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公開番号2024001563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-10
出願番号2022100296
出願日2022-06-22
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 17/06 20060101AFI20231227BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷凍室内の自動製氷ユニットが取り外された領域を効率的に冷却して、有効に使える冷凍収納領域を増やし、急速冷凍が実施可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷凍室4内に、製氷皿及び製氷皿を回転させる駆動モータを有する着脱可能な自動製氷ユニットと、蒸発器12を通過した気体が製氷皿に向けて流出する吹出口16Aと、自動製氷ユニットが取り外されたとき、取り外された領域に着脱可能な状態で取り付けられる急速冷凍ダクト20と、を備え、急速冷凍ダクト20は、筐体と、筐体に設けられ、吹出口16Aと対向するまたは吹出口16Aを有する製氷用ダクト16が吹出口16Aが筐体内に位置するように挿入される入側開口と、筐体内に配置され、吹出口16Aから筐体内に流入した気体の流速を上げて吐出する冷却ファン28と、筐体に設けられ、冷却ファン28から吐出された気体が筐体の外部へ流出する出側開口26と、を備える冷蔵庫。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷凍室内に、
製氷皿及び前記製氷皿を回転させる駆動モータを有する着脱可能な自動製氷ユニットと、
蒸発器を通過した気体が前記製氷皿に向けて流出する吹出口と、
前記自動製氷ユニットが取り外されたとき、取り外された領域に着脱可能な状態で取り付けられる急速冷凍ダクトと、
を備え、
前記急速冷凍ダクトは、
筐体と、
前記筐体に設けられ、前記吹出口と対向するまたは前記吹出口を有する製氷用ダクトが前記吹出口が前記筐体内に位置するように挿入される入側開口と、
前記筐体内に配置され、前記吹出口から前記筐体内に流入した気体の流速を上げて吐出する冷却ファンと、
前記筐体に設けられ、前記冷却ファンから吐出された気体が前記筐体の外部へ流出する出側開口と、
を備えることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記冷却ファンの吐出方向が、前記吹出口から気体が流出する方向に対して、15度以上45度以下の範囲の角度をなして下側に向いていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記自動製氷ユニット及び前記急速冷凍ダクトを制御する制御部と、
前記自動製氷ユニットのユニット側コネクタと着脱可能な状態で接続する製氷用コネクタと、
を備え、
前記急速冷凍ダクトは、着脱可能な状態で前記製氷用コネクタと接続するダクト側コネクタを備え、
前記制御部は、
前記自動製氷ユニットが取り外された領域に前記急速冷凍ダクトが取り付けられ、前記ダクト側コネクタが前記製氷用コネクタに接続された状態で、互いに接続された前記製氷用コネクタ及び前記ダクト側コネクタを介して、前記冷却ファンのファンモータに電力を供給する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記ダクト側コネクタに接続されたハーネスに逆極性防止用ダイオードが装着されていること特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動製氷ユニットを備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
製氷皿及び製氷皿を回転させる駆動モータを有する自動製氷ユニットを備えた冷蔵庫が知られている。このような自動製氷ユニットでは、製氷後、駆動モータで製氷皿をその上面が下側を向くように回転させて、生成された氷を下方に配置された収納容器に落下させて収容するようになっている。
【0003】
このような自動製氷ユニットを備えた冷蔵庫において、自動製氷ユニットを冷蔵庫から取り外し可能なものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の冷蔵庫では、例えば、氷をあまり必要としない冬季において自動製氷ユニットを取り外して、自動製氷ユニットが取り外された領域を、冷凍収納領域として有効活用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-105419号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、蒸発器を通過した冷気を製氷皿の周囲に流すように吹出口が配置されているので、製氷皿より下側の収納容器が配置されるより大きな収納領域には、冷気が十分に供給されない虞がある。これにより、自動製氷ユニットが取り外された領域は、効率的に冷却されず、冷凍収納領域として十分に活用できない虞がある。これにより、十分な急速冷凍が実施できない虞がある。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記の課題を解決するものであり、冷凍室内の自動製氷ユニットが取り外された領域を効率的に冷却して、有効に使える冷凍収納領域を確実に増やすことができ、確実に急速冷凍が実施可能な冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の冷蔵庫は、
冷凍室内に、
製氷皿及び前記製氷皿を回転させる駆動モータを有する着脱可能な自動製氷ユニットと、 蒸発器を通過した気体が前記製氷皿に向けて流出する吹出口と、
前記自動製氷ユニットが取り外されたとき、取り外された領域に着脱可能な状態で取り付けられる急速冷凍ダクトと、
を備え、
前記急速冷凍ダクトは、
筐体と、
前記筐体に設けられ、前記吹出口と対向するまたは前記吹出口を有する製氷用ダクトが前記吹出口が前記筐体内に位置するように挿入される入側開口と、
前記筐体内に配置され、前記吹出口から前記筐体内に流入した気体の流速を上げて吐出する冷却ファンと、
前記筐体に設けられ、前記冷却ファンから吐出された気体が前記筐体の外部へ流出する出側開口と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、急速冷凍ダクトの筐体内に備えられた冷却ファンにより、蒸発器を通過し吹出口から流出した気体の流速を上げて、筐体の出側開口から冷凍室内に供給することができる。これにより、冷凍室内の自動製氷ユニットが取り外された領域を効率的に冷却して、有効に使える冷凍収納領域を確実に増やすことができ、確実に急速冷凍が実施できる。
【0009】
また、本発明の冷蔵庫では、
前記冷却ファンの吐出方向が、前記吹出口から気体が流出する方向に対して、15度以上45度以下の範囲の角度をなして下側に向いていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、冷却ファンの吐出方向が、吹出口の吹出方向に対して、15度以上45度以下の範囲の角度をなして下側に向いているので、吹出口より下側に配置された収納容器の内部をはじめとする、より大きな収納領域に冷気を供給することができる。これにより、冷凍室内の自動製氷ユニットが取り外された領域を確実に効率的に冷却することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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