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公開番号2024058310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165588
出願日2022-10-14
発明の名称什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 97/00 20060101AFI20240418BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】配線に関する作業を行う際に、利用者への影響を抑えることができる什器を提供する。
【解決手段】什器10は、床面F上に配置された什器10であって、床面F上の空間を第一方向Daの第一側Da1の作業空間R1と第一方向Daの第二側Da2の着座空間R2とに仕切る機能部材30と、機能部材30に対して第一方向Daの第二側Da2に配置され、機能部材30に沿って床面Fに沿う方向に連続する配線収容空間201が内部に形成され、着座空間R2から配線収容空間201内にアクセス可能とされた配線収容部200と、を備える構成とした。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
床面上に配置された什器であって、
前記床面上の空間を第一方向の第一側の作業空間と前記第一方向の第二側の外部空間とに仕切る仕切壁と、
前記仕切壁に対して前記第一方向の第二側に配置され、前記仕切壁に沿って前記床面に沿う方向に連続する配線収容空間が内部に形成され、前記外部空間から前記配線収容空間内にアクセス可能とされた配線収容部と、を備える
什器。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記配線収容部は、
前記仕切壁の下部から前記第一方向の第二側に突出し、内部に前記配線収容空間が形成されるとともに、前記配線収容空間から上方に向かって開口する開口部を有するベース部と、
前記開口部を開閉可能に閉塞するカバー部材と、を備える
請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記仕切壁は、
前記仕切壁の内部に形成され、前記カバー部材よりも下方位置において前記配線収容空間と連通し、前記配線収容空間から導入された配線を挿通可能な壁内配線挿通部と、
前記第一方向の第一側及び第二側の少なくとも一方を向く壁側面に設けられ、前記壁内配線挿通部内で前記配線に接続され、前記仕切壁の外部から配線コネクタが着脱可能に接続されるコネクタ接続部と、を備える
請求項2に記載の什器。
【請求項4】
前記仕切壁に、前記カバー部材よりも下方位置において、前記配線収容空間と、前記作業空間とを連通し、前記配線収容空間と前記作業空間との間で配線が挿通可能な連通開口が形成されている
請求項2又は3に記載の什器。
【請求項5】
前記カバー部材は、上方を向く着座面を有している
請求項2又は3に記載の什器。
【請求項6】
前記仕切壁は、
上方から見た際に前記第一方向に交差する第二方向に延びる第一壁部と、
前記第一壁部の前記第二方向の少なくとも一方の端部から、前記第一方向に延びる第二壁部と、を有する
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項7】
前記配線収容部は、前記床面上に載置されている請求項2又は請求項3に記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設等における執務空間においては、椅子やテーブル等の什器の周囲にパーティション等のパネルを設置することで、他の空間と区画された空間部を形成することが行われている。
例えば、特許文献1には、床面上に立設されるパネルを備えたブース本体と、ブース本体内に設けられ、上面が作業面とされた天板と、を備える構成が開示されている。このような構成により、ブース本体の内部空間が、ブース本体の外部空間と区画される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6868076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したような構成において、利用者が、ブース本体の内部空間で、電子機器等をはじめとする各種の電気製品を利用することが想定される。そこで、ブース本体の内部空間側に、コンセント等の配線を配設するため、配線収容ダクト等を備えることが行われている。
しかしながら、配線収容ダクトへの新たな配線の導入、配線の交換等の作業を行うには、作業者がブース本体の内部空間に立ち入る必要があり、作業中、内部空間の利用が妨げられる。
本発明は、配線に関する作業を行う際に、利用者への影響を抑えることができる什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る什器は、床面上に配置された什器であって、前記床面上の空間を第一方向の第一側の作業空間と前記第一方向の第二側の外部空間とに仕切る仕切壁と、前記仕切壁に対して前記第一方向の第二側に配置され、前記仕切壁に沿って前記床面に沿う方向に連続する配線収容空間が内部に形成され、前記外部空間から前記配線収容空間内にアクセス可能とされた配線収容部と、を備える。
この構成によれば、作業空間は、仕切壁に対して第一方向の第一側に配置されている。これに対し、配線収容部は、仕切壁に対して第一方向の第二側に配置されている。配線収容部内に配線を収容することで、外部への配線の露出を抑えることができる。配線収容部の配線収容空間内には、仕切壁に対して第一方向の第二側の外部空間からアクセス可能とされている。このため、利用者が作業空間を利用している場合であっても、作業者は、外部空間側で、配線収容空間内で配線の導入、配線の交換等を行うことができる。その結果、配線に関する作業を行う際に、利用者への影響を抑えることができる。
【0006】
(2)上記(1)の態様に係る什器において、前記配線収容部は、前記仕切壁の下部から前記第一方向の第二側に突出し、内部に前記配線収容空間が形成されるとともに、前記配線収容空間から上方に向かって開口する開口部を有するベース部と、前記開口部を開閉可能に閉塞するカバー部材と、を備えることが好ましい。
この構成によれば、配線収容空間は、仕切壁の下部から第一方向の第二側に突出したベース部に形成されている。また、ベース部は、配線収容空間から上方に向かって開口する開口部を有し、開口部は、カバー部材によって開閉可能に閉塞されている。
このため、仕切壁に対して第一方向の第二側で、カバー部材を開けば、ベース部に形成された開口部を通して配線収容空間内に容易にアクセスすることができる。
【0007】
(3)上記(2)の態様に係る什器において、前記仕切壁は、前記仕切壁の内部に形成され、前記カバー部材よりも下方位置において前記配線収容空間と連通し、前記配線収容空間から導入された配線を挿通可能な壁内配線挿通部と、前記第一方向の第一側及び第二側の少なくとも一方を向く壁側面に設けられ、前記壁内配線挿通部内で前記配線に接続され、前記仕切壁の外部から配線コネクタが着脱可能に接続されるコネクタ接続部と、を備えることが好ましい。
この構成によれば、仕切壁の内部に、壁内配線挿通部を備えている。仕切壁の壁側面に設けられたコネクタ接続部に接続される配線は、配線収容空間から壁内配線挿通部を通して配設することができる。このため、壁側面に設けられたコネクタ接続部に接続される配線についても、外部への露出を抑えて配設することができる。
【0008】
(4)上記(2)又は(3)の態様に係る什器において、前記仕切壁に、前記カバー部材よりも下方位置において、前記配線収容空間と、前記作業空間とを連通し、前記配線収容空間と前記作業空間との間で配線が挿通可能な連通開口が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、仕切壁に形成された連通開口を通して、配線収容空間と作業空間との間で配線が挿通可能とされている。連通開口は、カバー部材よりも下方位置に形成されているため、配線がカバー部材の上方で外部に露呈するのを抑えることができる。
【0009】
(5)上記(2)から(4)の何れかの態様に係る什器において、前記カバー部材は、上方を向く着座面を有していることが好ましい。
この構成によれば、カバー部材上に利用者が着座可能となるので、執務空間における什器の利用価値を高めることができる。
【0010】
(6)上記(1)から(5)の何れかの態様に係る什器において、前記仕切壁は、上方から見た際に前記第一方向に交差する第二方向に延びる第一壁部と、前記第一壁部の前記第二方向の少なくとも一方の端部から、前記第一方向に延びる第二壁部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、第一壁部と第二壁部とを備える仕切壁により、作業空間と外部空間とを、より明確に仕切ることができ、作業空間における作業環境を良好なものとすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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