、第1保持器4を第1方向Xへ移動させる第1駆動装置5と、第1方向Xと交差する第2方向Zにおいて第1保持器4と並んで配置され、ベース3に対して第1方向Xへ移動可能に支持され、物品Wを保持する第2保持器6とを備えている。ベース3には、第1保持器4及び第2保持器6によって保持された物品Wが載置される。第2保持器6は、第2方向Zにおける第1保持器4に対する距離を調整可能に構成されている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、
前記ベースに対して所定の第1方向へ移動可能に支持され、物品を保持する第1保持器と、
前記第1保持器を前記第1方向へ移動させる第1駆動装置と、
前記第1方向と交差する第2方向において前記第1保持器と並んで配置され、前記ベースに対して前記第1方向へ移動可能に支持され、物品を保持する第2保持器とを備え、
前記ベースには、前記第1保持器及び前記第2保持器によって保持された物品が載置され、
前記第2保持器は、前記第2方向における前記第1保持器からの距離を調整可能に構成されているハンド。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のハンドにおいて、
前記第2保持器を前記第2方向へ移動可能に支持するガイドと、
前記第2保持器を前記第2方向へ移動させる第2駆動装置とをさらに備えたハンド。
【請求項3】
請求項2に記載のハンドにおいて、
前記ガイドは、第1移動体と、前記第1移動体を前記ベースに対して前記第2方向へ移動可能に支持する第1ガイドと、前記第2保持器が設けられた第2移動体と、前記第2移動体を前記第1移動体に対して前記第2方向へ移動可能に支持する第2ガイドとを有し、
前記第2駆動装置は、前記第2保持器の移動量を調整可能な可変駆動装置と一定の移動量で前記第2保持器を移動させる固定駆動装置とを有し、
前記可変駆動装置及び前記固定駆動装置の一方は、前記第1移動体を駆動し、
前記可変駆動装置及び前記固定駆動装置の他方は、前記第2移動体を駆動するハンド。
【請求項4】
請求項3に記載のハンドにおいて、
前記第2方向は、上下方向であり、
前記第2移動体は、前記第1移動体よりも上方に配置され、
前記可変駆動装置は、前記第1移動体を駆動し、
前記固定駆動装置は、前記第2移動体を駆動するハンド。
【請求項5】
請求項3又は4に記載のハンドにおいて、
前記可変駆動装置は、電動シリンダであり、
前記固定駆動装置は、エアシリンダであるハンド。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のハンドにおいて、
前記第1駆動装置は、モータと、前記モータの駆動力を伝達する伝達ベルトとを有し、
前記第1保持器は、前記伝達ベルトに連結されているハンド。
【請求項7】
請求項6に記載のハンドにおいて、
前記伝達ベルトは、前記第1保持器によって保持された物品が載置される搬送面を有し、前記第1保持器と共に前記搬送面を移動させるハンド。
【請求項8】
請求項7に記載のハンドにおいて、
前記第1駆動装置は、少なくとも2本の前記伝達ベルトを有するハンド。
【請求項9】
請求項6乃至8の何れか1つに記載のハンドにおいて、
前記ベースは、前記第1保持器によって保持された物品が載置される載置面と、前記載置面と反対側の底面とを有するベースプレートを含み、
前記伝達ベルトは、前記ベースプレートに沿って延びるように前記ベースプレートに配置され、
前記モータは、前記底面から突出しない状態で前記ベースに配置されているハンド。
【請求項10】
請求項9に記載のハンドにおいて、
前記第1保持器及び前記第2保持器への配管又は配線は、前記底面から突出しない状態で前記ベースに配置されているハンド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、ハンドに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、物品を保持する保持器を備えたハンドが知られている。例えば、特許文献1には、物品を保持する保持器と物品を載置するベースとを有するハンドが開示されている。このハンドは、物品を保持した状態の保持器を所定の方向へ移動させ、物品をベース上に載置する。ハンドは、物品をベース上に載置した状態で搬送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/025019号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述のハンドは、保持器を拡大することによって、様々なサイズの物品を保持できるように構成されている。しかしながら、ハンドの搬送能力にはさらなる向上が望まれており、前述のようなハンドにはさらなる改善の余地が残されている。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、保持器によって物品をベース上に載置して搬送するハンドの搬送能力を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示されたハンドは、ベースと、前記ベースに対して所定の第1方向へ移動可能に支持され、物品を保持する第1保持器と、前記第1保持器を前記第1方向へ移動させる第1駆動装置と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1保持器と並んで配置され、前記ベースに対して前記第1方向へ移動可能に支持され、物品を保持する第2保持器とを備え、前記ベースには、前記第1保持器及び前記第2保持器によって保持された物品が載置され、前記第2保持器は、前記第2方向における前記第1保持器からの距離を調整可能に構成されている。
【発明の効果】
【0007】
前記ハンドによれば、搬送能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ロボットシステムの構成を示す図である。
図2は、ハンドの斜視図である。
図3は、図2とは異なる状態のハンドの斜視図である。
図4は、ハンドの正面図である。
図5は、ハンドの側面図である。
図6は、ハンドの底面図である。
図7は、制御装置の概略的なハードウェア構成を示す図である。
図8は、制御部の機能ブロック図である。
図9は、物品の移送のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、ロボットシステム100の構成を示す図である。
【0010】
ロボットシステム100は、物品を移送するシステムである。ここでは、所定の位置に積み上げられた物品Wを目的位置に移送する場合について説明する。物品Wは、例えば、段ボール箱である。ロボットシステム100は、物品Wを移送するロボット1と、ロボット1を制御する制御装置2とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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