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公開番号2024047057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152470
出願日2022-09-26
発明の名称冷媒ユニット
出願人サンデン株式会社
代理人弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類F25B 1/00 20060101AFI20240329BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】複数の温調対象の異なる温度要求に対応して各熱交換器の熱交換量を適正化する。
【解決手段】冷媒回路と、冷媒回路の構成要素を集約的に支持する単一の支持部材12とを備えた冷媒ユニット10であって、冷媒回路は、機能の異なる第1熱交換器30と第2熱交換器41,42を備え、第1熱交換器は、複数の第2熱交換器の間に配置され、複数の第2熱交換器の一方側の熱交換量に対して、複数の第2熱交換器の他方側の熱交換量を大きくした冷媒ユニットを提供する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒回路と、前記冷媒回路の構成要素を集約的に支持する単一の支持部材とを備えた冷媒ユニットであって、
前記冷媒回路は、機能の異なる第1熱交換器と第2熱交換器を備え、
前記第1熱交換器は、複数の前記第2熱交換器の間に配置され、
複数の前記第2熱交換器の一方側の熱交換量に対して、複数の前記第2熱交換器の他方側の熱交換量を大きくしたことを特徴とする冷媒ユニット。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
一つの前記第1熱交換器と複数の前記第2熱交換器を繋ぐ複数の冷媒流路のそれぞれに、前記冷媒回路の減圧装置を配備したことを特徴とする請求項1記載の冷媒ユニット。
【請求項3】
前記支持部材には、前記支持部材を挟んだ一方側に、前記冷媒回路の構成要素である圧縮機と気液分離器が配置され、前記支持部材を挟んだ他方側には、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器が配置されていることを特徴とする請求項1記載の冷媒ユニット。
【請求項4】
前記支持部材は、前記圧縮機と前記気液分離器の配置に必要かつ十分な幅を有し、前記幅に対して、複数の前記第2熱交換器の一方側の幅を複数の前記第2熱交換器の他方側の幅より大きくしたことを特徴とする請求項3記載の冷媒ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷媒ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両用等の熱管理システムは、冷媒回路の吸放熱を利用して、車室内空調等の温調対象に対する熱管理を行うものである。熱管理システムの心臓部である冷媒回路は、車両等の装置内での集中管理を可能にするため、或いは、スペース効率良く装置内に配備できるようにするために、構成要素をコンパクトにユニット化することが求められている。
【0003】
ユニット化された冷媒回路(冷媒ユニット)は、冷媒回路の構成要素である、圧縮機、蒸発器又は凝縮器として機能する熱交換器、減圧装置(膨張弁)、気液分離器(アキュムレータ)などを、ベースとなる支持部材に対して集約配置すると共に、この支持部材に冷媒流路(マニホールド)を形成することで、ユニットのアッセンブル化を図っている(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2019/0039440号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
熱管理システムは、温調対象が複数存在する場合には、冷媒ユニットの蒸発器として機能する熱交換器と凝縮器として機能する熱交換器の一方又は両方を複数設けて、各熱交換器を複数の温調対象毎に対応させている。この際、蒸発器又は凝縮器として機能する複数の熱交換器に冷媒を分流する流路、又は複数の熱交換器からの冷媒を合流させる流路は、可能な限り短い流路長で行うことが求められる。
【0006】
冷媒ユニットにおいて、同一機能の熱交換器を複数の温調対象に対応させて複数設ける場合、前述したように、冷媒流路の流路長を短くすることに加えて、複数の温調対象の異なる温度要求に対して各熱交換器の熱交換量を適正化することが求められている。
【0007】
本発明は、このような問題に対応することを課題としている。すなわち、複数の温調対象に対応する複数の熱交換器を備えた冷媒ユニットおいて、同一機能の熱交換器を複数の温調対象に対応させて複数設ける場合、複数の温調対象の異なる温度要求に対応して各熱交換器の熱交換量を適正化すること、が本発明の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような課題を解決するために、本発明の一態様に係る冷媒ユニットは、以下の構成を具備するものである。
冷媒回路と、前記冷媒回路の構成要素を集約的に支持する単一の支持部材とを備えた冷媒ユニットであって、前記冷媒回路は、機能の異なる第1熱交換器と第2熱交換器を備え、前記第1熱交換器は、複数の前記第2熱交換器の間に配置され、複数の前記第2熱交換器の一方側の熱交換量に対して、複数の前記第2熱交換器の他方側の熱交換量を大きくしたことを特徴とする冷媒ユニット。
【発明の効果】
【0009】
このような特徴を有する冷媒ユニットは、複数の温調対象に対応する複数の熱交換器を備えた冷媒ユニットおいて、同一機能の熱交換器を複数の温調対象に対応させて複数設ける場合、複数の温調対象の異なる温度要求に対応して各熱交換器の熱交換量を適正化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットの斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットの斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットの分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットにおいて、第2固定面側からみた支持部材と各熱交換器の位置関係を表す平面図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットに適用される第1流路モジュール及び第2流路モジュールの第1固定面と同一面側に配置される面の平面図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットに適用される第1流路モジュール及び第2流路モジュールの第2固定面と同一面側に配置される面の平面図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットにおいて、冷房運転時の冷媒の流れを示す参考図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットにおいて、暖房運転時の冷媒の流れを示す参考図である。
本発明の実施形態に係る冷媒ユニットの変形例において、第2固定面側からみた支持部材と各熱交換器の位置関係を表す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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