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公開番号2024033490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137098
出願日2022-08-30
発明の名称フェンス
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04H 17/14 20060101AFI20240306BHJP(建築物)
要約【課題】 施工性の良いフェンスの提供。
【解決手段】 柱1a,1b,…と、柱1a,1b,…に架設した横材2,2,…と、カバー材3とを備え、横材2は、長手方向端部に外れ止め部材4を有し、外れ止め部材4は、横材2の長手方向の収縮を許容する状態で柱1aと係合する係合部5を有し、カバー材3は、柱1aに取付けてあり、横材2の長手方向端部が柱1aとカバー材3との間に位置している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
柱と、柱に架設した横材と、カバー材とを備え、横材は、長手方向端部に外れ止め部材を有し、外れ止め部材は、横材の長手方向の収縮を許容する状態で柱と係合する係合部を有し、カバー材は、柱に取付けてあり、横材の長手方向端部が柱とカバー材との間に位置していることを特徴とするフェンス。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
柱と、柱の見付面に上下方向に間隔をおいて取付けた横材と、カバー材とを備え、横材は、長手方向端部に端部部品を有し、端部部品は、横材の下方又は上方に突出しており、下の横材の端部部品の下端を位置決め部品に突き当て、その上から他の横材を順次重ねることで、端部部品により横材間に間隔を形成してあり、カバー材は、柱に取付けてあり、横材の長手方向端部が柱とカバー材の間に位置していることを特徴とするフェンス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フェンスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、地面に支柱を間隔をおいて立設し、複数の支柱間に跨って横材を上下方向に間隔をおいて取付けて構成したフェンスが知られている。かかるフェンスにおいては、施工性の向上が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性の良いフェンスの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるフェンスは、柱と、柱に架設した横材と、カバー材とを備え、横材は、長手方向端部に外れ止め部材を有し、外れ止め部材は、横材の長手方向の収縮を許容する状態で柱と係合する係合部を有し、カバー材は、柱に取付けてあり、横材の長手方向端部が柱とカバー材との間に位置していることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明によるフェンスは、柱と、柱の見付面に上下方向に間隔をおいて取付けた横材と、カバー材とを備え、横材は、長手方向端部に端部部品を有し、端部部品は、横材の下方又は上方に突出しており、下の横材の端部部品の下端を位置決め部品に突き当て、その上から他の横材を順次重ねることで、端部部品により横材間に間隔を形成してあり、カバー材は、柱に取付けてあり、横材の長手方向端部が柱とカバー材の間に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の発明によるフェンスは、柱と、柱に架設した横材と、カバー材とを備え、横材は、長手方向端部に外れ止め部材を有し、外れ止め部材は、横材の長手方向の収縮を許容する状態で柱と係合する係合部を有し、カバー材は、柱に取付けてあり、横材の長手方向端部が柱とカバー材との間に位置しているので、外れ止め部材の係合部を柱と係合させることで横材を柱間に容易に取付けでき、施工性が良い。しかも、外れ止め部材の係合部が柱と係合することで、風荷重等で横材が引っ張られても横材の長手方向端部が柱とカバー材の間から抜けるのを防止できる。さらに、外れ止め部材の係合部は、横材の長手方向の収縮を許容する状態で柱と係合していることで、横材が熱で長手方向に収縮しても横材が破損したりすることがない。
【0007】
請求項2記載の発明によるフェンスは、柱と、柱の見付面に上下方向に間隔をおいて取付けた横材と、カバー材とを備え、横材は、長手方向端部に端部部品を有し、端部部品は、横材の下方又は上方に突出しており、下の横材の端部部品の下端を位置決め部品に突き当て、その上から他の横材を順次重ねることで、端部部品により横材間に間隔を形成してあり、カバー材は、柱に取付けてあり、横材の長手方向端部が柱とカバー材の間に位置しているので、横材を順次重ねるだけで横材間に間隔を形成しながら横材を柱の見付面に配置できるので、施工性が良い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は柱の周辺を拡大して示す正面図であり、(b)はA-A断面図、(c)はB-B断面図である。
(a)は本発明のフェンスの一実施形態を示す正面図、(b)は同平面図である。
横材の取付方を示す正面図である。
図1のA-A位置における断面図であって、(a)は初期状態、(b)は横材が伸びた状態、(c)は横材が縮んだ状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,2は、本発明に係るフェンスの一実施形態を示している。本フェンスは、道路と敷地の境界部に設置されるものであり、地面に間隔をおいて立設した柱1a,1b,…と、柱1a,1b,…間に上下方向に間隔をおいて架設した横材2,2,…と、柱1a,1b,…の道路側の見付面に取付けたカバー材3とで構成されている。横材2は、3本の柱1a,1b,1aに跨って架設されている。
【0010】
支柱1a,1bは、図1に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成してあり、道路側の見付面に凹部8を長手方向に沿って有している。凹部8内には、左右方向の中央側に向けて開口する鉤状の係合部9,9が左右方向に離間して形成してある。さらに、凹部8の底部には左右方向の中央位置に矩形断面の溝10が形成してある。一番下の横材2より下方の凹部8内には、図2,3に示すように、位置決め部品6が取付けてある。
(【0011】以降は省略されています)

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