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公開番号2023182115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-26
出願番号2022095526
出願日2022-06-14
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 25/02 20060101AFI20231219BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】庫内冷気を循環させやすくすることのできるペルチェ式の冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は、冷蔵室10と、ペルチェ素子31を含む冷却部30と、冷蔵室10の背面に配置され、冷却部30と接触するよう設けられている冷却板13と、冷蔵室10内を上下に仕切る棚板12とを備えている。棚板12は、冷蔵室10の左右方向の何れか一方の側に配置され、前方側から後方側へ切り欠かれている切り欠き部12aと、切り欠き部12aとは左右方向の反対側であって、切り欠き部12aよりも前方側に設けられている開口部12bとを有している。開口部12bの開口面積は、切り欠き部12aの切り欠き面積よりも小さくなっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵室と、
ペルチェ素子を含み、前記冷蔵室の背面側に設けられている冷却部と、
前記冷蔵室の背面に配置され、前記冷却部と接触するよう設けられている冷却板と、
前記冷蔵室内を上下に仕切る棚板と
を備え、
前記棚板は、
前記冷蔵室の左右方向の何れか一方の側に配置され、前方側から後方側へ切り欠かれている切り欠き部と、
前記切り欠き部とは前記左右方向の反対側であって、前記切り欠き部よりも前方側に設けられている開口部とを
有し、
前記開口部の開口面積は、前記切り欠き部の切り欠き面積よりも小さくなっている、
冷蔵庫。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記冷蔵室内における、前記切り欠き部が配置されている側の上面には、前記冷蔵室内にイオンを放出するイオン発生器が配置されている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記イオン発生器は、前記冷蔵室の上面部に設けられている凹部内に配置され、
前記イオン発生器には、前記切り欠き部が設けられている側の左右方向の端部にイオン発生部が設けられており、
前記凹部内において、前記イオン発生器の周囲には空間が設けられている、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記イオン発生器は、前記冷蔵室内の前方側の上面に配置されている、
請求項2または3に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペルチェ素子を用いて冷却を行う冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫の中には、ペルチェ素子を用いて庫内の冷却を行うものがある。このペルチェ式の冷蔵庫は、圧縮機などを含む冷凍サイクルを設ける必要がないため、小型化および静音化を実現することができる。
【0003】
特許文献1には、収納物を所定温度に保存するための断熱容器と、ペルチェ素子、利用側熱交換面部および熱源側熱交換面部からなり、断熱容器内を所定温度に保持可能に前記断熱容器の後壁に配設されたサーモモジュールとを備えている保存庫が開示されている。サーモモジュール10は、断熱容器1の後壁に形成されている収納穴内に配設されている。サーモモジュール10と内箱2との間には、熱伝導性のよいアルミ系合金の伝熱ブロック11が介在されており、この伝熱ブロック11は、内箱2にねじ止めにより熱伝導される状態に接合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-314939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献に記載の冷蔵庫は、例えば、伝熱ブロック11のような熱伝導性のよい伝熱部材を庫内の壁に配置し、この伝熱部材から庫内へ伝わる冷気を自然対流させることによって庫内を冷却している。すなわち、冷凍サイクルを用いて庫内の冷却を行う冷蔵庫のように、庫内へ冷気を送り出すためのファンなどは設けられていない。
【0006】
そのため、冷蔵庫内を上下に仕切る棚板などが設けられている場合には、棚板によって庫内の自然対流が阻害され、庫内の隅々にまで冷気が行き渡らない可能性がある。
【0007】
そこで、本発明では、庫内冷気を循環させやすくすることのできるペルチェ式の冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、冷蔵室と、ペルチェ素子を含み、前記冷蔵室の背面側に設けられている冷却部と、前記冷蔵室の背面に配置され、前記冷却部と接触するよう設けられている冷却板と、前記冷蔵室内を上下に仕切る棚板とを備えている。前記棚板は、前記冷蔵室の左右方向の何れか一方の側に配置され、前方側から後方側へ切り欠かれている切り欠き部と、前記切り欠き部とは前記左右方向の反対側であって、前記切り欠き部よりも前方側に設けられている開口部とを有し、前記開口部の開口面積は、前記切り欠き部の切り欠き面積よりも小さくなっている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一局面によれば、庫内冷気を循環させやすくすることのできるペルチェ式の冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態にかかる冷蔵庫の外観構成を示す斜視図である。
図1に示す冷蔵庫の内部構成を示す断面模式図である。
図1に示す冷蔵庫の冷蔵室内の構成を示す正面図である。
図1に示す冷蔵庫の冷蔵室内の構成を示す斜視図である。
図2に示す冷蔵庫のA-A線部分の構成を示す断面模式図である。
第1の実施形態にかかる冷蔵庫の冷蔵室内における空気の流れを示す模式図である。
比較例の冷蔵庫の冷蔵室内における空気の流れを示す模式図である。
一実施形態の冷蔵庫に備えられているイオン発生器の内部構成を示す模式図である。
一実施形態の冷蔵庫に備えられているイオン発生器の内部構成を示す模式図である。
第3の実施形態にかかる冷蔵庫の冷蔵室内の構成を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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