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公開番号2024055472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162422
出願日2022-10-07
発明の名称ブース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20240411BHJP(建築物)
要約【課題】消火設備の設置やメンテナンスを容易に行うことができるうえ、ブース外観の意匠性や内部空間の天井の見た目を良好にできるブースを提供する。
【解決手段】天井面より下方に内部空間K1を形成し、内部空間K1には、消火剤を収容した消火剤容器71が配置され、天井面には、消火剤容器71と分離され、消火剤容器71内の消火剤を内部空間K1に噴出する消火剤噴出部が設けられ、内部空間K1を囲む複数の壁面部材20が設けられ、消火剤容器71は、隣接する壁面部材20同士のなす角部20Aに設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
天井面より下方に内部空間を形成したブースであって、
前記内部空間には、消火剤を収容した消火剤容器が配置され、
前記天井面には、前記消火剤容器と分離され、前記消火剤容器内の前記消火剤を前記内部空間に噴出する消火剤噴出部が設けられているブース。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記内部空間を囲む複数の壁面が設けられ、
前記消火剤容器は、隣接する前記壁面同士のなす角部に設けられている、請求項1に記載のブース。
【請求項3】
出入口となる扉が設けられ、
前記扉は、前記消火剤容器が配置される前記角部をなす前記壁面のうち少なくとも1つの壁面と同一面内で隣接している、請求項2に記載のブース。
【請求項4】
前記消火剤容器は、一方向に長い形状をなし、前記一方向を上下方向に平行に配置されている、請求項1に記載のブース。
【請求項5】
前記角部には、複数の前記消火剤容器が上下方向に設けられている、請求項2又は3に記載のブース。
【請求項6】
前記消火剤容器は、前記内部空間に備えられる天板より上に設けられている、請求項1乃至4いずれか1項に記載のブース。
【請求項7】
下方に内部空間を形成する天井面と、
出入口となる扉と、
前記扉と同一面内に設けられるサイドパネルと、
前記サイドパネルと角度をなして接続される壁面と、
消火設備と、を備えたブースであって、
前記消火設備は、消火剤を収容した消火剤容器と、前記消火剤容器から離れた箇所に設置可能な消火剤噴出部と、を備え、
前記天井面に前記消火剤噴出部が設けられ、
前記内部空間に配置され、前記サイドパネルと前記壁面とのなす角部の内側に前記消火剤容器が設けられているブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブースに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、オフィス、展示場及び公共施設等において、執務等を行うためのブースが設置されることがある。特に、近年、オフィスのフリーアドレス化や携帯端末やパソコン等のICT(情報通信技術)を活用したモバイルワークが進展している。そのため、各種の移動先で小スペースのブースを利用して執務等を行う機会が増加している。
【0003】
このようなブースでは、内部空間の天井部材に消火器を設置して、消火剤噴出部および熱検知部をブースの天井面に設けた孔から内部空間に露出させたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0004】
特許文献1に記載されるようなブースでは、消火剤容器、消火剤噴出部および熱検知部が一体となった消火器を天井の上に搭載している。
特許文献2には、消火剤容器と消火剤噴出部とを分離して配置可能な消火器について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-204231号公報
特開2022-082402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の特許文献1、2に示すような従来のブースでは、消火剤容器を天井面の上に搭載している。そのため、重量の大きな消火剤容器の設置やメンテナンスを行う際に、ブースの天井部材の上で作業を行う必要があり、作業効率が低下していた。
また、消火剤容器が天井部材よりも上に配置されることから、消火剤容器を含む部分が天井部材よりも上に突出してしまい、外観が悪くなっていた。そのため、例えば天井部材から突出する消火剤容器を覆うカバーを設けると、設置箇所における天井高さを十分に高い空間を確保する必要があり、その点で改善の余地があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、消火設備の設置やメンテナンスを容易に行うことができるうえ、ブース外観の意匠性や内部空間の天井の見た目を良好にできるブースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
(1)本発明に係るブースの態様1は、天井面より下方に内部空間を形成したブースであって、前記内部空間には、消火剤を収容した消火剤容器が配置され、前記天井面には、前記消火剤容器と分離され、前記消火剤容器内の前記消火剤を前記内部空間に噴出する消火剤噴出部が設けられていることを特徴としている。
【0009】
本発明に係るブースでは、消火剤容器をブースの内部空間に設置し、消火剤容器と分離された消火剤噴出部のみを天井面に設置することができる。すなわち、消火設備を構成する物のうち容積が大きくて重量の大きな消火剤容器が内部空間に配置されることから、天井面に消火剤容器が設けられる場合に比べて、消火設備の設置作業やメンテナンスにかかる作業を容易に行うことができる。
また、本発明では、天井面に設けられる消火剤噴出部は消火剤容器に比べて小型であり、天井に大型な消火剤容器を設置する必要がないため、ブース外観の意匠性や内部空間の天井の見た目を良好にできる。
【0010】
(2)本発明の態様2は、態様1のブースにおいて、前記内部空間を囲む複数の壁面が設けられ、前記消火剤容器は、隣接する前記壁面同士のなす角部に設けられていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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