TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024057725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164575
出願日2022-10-13
発明の名称ブース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 3/08 20060101AFI20240418BHJP(建築物)
要約【課題】車椅子利用者等が利用しやすいブースを提供する。
【解決手段】外部空間に対してから内部空間を区画するためのブースであって、内部空間を挟んで互いに反対側に配置される一対の壁面を有して外部空間と内部空間との境界に設けられた躯体を備え、前方の壁面に出入り口が形成され、出入り口には開口に沿って戸先がスライドするスライド扉が設けられ、スライド扉が出入り口を閉塞した際に戸先に沿った出入り口の外方周縁部には、スライド扉を開放する向きと逆向きとなる位置に戸先よりも前方に突出する手掛け部が戸先に沿って形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外部空間に対してから内部空間を区画するためのブースであって、
前記内部空間を挟んで互いに反対側に配置される一対の壁面を有して前記外部空間と前記内部空間との境界に設けられた躯体を備え、
前方の前記壁面に出入り口が形成され、前記出入り口には開口に沿って戸先がスライドするスライド扉が設けられ、
前記スライド扉が前記出入り口を閉塞した際に前記戸先に沿った前記出入り口の外方周縁部には、前記スライド扉を開放する向きと逆向きとなる位置に前記戸先よりも前方に突出する手掛け部が前記戸先に沿って形成される、
ことを特徴とするブース。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記出入り口が前方の前記壁面における横方向の端部に位置し、
前記スライド扉は、前記戸先が前方の前記壁面における横方向の端部に向けて移動することで前記出入り口の開口を閉塞する、
ことを特徴とする請求項1記載のブース。
【請求項3】
前記手掛け部は、前記出入り口の開口の上端および下端を除いた中央部分に上下方向に延在する、
ことを特徴とする請求項2記載のブース。
【請求項4】
前記手掛け部の左右幅寸法は、前方の前記壁面から奥に向かって側方に位置する壁面の厚み寸法よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1記載のブース。
【請求項5】
前方の前記壁面から奥に向かって側方に位置する前記壁面には、前記スライド扉が前記出入り口を閉塞した際に前記戸先の近傍となる前記出入り口の内方周縁部に、前記戸先に沿った内方手掛け部が形成される、
ことを特徴とする請求項2記載のブース。
【請求項6】
前方の前記壁面の横方向端部に支柱フレームが立設され、前記手掛け部が前記支柱フレームに固定される、
ことを特徴とする請求項1記載のブース。
【請求項7】
前記手掛け部は、前記支柱フレームから前方に離間して上下方向に延在する柱状に形成される、
ことを特徴とする請求項6記載のブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はブースに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、スライド扉を備えて内部で執務等を行えるブースが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-147983号公報 図17
特開2020-007803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1,2に記載されたブースは、ブースを利用する者がスライド扉を開くときには、その場合は足で踏ん張りながら扉を動かす必要がある。ところが、ブースは入り口周辺に他の什器あるいは壁等がない状態に設置されることも多い。そうなると、体を支えるものが何もないことになる。したがって、ブースのスライド扉を開ける際に、体を支える部分がないため、体勢を崩したり、うまく力が入らず、スライド扉の開閉が困難となる場合があった。特に、車椅子利用者や高齢者などでは扉の開閉が困難な場合があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、車椅子利用者や高齢者などでも、スライド扉を容易に開閉できるブースを提供可能とするという目的を達成しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明の一態様にかかるブースは、
外部空間に対してから内部空間を区画するためのブースであって、
前記内部空間を挟んで互いに反対側に配置される一対の壁面を有して前記外部空間と前記内部空間との境界に設けられた躯体を備え、
前方の前記壁面に出入り口が形成され、前記出入り口には開口に沿って戸先がスライドするスライド扉が設けられ、
前記スライド扉が前記出入り口を閉塞した際に前記戸先に沿った前記出入り口の外方周縁部には、前記スライド扉を開放する向きと逆向きとなる位置に前記戸先よりも前方に突出する手掛け部が前記戸先に沿って形成される、
ことにより上記課題を解決した。
【0007】
(2) 本発明のブースは、上記(1)において、
前記出入り口が前方の前記壁面における横方向の端部に位置し、
前記スライド扉は、前記戸先が前方の前記壁面における横方向の端部に向けて移動することで前記出入り口の開口を閉塞する、
ことができる。
【0008】
(3) 本発明のブースは、上記(2)において、
前記手掛け部は、前記出入り口の開口の上端および下端を除いた中央部分に上下方向に延在する、
ことができる。
【0009】
(4) 本発明のブースは、上記(1)において、
前記手掛け部の左右幅寸法は、前方の前記壁面から奥に向かって側方に位置する壁面の厚み寸法よりも小さい、
ことができる。
【0010】
(5) 本発明のブースは、上記(2)において、
前方の前記壁面から奥に向かって側方に位置する前記壁面には、前記スライド扉が前記出入り口を閉塞した際に前記戸先の近傍となる前記出入り口の内方周縁部に、前記戸先に沿った内方手掛け部が形成される、
ことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
簡易車庫
1か月前
個人
地下食糧生産システム
19日前
個人
スマート型枠組立工法
19日前
合同会社杢草舎
ツリーテント
18日前
曙建設株式会社
留め具
27日前
積水樹脂株式会社
ガード装置
24日前
株式会社オカムラ
ブース
17日前
株式会社オカムラ
ブース
17日前
三協立山株式会社
構造体
24日前
三協立山株式会社
構造体
24日前
淡路技建株式会社
床構造
1か月前
三協立山株式会社
構造体
24日前
株式会社オカムラ
ブース
10日前
株式会社オカムラ
ブース
10日前
淡路技建株式会社
床構造
1か月前
三協立山株式会社
構造体
24日前
三協立山株式会社
構造体
24日前
三協立山株式会社
構造体
3日前
三協立山株式会社
構造体
3日前
株式会社大林組
建物
25日前
ミサワホーム株式会社
建物
24日前
鹿島建設株式会社
解体方法
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
26日前
株式会社竹中工務店
二重床
3日前
鹿島建設株式会社
補強構造
1か月前
株式会社エフコンサルタント
面材
1か月前
三協立山株式会社
簡易構造物
24日前
三協立山株式会社
簡易構造物
24日前
株式会社オカムラ
ブース装置
17日前
株式会社オカムラ
ブース装置
17日前
三協立山株式会社
簡易構造物
24日前
文化シヤッター株式会社
階段
26日前
ミサワホーム株式会社
手摺壁
1か月前
三協立山株式会社
簡易構造物
24日前
鹿島建設株式会社
点検口構造
27日前
三協立山株式会社
天井構造体
24日前
続きを見る