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公開番号2024040094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022158923
出願日2022-09-12
発明の名称簡易車庫
出願人個人
代理人
主分類E04H 6/02 20060101AFI20240315BHJP(建築物)
要約【課題】横殴りの雨に強く、テント張りより丈夫な簡易車庫を提供すること。
【解決手段】設置面に対し上方向に伸びるように設けられる支柱と、格納位置と出庫位置の間を支柱の長さ方向に、案内されながら移動する屋根部と、屋根部を移動させる移動手段と、屋根部の移動を固定する固定手段とを有し、屋根部は、ドーム状であり、かつ平面視で長円形であり、屋根部の内部に、車両の一部又は全部を格納可能であり、屋根部が格納位置では、屋根部の内部に車両の一部又は全部が格納され、屋根部が出庫位置では、屋根部の外部に車両の全部が露出することを特徴とする簡易車庫。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
設置面に対し上方向に伸びるように設けられる支柱と、
格納位置と出庫位置の間を前記支柱の長さ方向に、案内されながら移動する屋根部と、
前記屋根部を移動させる移動手段と、
前記屋根部の移動を固定する固定手段とを有し、
前記屋根部は、ドーム状であり、かつ平面視で長円形であり、
前記屋根部の内部に、車両の一部又は全部を格納可能であり、
前記屋根部が前記格納位置では、前記屋根部の前記内部に前記車両の一部又は全部が格納され、
前記屋根部が前記出庫位置では、前記屋根部の外部に前記車両の全部が露出することを特徴とする
簡易車庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易車庫に係り、例えば、カーポートに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
既存エクステリアメーカにて販売されている自動車用カーポートは敷地に設置する自動車用の駐車場の屋根という存在であるが、台風や横殴りの雨、風、黄砂、などがあると自動車は汚れてしまい再度メンテナンス(洗車)が必要となります。
シャッター付きガレージなどがあれば、そのような問題はないのですが、設置スペース、コスト、建築法などにより制限を受け、なかなか設置ができません。
また、最近は自宅駐車場にても自動車、バイクの盗難やイタズラ、放火なども増えていて社会問題ともなっています。
従来、
(1)ガレージ保管できない自動車、バイクは小雨程度であれば従来のカーポートにより汚れは防止できるが、少しでも風が吹けば汚れてしまい再度メンテナンスが必要。
(2)敷地内に駐車はしているが周りから見れば無防備な状態である。
(3)バイク、自転車などは手軽に盗難されるため購入を控えてしまうユーザーがいます。
問題点、
(a)既存のカーポートは自動車を出し入れすることが前提の為、側面は屋根を支えるための支柱となっており側面からの雨、風には無防備となっている。
(b)既存カーポートは単なる屋根としての存在の為、防犯のための効果はありません。
(c)既存カーポートは一度設置してしまうと高さが決まってしまうため、車の乗り換え時に高さに制限が出来てしまいます。
【0003】
しかし、非特許文献1の屋根づくりのカーポートでは、横殴りの雨で車が汚れてしまい、テント張りのカーポートでは、耐久性に問題があった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
https://shufukulabo.com/carport-repair#i
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、横殴りの雨に強く、テント張りより丈夫な簡易車庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明では、
設置面に対し上方向に伸びるように設けられる支柱と、
格納位置と出庫位置の間を支柱の長さ方向に、案内されながら移動する屋根部と、
屋根部を移動させる移動手段と、
屋根部の移動を固定する固定手段とを有し、
屋根部は、ドーム状であり、かつ平面視で長円形であり、
屋根部の内部に、車両の一部又は全部を格納可能であり、
屋根部が格納位置では、屋根部の内部に車両の一部又は全部が格納され、
屋根部が出庫位置では、屋根部の外部に車両の全部が露出することを特徴とする簡易車庫を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、横殴りの雨に強く、テント張りより丈夫な簡易車庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
昇状態の側面図
降状態の側面図
降状態の正面図
移動手段の一例(正面図)
移動手段の一例(側面図)
ギヤードモータ外観図
自動二輪車に適用した例(正面図)
【発明を実施するための形態】
【0009】
まず、本発明の簡易車庫における好適な実施の形態の概要について説明する。
(1)実施形態の概要
発明のポイントは
本商品のアイデアは以下の(ア)と(イ)の利用により実現ができます。
(ア)従来のカーポートの屋根の形状を独創的な形状(カプセル型)へ変更
(イ)それを今までには無い、昇降という動作を追加し単純な自動車(二輪車)の駐車時の屋根というだけではなく、昇時は今までの従来の製品同様の利用方法にて使用ができ、降時には(ア)の形状により覆い被せる事により、駐車時の横風、横雨から自動車(二輪車)を守ると言う事だけではなく、物理的に駐車時のイタズラや盗難から自動車(二輪車)を守ります。
(ウ)覆いかぶさる屋根部材を中を目視出来ないような色の素材にすれば更に防犯効果が増します。
(エ)現行のカーポートは平屋根が多いので積雪に弱いがカプセル型は雪が積もりづらい形状となります。
(オ)屋根部の昇降にて、車両の入出庫の管理が可能な為、例えば時間貸し駐車場などに広く応用利用が出来ると考えられます。
【0010】
(2)実施形態の詳細
以下、本発明の簡易車庫100における好適な実施の形態について、図1から図7を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態が適用される簡易車庫100の昇状態の側面図を表したものである。
図では、隠れ線は省略し、移動手段3を省略し、地中に埋まっている部分は省略して記載している。
以下、簡易車庫100の例として自動車用のカーポートであるとして説明する。
簡易車庫100は、
設置面に対し上方向に伸びるように設けられる支柱1と、
格納位置101と出庫位置102の間を支柱1の長さ方向に、案内されながら移動する屋根部2と、
屋根部2を移動させる移動手段3と、
屋根部2の移動を固定する固定手段4とを有し、
屋根部2は、ドーム状であり、かつ平面視で長円形であり、
屋根部2の内部に、車両200の一部又は全部を格納可能であり、
屋根部2が格納位置101では、屋根部2の内部に車両200の一部又は全部が格納され、
屋根部2が出庫位置102では、屋根部2の外部に車両200の全部が露出することを特徴とする。
上記の平面視については、ドーム状のその形状が凸になっている方向を上とする。
また、上下左右は、特に断らない限り、車両200の上下左右方向と同一とする。
(【0011】以降は省略されています)

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