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公開番号2023056070
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-19
出願番号2021165159
出願日2021-10-07
発明の名称靴ベラ
出願人個人
代理人
主分類A47G 25/82 20060101AFI20230412BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】立った状態で靴ベロを引っ張り上げる機能を持つ靴ベラを提供する。
【解決手段】本体1から戻りコイルバネを介して、ワイヤーで操作レバー4を繋ぎ、ワイヤーの途中に、アームと固着又は一体化された、回動軸が中心よりもワイヤー固定部から離れているドラムを備えていることを特徴とした、物を掴む機能を有する靴ベラ。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体から戻りコイルバネを介して、ワイヤーで操作レバーを繋ぎ、ワイヤーの途中に、
アームと固着又は一体化された、回動軸が中心よりもワイヤー固定部から離れているドラムを備えていることを特徴とした、物を掴む機能を有する靴ベラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立った状態で靴ベロを引っ張り上げる機能を持つ靴ベラに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マジックハンドの機能を備えた靴ベラが提案されていたが、レバーの力が効率よく掴み部に伝わらす、掴む力が弱く、靴ベロを引っ張り上げるには掴む力が弱いという問題があった。また、靴ベラとして使用する場合、靴ベラとしては必要のない側の掴み部が邪魔になるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3116512号広報
特開2004-8725号広報
実用新案第3088350号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
次のような問題点があった。
(イ)操作レバーの力が効率よく掴み部に伝わらす、掴む力が弱く、靴ベロを引っ張り上げるには掴む力が弱い。
(ロ)靴ベラとして使用する場合、靴ベラとしては必要のない側の掴み部が邪魔になる。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、前述の問題点を解消するために、回動軸が中心よりもワイヤー固定部から離れているドラムを採用し、操作レバーの聞き始めは掴み部を大きく動かし、操作レバーを最後まで引いたときに掴み部に大きな力がかかるようにした。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、前述の構成によって、次に述べる効果がある。
(イ)掴み部が閉じるときに大きな力がかかり、靴ベロを引っ張り上げるのに十分な力が得られる。
(ロ)靴ベラとして使用する場合、必要のない側の掴み部が大きく移動するため邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の、操作レバー(2)を引く前の状態の側面図である。
本発明の、操作レバー(2)を引く前の状態の本体付近の断面図である。
本発明の、操作レバー(2)を引いた後の状態の本体付近の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)本体(1)はパイプ(5)を介して持ち手(3)と連結しており、連続した空洞になっている。
(ロ)操作レバー(4)は支持ピンe(13e)を中心に回動する。
(ハ)操作レバー(4)のパイプ(5)の末端に近い側とワイヤー(10)は連結しており、ドラム・ワイヤー連結部(11)を経由して、戻りコイルバネ(12)を挟んで、本体(1)に連結している。
(ニ)ドラム(7)とワイヤー(10)は、ドラム・ワイヤー連結部(11)で固定されている。
(ホ)ドラム(7)とアーム(8)は固着されている。
(ヘ)本体(1)に対して、ドラム(7)とアーム(8)は支持ピンa(13a)を中心に回動する。
(ト)ドラム(7)における支持ピンa(13a)の位置は、中心よりもドラム・ワイヤー連結部(11)から離れた位置にある。
(チ)アーム(8)と掴み部(6)は支持ピンb(13b)を中心に回動する。
(リ)補助アーム(9)と本体(1)は支持ピンc(13c)を中心に回動する。
(ヌ)補助アーム(9)と掴み部(6)は支持ピンd(13d)を中心に回動する。
持ち手(3)を持って、操作レバー(4)を引くことにより、ワイヤー(10)が引っ張られる。
ワイヤー(10)が引っ張られると、戻りコイルバネ(12)が伸びると同時に、ドラム(7)とアーム(8)が支持ピンa(13a)を中心に回動する。
ドラム(7)とアーム(8)の動きに連動して、掴み部(6)と補助アーム(9)も、支持ピンb(13b)、支持ピンc(13c)、支持ピンd(13d)を中心に回動するため、
結果として、掴み部(6)の先端と本体靴ベラ部(2)の先端で物を掴むことができる。
このとき、上記(ト)により、操作レバー(4)の引き始めは、ドラム(7)とアーム(8)の角度は大きく動くので、掴み部(6)を素早く本体靴ベラ部(2)の近くに移動できる。
操作レバー(4)を深く引いていくにつれて、ドラム(7)とアーム(8)の角度の動きは小さくなり、本体靴ベラ部(2)と掴み部(6)で挟む力は大きくなるので、
靴ベロを強い力で挟むことができる。
操作レバー(4)を引く力を弱めると、戻りコイルバネ(12)が戻る力により、ワイヤー(10)、ドラム(7)とアーム(8)、
掴み部(6)、補助アーム(9)、および操作レバー(4)が元の位置に戻る。
実際本発明品を使用して靴を履く場合は、立ったままの姿勢で、持ち手(3)を持って、本体靴ベラ部(2)の先端を靴の中に入れ、
操作レバー(4)を引いて靴ベロを本体靴ベラ部(2)と掴み部(6)で掴んで引っ張り上げる。
その状態で足を靴の中に差し込んだら、操作レバー(4)を戻して、掴み部(6)を邪魔にならないように元の場所に戻し、通常の長い靴ベラとして使用して踵を靴の中に滑らせればよい。
【符号の説明】
【0009】
1 本体
2 本体靴ベラ部
3 持ち手
4 操作レバー
5 パイプ
6 掴み部
7 ドラム
8 アーム
9 補助アーム
10 ワイヤー
11 ドラム・ワイヤー連結部
12 戻りコイルバネ
13a 支持ピンa
13b 支持ピンb
13c 支持ピンc
13d 支持ピンd
13e 支持ピンe

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