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公開番号2024052077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158542
出願日2022-09-30
発明の名称ガード装置
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E04G 21/32 20060101AFI20240404BHJP(建築物)
要約【課題】移動可能であり、かつ、パネル体の幅方向に並べて配置しても、その間に隙間が生じにくいキャスター付きガード装置を提供する。
【解決手段】矩形状のパネル材10と、パネル材10の上下左右の周縁に沿って取付けられる横枠材20及び縦枠材30と、縦枠材30の下端から接続部材40を介して接続される支持材50と、支持材50の前後両端に取付けられるキャスター60と、を備え、キャスター60は、その外側端が前記支持材50の外側端よりも側方に突出して取付けられ、縦枠材30は、前記キャスター60の突出寸法よりも大きく側方に突出して支持材50に接続されるようにすれば、ガード装置100を左右に並べた状態で、キャスター60同士が接触せず、縦枠材30間に隙間が生じないように配置することができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状のパネル材と、
前記パネル材の上下の周縁に沿って取付けられる横枠材と、左右の周縁に沿って取付けられる縦枠材と、
前記縦枠材の下端から接続部材を介して接続される支持材と、
前記支持材の前後両端に取付けられるキャスターと、を備え、
前記キャスターは、その外側端が前記支持材の外側端よりも側方に突出して取付けられ、
前記縦枠材は、前記キャスターの突出寸法よりも大きく側方に突出して前記支持材に接続されている
ことを特徴とするガード装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記縦枠材の下端は、下側の横枠材よりも下方に位置しており、
前記接続部材は、前記縦枠材が収納される収納部を有し、
前記収納部は、前記支持材上に配置される縦壁部と、該縦壁部の前後に配置される前壁部と後壁部とを有し、
前記縦壁部の対向側は、前壁部及び後壁部が前後方向に離間されており、
前記縦枠材を前記収納部内に収容した状態で、該縦枠材の一部が該収納部の外側端から側方に突出している
ことを特徴とする請求項1に記載のガード装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、工場内の設備周り等に設置されて作業者の安全を確保するためのフェンスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、工場等の施設内には各種産業機械等の設備が多数配置されており、施設内の作業者の安全性を確保するために、設備周辺の危険領域を囲んで危険領域への作業者の立入りを制限するフェンスが設けられている。
【0003】
例えば、特許文献1には、機械装置の周囲に支柱とフェンス構造によりガード装置を形成し、上記支柱及び上記フェンス構造のガードフレームを中空構造とし、上記ガード装置に設置する電気設備に通電する電源ケーブル又はインターロック配線ケーブルを上記支柱及びガードフレーム内に収容した産業機械用ガード装置が提案されている。
【0004】
また本出願人においても、特許文献2において、パネル材と、上下左右の枠を結合して構成され、前記パネル材を前記上下左右の枠の内側に保持する枠体と、前記枠体の右側面及び左側面のいずれかに設けられた磁石とを備えるフェンスを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-058173号公報
特開2015-194062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2に示されるように、通常このようなフェンスは、誤って作業者や通行者がフェンスに触れてもフェンスが設備側に移動したり、倒れたりしないように、フェンスのパネル体の枠体、又はパネル材等が取付けられる支柱が設置面に固定されている。
【0007】
ただ、溶接作業や塗装作業においては、臨時で作業者が専用装置を手にして直接作業する場合があるので、その作業エリアと通路とを区切るために臨時でフェンスを使用したい場合がある。このような場合は、パネル材の枠体の両縦枠材の下端を下方に延長して、その両下端部に横材を取付けて、その横材の両下端部にキャスターを取付けることによって、フェンスが可動するとともに、パネル材の下方を通じで電気コード等の作業に必要な部材を通せるような形態とすることができる。
【0008】
横材に取付けられたキャスターは、走行の安定性を考えると、キャスターの車輪の幅を横材の幅寸法より広くした方が好ましい。つまり、平面視において、横材からキャスターの車輪がはみ出した状態となる。そうすると、パネル体を幅方向に並べて配置する場合、隣合うパネル体のキャスター同士が接触して、2個パネル体の間に隙間が生じる。隙間の間に作業者の指や作業着が挟まれる可能性が生じるため、安全上好ましい状態ではない。横材に対するキャスターの取付け位置を横材の幅方向中央部からパネルの中央側に移動させることで前述のはみ出しが解消されるが、そうすると、パネル体の荷重が横材を通じてキャスターの車輪の幅方向に偏って掛かり移動作業に支障が出るおそれがあった。
【0009】
本発明は、前記の如き問題点を解消し、移動可能であり、かつ、パネル体の幅方向に並べて配置しても、その間に隙間が生じにくいキャスター付きガード装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係るガード装置は、矩形状のパネル材と、前記パネル材の上下の周縁に沿って取付けられる横枠材と、左右の周縁に沿って取付けられる縦枠材と、前記縦枠材の下端から接続部材を介して接続される支持材と、前記支持材の前後両端に取付けられるキャスターと、を備え、前記キャスターは、その外側端が前記支持材の外側端よりも側方に突出して取付けられ、前記縦枠材は、前記キャスターの突出寸法よりも大きく側方に突出して前記支持材に接続されていることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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