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公開番号2024024260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022126964
出願日2022-08-09
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B25F 5/00 20060101AFI20240215BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】性能向上を図る。
【解決手段】ハンマドリル10では、リヤカバー24が、モータハウジング22に後側から組付けられ、モータハウジング22及びテールカバー23と共にコントローラ収容部25を画定する。コントローラ収容部25では、吸気口25Cがコントローラ60の上側に設けられ、流出部25Aがコントローラ60の下側に設けられている。ここで、コントローラ収容部25は、コントローラ60を前後方向両側から支持する支持機構70を有し、支持機構70は、上下方向に延在するリブ状の上側支持リブ81及び下側支持リブ82を有している。これにより、上側支持リブ81及び下側支持リブ82によって、下側へ流れる冷却風CWを整流しつつ、コントローラ60を支持することができる。その結果、冷却風CWによるコントローラ60に対する冷却効果を高めることができ、コントローラ60の温度上昇を抑制することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの駆動を制御する制御部を有すると共に、第1方向を厚み方向とする偏平状のコントローラと、
前記モータの駆動力によって回転して冷却風を生成する冷却ファンと、
前記モータ、前記冷却ファン、及び前記コントローラを収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、
前記コントローラに対して前記第1方向の一方側に配置された第1部材と、
前記第1部材に前記第1方向の他方側から組付けられて、前記コントローラを収容するコントローラ収容部を前記第1部材と共に画定する第2部材と、
を有しており、
前記コントローラ収容部は、
前記コントローラに対して前記第1方向に直交する第2方向の一方側に配置され、前記冷却風を前記コントローラ収容部の内部に流入させる流入部と、
前記コントローラに対して前記第2方向の他方側に配置され、前記冷却風をコントローラ収容部の外部へ流出させる流出部と、
前記コントローラを前記第1方向の両側から支持すると共に、前記第2方向に沿って延在するリブ状の支持部を有する支持機構と、
を含んで構成されている作業機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記制御部が実装された基板と、
前記第1方向の一方側へ開放された箱状に形成され、前記基板を収容する金属製のケースと、
を含んで構成されており、
前記支持部が、前記第2部材に設けられ、前記ケースの底壁を前記第1方向の他方側から支持する請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記第1部材には、前記ケースが嵌合される嵌合部が設けられており、
前記嵌合部は、
前記ケースの開口端面を前記第1方向の一方側から受ける受け部と、
前記ケースの外周面を囲む囲繞部と、
を有している請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記囲繞部が、前記ケースの周方向において断続的に形成されている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記囲繞部が、前記ケースから前記第1方向の他方側へ突出しない請求項3に記載の作業機。
【請求項6】
前記第1部材は、前記モータを収容するモータ収容部を有しており、
前記モータ収容部には、前記モータ収容部と前記コントローラ収容部とを連通する配線用孔部が形成されており、
前記基板から前記第1方向の一方側へ延出された第1配線が、前記配線用孔部を挿通すると共に、前記モータに接続されている請求項2に記載の作業機。
【請求項7】
前記コントローラの前記第1方向の他方側には、前記モータの駆動を操作するための操作部と、前記操作部によって作動するスイッチを有するスイッチ機構と、が設けられており、
前記基板から前記第1方向の一方側へ延出された第2配線が、前記第1方向の他方側へ折り返されて、前記スイッチ機構に接続されている請求項2に記載の作業機。
【請求項8】
前記流入部は、前記コントローラよりも前記第1方向の他方側に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項9】
前記モータ収容部は、前記第2方向の一方側へ開放された有底筒状に形成されており、
前記モータ収容部の底壁には、前記流出部から流出される冷却風を前記モータ収容部へ流入させる冷却用孔部が形成されている請求項6に記載の作業機。
【請求項10】
前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向における前記支持部の長さが、前記コントローラ収容部の内部における前記第3方向の長さの10%以下に設定されている請求項1に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の作業機では、モータ及び制御基板がハウジング内に収容されており、制御基板がモータの後側に配置されている。モータは、ハウジング内に設けられたモータケース内に収容されており、モータの出力軸には、冷却ファンが一体回転可能に設けられている。制御基板は、樹脂製の基板ケース内に収容されており、基板ケースは、モータケース等に締結固定される。
【0003】
モータの駆動によって冷却ファンが回転すると、基板ケースの下側に形成された吸気口から冷却風が流入され、冷却風は、基板に設けられたヒートシンクの側部を上側へ流れる。ヒートシンクを通過した冷却風は、基板及び基板ケースに形成された孔部を通過して、モータケース内に流入される。これにより、制御基板に実装された部品を冷却し、制御基板を含むコントローラの温度上昇を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2016/067810
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、近年の作業機では、例えば、作業機の性能向上を目的として、モータの高速回転化等が行われている。この場合には、コントローラの一層の温度上昇抑制を行う必要がある。つまり、コントローラの温度上昇抑制効果を高くすることで、作業機の性能向上を図ることができる。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、性能向上を図ることができる作業性を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、モータと、前記モータの駆動を制御する制御部を有すると共に、第1方向を厚み方向とする偏平状のコントローラと、前記モータの駆動力によって回転して冷却風を生成する冷却ファンと、前記モータ、前記冷却ファン、及び前記コントローラを収容するハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記コントローラに対して前記第1方向の一方側に配置された第1部材と、前記第1部材に前記第1方向の他方側から組付けられて、前記コントローラを収容するコントローラ収容部を前記第1部材と共に画定する第2部材と、を有しており、前記コントローラ収容部は、前記コントローラに対して前記第1方向に直交する第2方向の一方側に配置され、前記冷却風を前記コントローラ収容部の内部に流入させる流入部と、前記コントローラに対して前記第2方向の他方側に配置され、前記冷却風をコントローラ収容部の外部へ流出させる流出部と、前記コントローラを前記第1方向の両側から支持すると共に、前記第2方向に沿って延在するリブ状の支持部を有する支持機構と、を含んで構成されている作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記コントローラは、前記制御部が実装された基板と、前記第1方向の一方側へ開放された箱状に形成され、前記基板を収容する金属製のケースと、を含んで構成されており、前記支持部が、前記第2部材に設けられ、前記ケースの底壁を前記第1方向の他方側から支持する作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1部材には、前記ケースが嵌合される嵌合部が設けられており、前記嵌合部は、前記ケースの開口端面を前記第1方向の一方側から受ける受け部と、前記ケースの外周面を囲む囲繞部と、を有している作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記囲繞部が、前記ケースの周方向において断続的に形成されている作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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