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公開番号2024055717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022171821
出願日2022-10-06
発明の名称吸音パネル取り付け用パネル
出願人松村アクア株式会社
代理人
主分類E04F 13/08 20060101AFI20240411BHJP(建築物)
要約【課題】吸音パネルを取り付け取外しの際に、壁を損傷する事が無く、また、吸音パネルを正確な位置に取り付ける事ができる取り付け用パネルを提供する。
【解決手段】吸音パネルを壁に取り付けるための取り付け用パネルであって、その特徴は吸音パネルと取り付け用パネルは同一サイズを有しており、また、相互の同一位置にパネルを取り付けるための面ファスナーの雄雌のいずれか、もしくは磁石及びメタルプレートのいずれかが取り付けられているため、吸音パネルと取り付け用パネルの双方の左右角の位置を同一に合わせるだけで吸音パネルを取り付ける事が出来る特徴を持つ。また、取り付け用パネルには壁に破損を起こさないように画鋲、もしくはステープラーで取り付ける事のできる不織布、樹脂パネル、厚紙のいずれか1種からなる取り付け用パネルである。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
吸音パネルを壁に取り付けるための取り付け用パネルであって、前記吸音パネル本体の裏側に配置され、壁に取り付ける事を可能とする第1の取り付け部材と、前記吸音パネルを取り付ける事を可能とする第2の取り付け部材とを備えている前記取り付け用パネル。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
画鋲、ステープラーのいずれか1種によって壁に貼り付けができるものである請求項1記載の取り付け用パネル。
【請求項3】
前記壁に取り付けた、取り付け用パネルに吸音パネルを取り付けるために、面ファスナー及び磁石、メタルプレートのいずれか1方の一種を含んだものである請求項1記載の取り付け用パネル。
【請求項4】
前記取り付け用パネルは不織布、樹脂パネル、厚紙のいずれか1種で作られている、請求項2記載の取り付け用パネル
【請求項5】
前記取り付け用パネルと吸音パネルは同一サイズ、形状であり、パネルどうしの取り付けには相互パネル左右の角部分を合わせる事で正確な位置に取り付ける事が可能な請求項4記載の取り付け用パネル。

発明の詳細な説明【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸音パネルの取り付けにあたり、壁に破損を生じさせないようにした取り付け用パネルであって、また取り付けには吸音パネルを予め、予定している正確な位置へ取り付ける事が可能な取り付け用パネルを提供する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
吸音パネルとは主に、フェノールフォーム、グラスウール、ウレタンフォーム、メラニンフォーム、樹脂ウール、フェルトなどを用いた反響音を抑制するためのパネルである。反響音を抑制する事で室内騒音の低減効果が見込める。反響音が原因で起こる、複数人による会話の不明瞭を解消し、また、近年急速に進んできたリモート会議においても相手側へ会話が伝わりやすいというような効果がある。
【0003】
ウレタンフォーム、メラニンフォーム、フェルトなどは素材そのものを吸音パネルとしても使われる。しかし、フェノールフォーム、グラスウール、樹脂ウールは素材自体が放散や形状変化を起こしやすいため一般的には何らかの保護材の中に充填してパネル化する必要がある。
【0004】
吸音パネルは反響を抑制する事が目的であるため主に壁に取り付けて使用される。壁に取り付けられるために吸音パネルには意匠性も求められる。
【0005】
https://www.sonorize.jp/kyuuon-panel 吸音パネル「簡単取付を追求した吸音パネル」(2022年9月21日調べ)
https://kabe.tomoyasu.co.jp 「ソット」簡単施工で賃貸OK・元の壁を傷つけない!(2022年9月21日調べ)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
吸音パネルは反響発生位置を特定するためにインパルス応答の測定を行い、それで得た音響データーをパラメーター化した上で、吸音パネルを壁の反響発生位置の壁に取り付ける方法が望ましい。
【0007】
吸音パネルは1枚あたりの大きさが300mm~1000mm程度の正方形や長方形の形状である事が多い。しかし、吸音パネルは反響発生位置に1枚程度取り付けるだけでは効果が少なく、パネルの大きさによっては数十枚の吸音パネルが必要となる場合もある。
【0008】
吸音パネルを取り付ける方法としては主に接着剤、両面テープ、面ファスナー、磁石、のいずれか1種を選んで取り付ける方法が一般的である。
【0009】
吸音パネルを接着剤で壁に取り付ける場合、吸音パネルの裏側か、壁側のいずれか1方に、接着剤を塗りこみ、接着剤が硬化するまでの間は、ずれないように押さえが必要である。また、両面テープを使用した場合では、吸音パネル裏側に予め両面テープを貼ってから使うが、両面テープは硬化を待つ必要は生じない分、接着強度においては不安定である。
【0010】
吸音パネルを壁に取り付ける場合、面ファスナー、磁石、のいずれか1種を使用する場合において、例えば、面ファスナーを採用する場合は、吸音パネル裏側に面ファスナーの雄雌のいずれか1方を予め取り付け、その片側1方を両面テープまたは、接着剤、ステープラーのいずれか1種を使って吸音パネルの取り付け位置に合わせて壁に取り付けておく。磁石を使う場合は、吸音パネル裏側に磁石を予め取り付けておき、メタルプレートを釘及びネジまたはアンカーのいずれか1種を使い、吸音パネル取り付け位置に合わせて壁に取り付けておく。ただし、これら方法の場合、吸音パネル裏側に取り付けた取り付け材(面ファスナー及び磁石)側と壁側の受け材(面ファスナー及びメタルプレート)との取り付け位置に齟齬があると、壁に取り付ける吸音パネルが水平方向や垂直方向に真っすぐにならずに歪んでしまう原因になる。また、最悪の場合、取り付けが出来なくなる場合もあるため、取り付け材と受け材との取り付け位置の正確さも必要になる。取り付け後にパネルレイアウトの変更や、取り付け位置が歪んでいた場合の水平方向、垂直方向、の修正において、これら取り付け方法では補正が難しい
(【0011】以降は省略されています)

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