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公開番号
2023180427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-12-21
出願番号
2022093738
出願日
2022-06-09
発明の名称
冷却カバー
出願人
株式会社カンファクト
代理人
主分類
F25D
7/00 20060101AFI20231214BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】電源を用いる事なく、飲料等の液体を冷却する。
【解決手段】水分保持シートと、前記水分保持シートと接合された水分保持部材によりなる冷却カバーを用いる。薄手の水分保持シートを用いる事により、気化熱による冷却効果を高め、優れた冷却性能を得られる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
水分保持シートと、前記水分保持シートと接合された水分保持部材によりなる冷却カバー。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
水分保持シートが筒状に成形されたことを特徴とする請求項1に記載の冷却カバー。
【請求項3】
仮接合機構を有し、前記仮接合機構で接合することにより、筒状とすることができる請求項1に記載の冷却カバー。
【請求項4】
水分保持シートが繊維の集合体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷却カバー。
【請求項5】
水分保持部材が伸縮性を有する繊維の集合体であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷却器カバー。
【請求項6】
水分保持シートの毛管力が水分保持部材の毛管力より大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷却カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料などの液体の冷却や保冷を、電源を用いること無く行うことができるものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、飲料等の液体の冷却は、液体を充填した容器を、冷却機器等の低温環境に設置することによりなされる。また、液体の保冷は、冷却した液体を、断熱性を有する容器に移し替えることによりなされる。主に家庭で用いられる冷却機器は、冷蔵庫である。従って、家庭での飲料の冷却は、冷蔵庫によりなされるのが一般的である。
しかし、一般に、冷蔵庫の稼働には電源が必要であるため、屋外で電源を用いることができない場合や、通常は電源を用いることができる屋内であっても、災害時のように電源を用いる事ができない場合、冷却機器としての冷蔵庫を稼働させることができず、飲料等の液体を冷却することができない。
電源を用いること無く飲料等の液体を冷却する方法として、液体の気化熱により容器を冷却し、充填した飲料を冷却するものがある。この容器によると、飲料容器に設置された冷却タンク内に充填した冷却剤を、多孔質からなる気化器を通して気化させることにより、気化熱により冷却するものである(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2000―513800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の容器では、飲料容器と冷却タンクの隣接している面積が小さいため、飲料容器と冷却タンクの熱交換に時間がかかる。これに加え、気化器の面積が小さいこと、気化器からの冷却剤の気化は、概して静止空気中でなされるため、気化器周囲は冷却剤の蒸気圧が上昇することにより、単位時間あたりの冷却剤の気化量は小さくなる。従って、飲料の冷却に時間がかかるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明の冷却カバーは、水分保持シートと、前記水分保持シートと接合された水分保持部材によりなる冷却カバーである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の冷却カバーは、電源を用いる事なく飲料等の液体を充填した容器等を短時間で冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における冷却カバーの斜視図
実施の形態1における冷却カバーの断面図
実施の形態1における冷却カバー使用方法の概念図
実施の形態1における冷却効果発現の説明図
実施の形態2における冷却カバーの平面図
実施の形態2における冷却カバーの断面図
実施の形態2における仮接合機構により接合した冷却カバーの斜視図
実施の形態2における冷却カバー使用方法の概念図
【発明を実施するための形態】
【0008】
請求項1に記載の冷却カバーは、水分保持シートと、前記水分保持シートと接合された水分保持部材によりなることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の冷却カバーは、以下の機構により、優れた冷却効果を得ることができる。液体の気化現象は、沸騰時を除けば、気液界面で起こる現象である。例えば、空気中で、水分保持シートに含まれる水が気化する場合、水分保持シート表面付近の水が水蒸気に変化するために必要なエネルギーを、気化熱として奪うため、水分保持シート表層が冷却される。次に熱伝導により、水分保持シートを伝わり、水分保持シート表層と逆側に隣接した容器等を冷却する。ここで、水分保持シート表面は空気とも隣接しているため、空気も同時に冷却する。空気を冷却するために消費される冷却能力(熱エネルギーとしては空気から気化面へ伝わる)は、水分保持シートに隣接した容器を冷却する観点からはロスになる。そこで、水分保持シートを薄くすることにより、気化面と、逆側の面の距離を小さくすることにより、隣接した容器等を冷却するために消費される冷却能力の割合が高くなり、優れた冷却効果を得ることができる。
【0010】
一方、水分保持シートが薄い場合、保持できる水の量が少なくなるため、冷却効果が得られる時間が短くなる。そこで、水分保持部材が接合されており、順次液体を供給することにより冷却効果が得られる時間を長くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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