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公開番号2024057724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164574
出願日2022-10-13
発明の名称ブース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 3/08 20060101AFI20240418BHJP(建築物)
要約【課題】使いやすいブースを提供可能とする。
【解決手段】ブースであって、空間と内部空間との境界に配置された支柱フレームと、支柱フレームの上端部に連結された複数の梁フレームと、梁フレームと支柱フレームとの間に設けられた面板状のパネル部と、を備え、上面視して梁フレームが矩形に形成されるとともに、互いに対向する面には、2つの出入り口が形成され、2つの出入り口には、それぞれスライド扉が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外部空間に対してから内部空間を区画するためのブースであって、
前記内部空間を挟んで互いに反対側に配置される一対の壁面を有して前記外部空間と前記内部空間との境界に設けられた躯体を備え、
一対の前記壁面にはそれぞれ出入り口が設けられ、
それぞれの前記出入り口には前記壁面に沿ってスライドするスライド扉が設けられる、
ことを特徴とするブース。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
2つの前記出入り口は、上面視して互いに前記躯体の中心を挟んで反対側の位置に配置される、
ことを特徴とする請求項1記載のブース。
【請求項3】
2つの前記スライド扉は、スライド方向が互いに平行であり、かつ、開放動作方向が互いに近接する向きである、
ことを特徴とする請求項2記載のブース。
【請求項4】
前記スライド扉は、前記壁面の上端に沿って配置されたスライドレールにスライド自在に吊り下げられる、
ことを特徴とする請求項3記載のブース。
【請求項5】
前記スライド扉が沿ってスライドする前記壁面が、
前記出入り口と、
前記出入り口に隣接して前記出入り口を開放した前記スライド扉が平行に隣接して覆われるパネル部と、
前記パネル部に隣接して前記スライド扉に覆われないパネル部と、
により構成される、
ことを特徴とする請求項3記載のブース。
【請求項6】
前記内部空間を仕切る仕切り什器が収納されて、
前記仕切り什器により仕切られた2つの前記内部空間には、それぞれ異なる前記出入り口から入退室が可能である、
ことを特徴とする請求項3記載のブース。
【請求項7】
前記内部空間は、前記仕切り什器により2つに仕切られたそれぞれが前記出入り口から車椅子による入退室が可能な大きさである、
ことを特徴とする請求項6記載のブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はブースに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ブースに2枚の扉を設けて、それぞれの扉から入室した二人が、共同の作業あるいは打合せを行い、もしくは両者の間に仕切りを設けてそれぞれの人が個人作業を集中して行えるようにしたブースが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-147983号公報
特開2022-102798号公報
特開2020-007803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1,2に記載された従来の構造体では、片方の扉から入ってもう片方の扉から出ることができない構成であり、そのような移動が可能な場合も2枚の扉が同一面に設けられている構成しか開示されていない。そのような構成においては、車椅子利用者など、方向転換のために広いスペースを要する人、あるいは移動に比較して方向転換に大きな労力を要する人の利用が困難であった。
また、対面での簡易相談など、プライバシーの確保と、相談者および被相談者の入退出を別々の入り口から可能とする構成が望まれている。
【0005】
また、扉としては外向き開き戸の構成が主に開示されており、車椅子利用者および高齢者のように、強い力で引きながら後方へ移動することが困難な人にとって使いやすいブースの構成は示されていなかった。
さらに、特許文献3に記載された構造体では、引き戸の構成が開示されているが、床が段差となっており、車椅子での進入退出には困難を生じる上、車椅子利用者および高齢者のように、強い力で引きながら後方へ移動することが困難な人にとって困難を生じている。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、相談者および被相談者等、互いの立場が違う人の入退出を別々の入り口から可能とするとともに、車椅子での進入退出に困難を生じることなく、車椅子利用者および高齢者のように、強い力で引きながら後方へ移動することが困難な人にとって使いやすいブースを提供可能とするという目的を達成しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明の一態様にかかるブースは、
外部空間に対して内部空間を区画するためのブースであって、
前記内部空間を挟んで互いに反対側に配置される一対の壁面を有して前記外部空間と前記内部空間との境界に設けられた躯体を備え、
一対の前記壁面にはそれぞれ出入り口が設けられ、
それぞれの前記出入り口には前記壁面に沿ってスライドするスライド扉が設けられる、ことにより上記課題を解決した。
【0008】
(2) 本発明のブースは、上記(1)において、
2つの前記出入り口は、上面視して互いに前記躯体の中心を挟んで反対側の位置に配置される、
ことができる。
【0009】
(3) 本発明のブースは、上記(2)において、
2つの前記スライド扉は、スライド方向が互いに平行であり、かつ、開放動作方向が互いに近接する向きである、
ことができる。
【0010】
(4) 本発明のブースは、上記(3)において、
前記スライド扉は、前記壁面の上端に沿って配置されたスライドレールにスライド自在に吊り下げられる、
ことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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