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公開番号2024005154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022105220
出願日2022-06-30
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B25D 17/00 20060101AFI20240110BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】作業性を向上する。
【解決手段】ハンマドリル10では、表示部50のレンズ52が、本体ハウジング22に設けられており、レンズ52のレンズ本体部56が、本体ハウジング22の左右の側部に形成された露出部22Dから露出されている。また、上下方向における表示部50のレンズ本体部56の配置位置が、トリガ30と重なる位置に設定されると共に、後側から見て、視認可能に露出している。すなわち、トリガ30の前側に位置するレンズ本体部56が、後側から見て、トリガ30の左右方向外側に視認可能に露出している。これにより、レンズ本体部56から照射される光によって、ハンマドリル10の姿勢状態を確認しつつ、ハンマドリル10によって穿孔加工を施すことができる。したがって、ハンマドリル10の作業性を向上することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
駆動部と、
前記駆動部を収容する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングから第1方向の一方側へ延出され、前記駆動部の駆動力により動作する先端工具と、
前記本体ハウジングに対して第1方向の他方側に設けられ、前記第1方向と直交する第2方向に延びる把持部と、作業者によって操作されて前記駆動部の駆動と停止とを切替可能な操作部と、を有するハンドルハウジングと、
前記本体ハウジングに設けられており、前記第1方向及び前記第2方向に直交する方向を第3方向として前記本体ハウジングの前記第3方向の外周部から露出され、前記第2方向における配置位置が前記操作部と重なる位置に設定されると共に、前記第1方向の他方側から見て視認可能に露出している表示部と、
を備えた作業機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2方向における前記表示部の配置位置が前記先端工具と重なる位置に設定されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記第1方向の他方側から見て、前記表示部が前記ハンドルハウジングに対して前記第3方向の両側に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項4】
前記本体ハウジングには、前記駆動部の駆動によって作動して空気流を生成するファンが収容され、
前記本体ハウジングは、前記空気流を前記本体ハウジングの内部へ流入させる吸気口と、前記空気流を前記本体ハウジングから流出させる排気口と、を有しており、
前記表示部が、前記排気口の前記第2方向の一方側に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項5】
前記本体ハウジングの外周部には、前記表示部と前記排気口との間において、表示保護部が形成されており、前記表示保護部は、前記表示部よりも前記第3方向の外側に位置している請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記表示部は、
前記第3方向に延在され、前記本体ハウジングに収容されると共に、前記本体ハウジングの外部に露出されたレンズ本体部を長手方向両端部に有するレンズと、
前記レンズ本体部に保持された一対の基板と、
一対の前記基板のそれぞれに実装された光源と、
を含んで構成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項7】
前記レンズは、
前記第3方向に延在されたレンズ連結部と、
前記レンズ連結部の長手方向両端部に接続され、前記レンズ連結部よりも前記第1方向の一方側へ突出し、前記本体ハウジングに収容されたインナ部材の前記第3方向の両側に配置された前記レンズ本体部と、
を含んで構成されている請求項6に記載の作業機。
【請求項8】
前記本体ハウジングには、前記駆動部の駆動力を前記先端工具へ伝達する伝達機構が収容されており、
前記インナ部材は、前記伝達機構が作動することで生じる振動を吸収する動吸振器である請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記本体ハウジングと前記ハンドルハウジングとの間には、前記第2方向に延在され且つ前記第2方向の一方側へ開放された溝状の隙間が形成されており、前記第1方向における前記表示部が、前記隙間と重なる位置に設定されている請求項1に記載の作業機。
【請求項10】
前記ハンドルハウジングは、前記本体ハウジングに前記第1方向に相対移動可能に連結されており、
前記ハンドルハウジングの前記本体ハウジングに対する相対移動時には、前記ハンドルハウジングの一部が前記隙間の内部を移動する請求項9に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の穿孔工具は、前後方向(第1方向)に延在されたモータハウジングと、モータハウジングの後端部から下側(第2方向の一方側)へ延出されたハンドルと、を有している。また、穿孔工具は、傾きセンサを有しており、モータハウジングの上部の外周部には、LED(表示部)が設けられている。そして、傾きセンサからの出力によって、前後方向に対する穿孔工具の傾きを検出し、当該傾きに応じて、LEDの発光色等が変更される。これにより、作業者が穿孔工具の姿勢状態を認識しながら作業することができるため、作業性を向上することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-94866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、穿孔工具のような作業機では、作業機の後方側に位置する作業者によって、作業機が種々の姿勢に変更される。このため、作業機の種々の姿勢に対応して、表示部を視認できるようにすることで、作業性を一層向上することができる。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、作業性を向上することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、駆動部と、前記駆動部を収容する本体ハウジングと、前記本体ハウジングから第1方向の一方側へ延出され、前記駆動部の駆動力により動作する先端工具と、前記本体ハウジングに対して第1方向の他方側に設けられ、前記第1方向と直交する第2方向に延びる把持部と、作業者によって操作されて前記駆動部の駆動と停止とを切替可能な操作部と、を有するハンドルハウジングと、前記本体ハウジングに設けられており、前記第1方向及び前記第2方向に直交する方向を第3方向として前記本体ハウジングの前記第3方向の外周部から露出され、前記第2方向における配置位置が前記操作部と重なる位置に設定されると共に、前記第1方向の他方側から見て視認可能に露出している表示部と、を備えた作業機である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第2方向における前記表示部の配置位置が前記先端工具と重なる位置に設定されている作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1方向の他方側から見て、前記表示部が前記ハンドルハウジングに対して前記第3方向の両側に配置されている作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記本体ハウジングには、前記駆動部の駆動によって作動して空気流を生成するファンが収容され、前記本体ハウジングは、前記空気流を前記本体ハウジングの内部へ流入させる吸気口と、前記空気流を前記本体ハウジングから流出させる排気口と、を有しており、前記表示部が、前記排気口の前記第2方向の一方側に配置されている作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記本体ハウジングの外周部には、前記表示部と前記排気口との間において、表示保護部が形成されており、前記表示保護部は、前記表示部よりも前記第3方向の外側に位置している作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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