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公開番号2023049220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-10
出願番号2021158832
出願日2021-09-29
発明の名称荷物保持具
出願人個人
代理人
主分類A47G 29/00 20060101AFI20230403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】自動車のバックドアに荷物を掛けられるようにする保持具を提供する。
【解決手段】荷物掛け部10は、フック部11、穴部12、差し込み部13を備え、台座部30は上側に穴部34a、34bがある壁面32、33を備えている。差し込み部13を穴部34a、34bに差し込み、差し込み部13を軸として回転させることで荷物掛け部10と台座部30とが結合する。台座部30の下側には吸着用部材20、突出形状25を備え、荷物の荷重Wが掛かった際に、突出形状25が吸着用部材20越しに、バックドア40に突き当たることで、荷物掛け部10および台座部30の変位を抑制し、荷物掛け部10および台座部30がバックドア40又はバックドア内装トリム41に接触して傷がつくのを防ぐ。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被吸着部材に吸着するための吸着用部材と、前記吸着用部材を保持するための保持用開口と、前記保持用開口よりも下部に位置して前記吸着用部材の上面に近接する突出形状と、切り欠き形状を有する穴部を設けている壁面と、前記壁面の下部にある基面と、を備える台座部及び、
穴部又は、突出した形状のフック部のいずれか、あるいは両方の荷物を掛けるための形状と、前記台座部の壁面の穴部に差し込まれる突出形状を有する差し込み部と、前記荷物を掛けるための穴部又は、前記フック部から前記差し込み部を接続する接続部と、を備える荷物掛け部と、で構成され、
前記台座部の突出形状は、前記荷物を掛けるための穴部又は、フック部に荷物を掛けた際に、前記吸着部材の上面に接して吸着部材越しに被吸着部材に突き当たり、前記台座部及び前記荷物掛け部の変位を抑制することと、
前記台座部の切り欠き形状を有する穴部を設けている壁面と、前記壁面の穴部に差し込まれる前記荷物掛け部の突出形状を有する差し込み部は、前記差し込み部を軸に回転させた状態において、壁面の穴部の切り欠き形状と差し込み部の突出形状とが干渉せずに、差し込み部は壁面の穴部を通過することができ、差し込み部を前記壁面の穴部に挿入して荷物掛け部を垂下させた状態では、差し込み方向には壁面と差し込み部の突出形状とが干渉して荷物掛け部は壁面の穴部から抜けなくなる構造となっていることと、を特徴とする荷物保持具
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記台座部の壁面穴部に前記荷物掛け部の差し込み部が差し込まれた状態で荷物掛け部を回転させる際に、台座部の壁面穴部周囲に配置された突出形状と、前記差し込み部の突出形状が干渉し、前記壁面が弾性変形をして、干渉していないときよりも大きな回転させる力が必要となることと、
前記荷物掛け部を前記壁面の穴部に挿入して垂下させた状態では、前記壁面穴部周囲に配置された突出形状と前記差し込み部の突出形状との間及び、前記差し込み部の突出形状と前記壁面の下部にある基面との間には隙があり、荷物掛け部は差し込み部を回転軸にして回転する遊びがあることと、を特徴とする請求項1の荷物保持具

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のバックドアに荷物を掛けるための保持具に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
自動車の形状には、後席の後方に荷室とバックドアを備えたステーションワゴンやSUV等の形状があり、セダン形状の自動車と比較すると、荷室が広いことで多くの荷物を搭載できる。
【0003】
荷室には荷室側面に荷物を掛けられるように荷物掛けが備えられ、利便性を向上させていることがあるが、バックドアに荷物を掛けられるように荷物掛けが備えられている自動車は一般的ではない。
【0004】
ウインタースポーツやマリンスポーツ等のレジャーでは多くの荷物を荷室に搭載するが、ウェアやウエットスーツ等の濡れた荷物を地面に置くと汚れるため、荷物の出し入れや整頓をする際に荷室内での置き場所の配慮を必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-1635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1で示すように、バックドアのラッチ部に固定する、ストライカ形状を持つパイプ状のものがある。
特許文献1の構成はパイプ形状の両端に荷物掛け(フック)を備え、パイプ形状の中間にバックドアのラッチ部に固定するための形状を設けているため、フックの位置移動はパイプ長を変更しない限りできない。
バックドアへの傷付き防止にクッション部材(ピロー)を設けているため製造コストが多くなる。
パイプの片側のみに荷物を掛けた際は、パイプ両端にクッション部材(ピロー)を設けているがバックドアの形状やバックドアの内装トリム部品の形状は車両ごとに異なるため、パイプ中間のラッチ部を回転中心にして、荷物が掛かっていない反対側は持ち上がってしまい姿勢が安定しない。
ラッチ部への取り付けを容易にするため案内プレートを設けているが、案内プレートによるラッチ部へのこすれ傷防止は配慮されていない。また、案内プレートやフック部のパイプへの取り付けはナットを使用しているため、組み立てのために工具を必要とする。
【0007】
本発明は上記事情を鑑みてなされたもので、その目的は、組み立て・分解に工具を必要とせず、バックドア端部の任意の位置に安定した姿勢で荷物掛けを設置でき、傷付きを防止するためだけの部材を用いずにバックドアへの傷付きを防止した荷物保持具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために本発明では、吸着部と荷物掛け部が別体で形成されているが工具を必要とせずに組み立て・分解を行える構造と、車両のバックドアに安定した姿勢で取り付けられるために吸着部に対して荷物掛け部が回転できる構造と、吸着部材を傷付き防止の部材としても利用しつつ荷物保持具の姿勢を安定させる形状と、を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、容易に組み立てが行え、バックドアの任意の位置に安定して荷物掛けを取り付けことができ、荷物掛けを使用しても傷付き防止専用の部材を使用せずにバックドアへの傷付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態を示す。車両の開放されたバックドア端部に、荷物保持具を吸着させた状態の側面図である。
吸着用の部材の斜視図である。
台座部の、吸着用部材を除いた状態の底面側斜視図である。
荷物掛け部の斜視図である。
台座部の、吸着用部材を取り付けた状態の斜視図である。
台座部及び、荷物掛け部のみを回転させた姿勢の斜視図である。
荷物掛け部を回転させた姿勢で、台座部に差し込んだ状態の斜視図である。
荷物掛け部を使用時の姿勢にした、荷物保持具の斜視図である。
荷物掛け部を使用時の姿勢にした、荷物保持具の側面図である。
車両の開放されたバックドア端部に荷物保持具を吸着させ、フック部および穴部に荷重を掛けた状態の側面図である。
車両の開放されたバックドアが傾斜面の場合で、荷物保持具を吸着させた状態の背面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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