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公開番号2024050108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156738
出願日2022-09-29
発明の名称建物
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E04H 1/06 20060101AFI20240403BHJP(建築物)
要約【課題】屋外階段を設けた領域を意匠的にも機能的にも有効活用した建物を提供する。
【解決手段】建物10は、屋外となる凹部領域A2と、この凹部領域A2と壁部によって区画される屋内の透明壁部材G1とを有した外装部を備える。この建物10は、凹部領域A2に設けられ、対象階から直上階に続く屋外階段を備える。更に、凹部領域A2において、屋外階段の外装部側に、複数の縦材を離間して並べたスクリーン部材50を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
屋外となる凹部領域と、これと壁部によって区画される屋内の壁面とを有した外装部と、
前記凹部領域に設けられ、対象階から直上階に続く屋外階段と、を備え、
前記凹部領域において、前記屋外階段の前記外装部側に、複数の縦材を離間して並べたスクリーン部材を設けたことを特徴とする建物。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記外装部において、前記壁面が透明部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記縦材は、円筒部材で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。
【請求項4】
前記スクリーン部材は、異なる径を有する小径部材と大径部材とが交互に並べられて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。
【請求項5】
前記縦材は、前記対象階における前記縦材の上部部材と、前記上部部材よりも小さい径の下部部材とが連結されて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。
【請求項6】
前記対象階から前記直上階に続く階段の途中に踊り場を設け、
前記踊り場の高さを、前記対象階の天井よりも前記対象階の床に近い高さに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、屋外階段を備えた建物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、避難等の使用目的で外部階段(屋外階段)を屋外に設けた建物が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の建物は、地上架設の四隅部分に、外側に面する避難階段を設ける。具体的には、階段設置スペースの外側2面を囲繞するように、1スパン分の鉄骨梁を縦横方向に露出した状態で互いに直結する。この場合、露出した鉄骨梁の長さ方向の一部にリンク材を挿入して一体に結合する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-17882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1でも示しているように、屋外階段は、使用目的の観点から、他の屋内の部分とは異なる意匠となっている。このため、屋外階段を設けた領域を、意匠的にも機能的にも有効活用することは難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する建物は、屋外となる凹部領域と、これと壁部によって区画される屋内の壁面とを有した外装部と、前記凹部領域に設けられ、対象階から直上階に続く屋外階段と、を備え、前記凹部領域において、前記屋外階段の前記外装部側に、複数の縦材を離間して並べたスクリーン部材を設ける。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、屋外階段を設けた領域を意匠的にも機能的にも有効活用した建物を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態における建物の外装部を説明する建物の正面図である。
実施形態における中間階における要部の平面図である。
実施形態における中間階における外装部の斜視図である。
図2における4-4線方向における要部の断面図である。
実施形態における中間階における外装部の要部の正面図である。
実施形態における中間階の屋外である凹部領域の平面図である。
実施形態における凹部領域に設けたスクリーン部材を説明する平面図である。
図6における8-8線方向における要部の断面図である。
実施形態における凹部領域の屋外と屋内とを区画する壁部側から、屋外階段とスクリーン部材とを見た斜視図である。
変更例における中間階における外装部の斜視図である。
変更例における中間階における外装部の要部の正面図である。
変更例における凹部領域のスクリーン部材を説明する平面図である。
変更例におけるスクリーン部材を構成する縦材の要部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図9を用いて、建物を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、中層階における屋外階段が配置された領域を有効活用し、主に仕事を行なうオフィスビルを、建物として説明する。
【0009】
図1は、建物10の正面図、図2は、建物10の正面側の平面図である。図3は、建物10の中間階を正面左側から見た斜視図である。図4は、図2における4-4線断面図である。
【0010】
図1に示すように、建物10は、9階建てであって、例えば、5階~7階等の中層階においては、後述する床スラブ及び床面部材の側方を覆う側壁部材29が設けられている。そして、建物10には、中間階の対象階の床スラブがある領域において、壁に囲まれた屋内部分A1と、外部に露出した屋外の凹部領域A2とが設けられる。本実施形態では、正面において、中央部に屋内部分A1が配置され、左側が屋外に露出した凹部領域A2が、外装部として配置されている。
ここで、図3に示すように、凹部領域A2は、正面(前側)だけでなく、左側面側も屋外に露出している。これにより、凹部領域A2に配置される後述する屋外階段40が建築基準法における避難階段となるように、凹部領域A2は、2面(前側と左側)が開口されている。
更に、図1に示す建物10では、正面(前側)の右側(凹部領域A2とは反対側)部分も、屋外に露出したテラスになっている。
(【0011】以降は省略されています)

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