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公開番号2024046195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151437
出願日2022-09-22
発明の名称電動圧縮機
出願人サンデン株式会社
代理人個人
主分類F04C 23/02 20060101AFI20240327BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】ステータが焼嵌めにて固定されるステータハウジングの変形を抑制しながら、軽量化を図ることができる電動圧縮機を提供する。
【解決手段】一端が開口する円筒状のステータハウジング7と、このステータハウジングの開口にガスケットを介して接合されるリアケーシングを備え、ステータハウジングの開口から電動モータのステータを収納し、焼嵌めにてステータハウジングの内面に固定して成る。ステータハウジング7の内面に形成され、ステータが固定される複数の焼嵌め固定面42と、ステータハウジング7の開口端面に構成され、ガスケットが配設されるガスケットシール面7Bと、焼嵌め固定面に対応するステータハウジング外面の開口側に形成された複数のリブ49を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一端が開口する円筒状のステータハウジングと、該ステータハウジングの開口にガスケットを介して接合されるリアケーシングを備え、前記ステータハウジングの開口からモータのステータを収納し、焼嵌めにて前記ステータハウジングの内面に固定して成る電動圧縮機において、
前記ステータハウジングの内面に形成され、前記ステータが固定される複数の焼嵌め固定面と、
前記ステータハウジングの開口端面に構成され、前記ガスケットが配設されるガスケットシール面と、
前記焼嵌め固定面に対応する前記ステータハウジング外面の前記開口側に形成された複数のリブを備えたことを特徴とする電動圧縮機。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記ステータハウジング内に収容され、前記モータの前記開口側に位置するセンタープレートを備え、
前記焼嵌め固定面の前記開口側の前記ステータハウジング内面には、前記センタープレートが嵌合される嵌合面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記センタープレートと前記リアケーシングで構成される空間内に、スクロール圧縮機構が設けられることを特徴とする請求項2に記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記ステータハウジングの他端部に形成された冷媒吸入ポートと、
前記各焼嵌め固定面の間に形成され、前記吸入ポートと前記スクロール圧縮機構の冷媒吸入部とを連通する冷媒通路を備えたことを特徴とする請求項3に記載の電動圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータハウジング内にモータのステータを焼嵌めにて固定する電動圧縮機に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来よりこの種電動圧縮機は、ステータハウジング内にモータとこのモータにて駆動される圧縮機構を設けて構成されている。この場合、ステータハウジングの一端は開口しており、この開口からモータをステータハウジング内に設け、ステータハウジングの開口はリアケーシングを接合することで閉塞していた。
【0003】
また、モータのステータは、焼嵌めにてステータハウジングの内面に固定されるものであった。そのため、リアケーシングを接合するガスケットシール面が変形し、シール性が悪化する危険性があるため、従来ではステータハウジングの外周面に多数のリブを形成し、ステータハウジングの強度を上げることで、ガスケットシール面の変形を抑制していた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6700674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のように多数のリブを形成すると、今度はステータハウジングの重量が増加してしまい、電動圧縮機が例えば電気自動車のエアコンに使用される場合には、航続距離が低下してしまう問題があった。
【0006】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、ステータが焼嵌めにて固定されるステータハウジングの変形を抑制しながら、軽量化を図ることができる電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電動圧縮機は、一端が開口する円筒状のステータハウジングと、このステータハウジングの開口にガスケットを介して接合されるリアケーシングを備え、ステータハウジングの開口からモータのステータを収納し、焼嵌めにてステータハウジングの内面に固定して成るものであって、ステータハウジングの内面に形成され、ステータが固定される複数の焼嵌め固定面と、ステータハウジングの開口端面に構成され、ガスケットが配設されるガスケットシール面と、焼嵌め固定面に対応するステータハウジング外面の開口側に形成された複数のリブを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明の電動圧縮機は、上記発明においてステータハウジング内に収容され、モータの開口側に位置するセンタープレートを備え、焼嵌め固定面の開口側のステータハウジング内面には、センタープレートが嵌合される嵌合面が形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明の電動圧縮機は、上記発明においてセンタープレートとリアケーシングで構成される空間内に、スクロール圧縮機構が設けられることを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明の電動圧縮機は、上記発明においてステータハウジングの他端部に形成された冷媒吸入ポートと、各焼嵌め固定面の間に形成され、吸入ポートとスクロール圧縮機構の冷媒吸入部とを連通する冷媒通路を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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