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公開番号2023049137
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-10
出願番号2021158700
出願日2021-09-29
発明の名称傘収納装置
出願人個人
代理人
主分類A47G 25/12 20060101AFI20230403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】自動車運転者の視界を確保しつつ、ドアを閉めた状態で間便に傘の出し入れ操作が可能で、急ブレーキ時にも傘が外れにくい傘収納装置を提供する。
【解決手段】図1を参照して、挿入口(21)から傘を挿入すると傘先端が斜面(11)を滑り傘側面が当接部(12)に当たって傘が回動し斜面(11)に寝かされて収納される。急ブレーキ時には傘側面が当接部(12)に、傘先端が溝(16)に当接し、生じたトルクによる力よりも溝に発生する摩擦力が高いため傘は外れにくい。傘の柄を上方に引き上げた時、傘先端が曲面(14)上を移動するため引っ掛かりを生じず、傘は挿入口(21)から取り出せる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
斜面と、
前記斜面上に立てて挿入されるべき傘より前記斜面を下った所の上方にあり、
前記傘側面に近設された当接部と、を具備し、
前記当接部直下は前記斜面であり、
前記斜面上方は前記当接部以降前記斜面を上った側が開放され、
前記斜面上に前記傘を立てて挿入した時、
前記傘先端が前記斜面上を滑り、前記傘側面が前記当接部に当接した後、前記傘先端は前記斜面上を滑りつつ、前記当接部を中心として前記傘上部は前記斜面に近づくように回動して、遂には、前記傘は前記当接部を離れ、前記斜面に倒れて収納される、傘収納装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記斜面上に寝かされて収納されるべき傘の上方にあり、前記収納時の傘側面に近設された前記当接部と、
前記収納時の傘先端が当接する溝を設けた下面と、を具備し、
前記収納時の傘に前記斜面開放側水平方向に外力が加わった時、
前記傘側面が前記当接部に当接し、前記傘先端が前記溝の内壁に当接し、前記傘先端には前記当接部を支点としたトルクが作用して、前記傘先端が前記溝の内壁を滑ろうとするも、前記傘先端と前記溝の内壁との摩擦力が働き、前記傘が外れにくい、請求項1記載の傘収納装置。
【請求項3】
前記溝がくさび型断面の平面である、請求項2記載の傘収納装置。
【請求項4】
前記くさび型断面の平面の一方が前記斜面と平行である、請求項3記載の傘収納装置。
【請求項5】
前記斜面と前記下面の両方に接する曲面を具備し、
前記当接部直下は前記斜面に代えて前記曲面である、
前記収納時の傘の柄を上方に持ち上げた時、
前記傘先端が途中で引っ掛かることなく前記下面、前記曲面上を滑り、取り出し位置まで移動して取り出すことが可能な、請求項1記載の傘収納装置。
【請求項6】
前記斜面と前記下面との間に前記曲面に代えて、前記斜面と同方向に傾斜した第2斜面を具備した、
前記当接部直下は前記曲面に代えて前記第2斜面である、
前記収納時の傘の柄を上方に持ち上げた時、
前記傘先端が途中で抵抗が少なく前記下面、前記第2斜面上を滑り、取り出し位置まで移動して取り出すことが可能な、請求項5記載の傘収納装置。
【請求項7】
前記当接部が縦長の平面であり、
前記斜面上に寝かされて収納されるべき前記傘に前記斜面開放側水平方向に外力が加わった時、
回動した前記傘の側面を前記平面で受け止め、前記傘が外れにくい、請求項1乃至6いずれか一項記載の傘収納装置。
【請求項8】
前記下面がその角度が水平、または前記斜面と逆方向にその面上を水が流れる程度の水平に近い角度であり、
前記当接部直下は前記斜面に代えて前記下面であり、
前記当接部と前記挿入時の傘側面との当接点が前記下面に鉛直投影された点から前記斜面に近い側の前記下面端までの水平距離が、畳んでフック係止された傘の中心軸から側面までの長さ未満であり、
前記下面端からは前記斜面である、請求項7記載の傘収納装置。
【請求項9】
前記当接部直下は前記斜面に代えて前記斜面と同方向に傾斜した前記下面である、請求項7記載の傘収納装置。
【請求項10】
前記斜面上に立てて挿入されるべき前記傘挿入位置の前記斜面前側側面に、上方に開放しているコの字状の穴を具備した、請求項1乃至9いずれか一項記載の傘収納装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、傘収納装置に関し、特に自動車その他乗り物に搭載される傘収納装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の自動車用傘収納装置は傘が長尺物であるため、ドアに直立させて収納すると、傘上部が窓側に飛び出してしまい、運転者の視界を一部塞ぐという問題があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記問題を解決するためにはドアトリムに傘を斜めに収納すればよい。これを満たす先行技術文献はある(例えば、特許文献2参照)。しかし、上記文献では、収納装置は単純な筒形状であるため、傘を収納する際には、上記筒の軸線上に傘を挿入する他なく、ドアが開いた状態でしか操作できない。よって、操作する際利用者が雨に濡れてしまうという問題があるし、開いたドアは不安定であるため、片手でドアを支えながらの操作になり煩雑であるし、また、傘が定位置まで押し込まれなかった場合、ドアを閉めるときにはみ出した傘をボディとの間に挟んでしまい、双方を傷める可能性もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実登3213641号公報
【0005】
実全昭58-82177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決する、即ち運転者の視界を確保しつつ、ドアを閉めた状態で間便に傘の出し入れの操作が可能で、且つ急ブレーキ時にも傘が外れにくい傘収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、傘収納装置であって、斜面と、斜面上に立てて挿入されるべき傘より斜面を下った所の上方にあり、傘側面に近設された当接部とを具備し、当接部直下は斜面であり、斜面上方は当接部以降斜面を上った側が開放されたものである。
【0008】
このように構成すると、斜面上に傘を立てて挿入した時、傘先端が斜面上を滑り、傘側面が当接部に当接した後、傘先端は斜面上を滑りつつ当接部を中心として傘上部は斜面に近づくように回動して、遂には、傘は当接部を離れ、斜面に倒れて収納される。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明の構成において、斜面上に寝かされて収納されるべき傘の上方にあり、収納時の傘側面に近設された当接部と、収納時の傘先端が当接する溝を設けた下面とを具備したものである。
【0010】
このように構成すると、収納時の傘に斜面開放側水平方向に外力が加わった時、傘側面が当接部に当接し、傘先端が溝の内壁に当接し、傘先端には当接部を支点としたトルクが作用して、傘先端が溝の内壁を滑ろうとするも、傘先端と溝の内壁との摩擦力が働き、傘が外れにくい。
(【0011】以降は省略されています)

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