TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024054809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022170204
出願日2022-10-05
発明の名称ツリーテント
出願人合同会社杢草舎
代理人
主分類E04H 15/04 20060101AFI20240410BHJP(建築物)
要約【課題】ツリーテントにおいて、樹木を傷つける点、十分な強度の樹木の枝を必要とする点、また工作物の組み立て・設置・分解・運搬が容易ではない点、携帯性に劣る点を改善する。
【解決手段】地表に接し他端側は樹木に沿わせて立てた縦筒100と、縦筒100の地表から離間した位置に設けた縦筒固定帯連結部140と、縦筒100の他端側と接続する接続部200と、接続部200を貫通する横筒300と、横筒300に設けた横筒固定帯連結部322と、横筒300に設けた吊下げ部330と、樹木に固定時使用の縦筒固定帯連結部140と横筒固定帯連結部322に連結される固定帯400と、縦筒連結部142と横筒固定帯連結部322に連結される固定帯400は固定帯400の固定帯連結部421に開閉できる部品がついた金属リングの接続金具430で連結されており、吊下げ部330は接続部200を挟んで樹木の反対側に位置する、ツリーテント。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
樹木などの柱状体に対して、
一端側を地表に接し他端側は前記柱状体の長手方向に沿わせて立てた縦筒と、
前記縦筒の地表から離間した位置に設けた縦筒固定帯連結部と、
前記縦筒の他端側と接続する接続部と、
前記接続部を貫通する横筒と、
前記横筒の一端側に設けた横筒固定帯連結部と、
前記横筒の他端側に設けた吊下げ部と、
前記柱状体に配置する固定時使用の前記縦筒固定帯連結部と前記横筒固定帯連結部に連結される各々の固定帯と、
前記吊下げ部から吊下げたテントからなるツリーテントであって、
前記吊下げ部は前記接続部を挟んで前記柱状体の反対側に位置することを特徴とするツリーテント。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記縦筒と前記横筒は伸縮可能であることを特徴とする請求項1記載のツリーテント。
【請求項3】
前記接続部は、前記縦筒と前記横筒との角度が0度から90度の範囲で変更可能であり、範囲内で角度を固定し得るものであることを特徴とする請求項1、2記載のツリーテント。
【請求項4】
前記柱状体に複数の前記縦筒が固定されており、複数の前記縦筒に接続された各々の前記横筒の前記吊下げ部を連結する横筒吊り連結部と、前記横筒吊り連結部から吊下げたテントからなることを特徴とする請求項1~3記載のツリーテント。
【請求項5】
前記吊下げ部を連結する前記横筒吊り連結部で連結された前記横筒の間の角度は変更可能であり、所望の角度で固定し得るものであることを特徴とする請求項4記載のツリーテント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャンプや遊具に用いることができるツリーテントに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の図1に記載されているように、従来のツリーテントは樹木の枝にロープ等を介して、床面のあるテントを地表に接することがないように空中に吊り下げるものであり、ツリーテントと中に入る人間の荷重に耐えうる強度のある木の枝を必要とするが、十分な強度の枝を探すことは容易ではなく、また、樹木の枝にロープ等を取り付けるため樹木の枝が傷つくものであった。
【0003】
また、特許文献2~7には床のあるツリーテントを地面に接することのないように空中に吊り下げる自立型の台や支柱が記載されているが、自立性を維持するために重量の大きな土台が必要である。
【0004】
荷重に耐え得る強度を確保するために部材が重くなる、平たんでない場所に設置が困難である、構造が複雑になる等、組み立て・設置・分解が容易ではなく携帯性に欠けるものであった。
【0005】
さらに、特許文献8~10には、非自立型の台や支柱に吊り下げるテントが記載されているが、更衣室や自動車カバーに利用される下端が開放状態であるテントや通常のテントの上端を吊り下げるものであり、人が入った状態で地面に接することのないように空中に吊り下げるツリーテントではなく、本発明とはまったく異なるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3084169号公報
米国公開特許公報2015/0030790
米国公開特許公報2010/0252083
中国実用新案登録第205502720号公報
中国実用新案登録第204645814号公報
中国実用新案登録第204899410号公報
韓国特許登録第10-2182386号公報
実開平5-92360号公報
実開昭52-109704号公報
実公昭50-30804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、ツリーテントにおいて、使用に際して樹木を傷つける点、十分な強度の樹木の枝を必要とする点、組み立て・設置・分解が容易ではない点、携帯性に劣る点を改善することを解決しようとすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
樹木などの柱状体に対して、
一端側を地表に接し他端側は柱状体の長手方向に沿わせて立てた縦筒と、
縦筒の地表から離間した位置に設けた縦筒固定帯連結部と、
縦筒の他端側と接続する接続部と、接続部を貫通する横筒と、
横筒の一端側に設けた横筒固定帯連結部と、
横筒の他端側に設けた吊下げ部と、
柱状体に配置する固定時使用の縦筒固定帯連結部と、
横筒固定帯連結部に連結される各々の固定帯と、
吊下げ部から吊下げたテントからなるツリーテントであって、
吊下げ部は接続部を挟んで柱状体の反対側に位置することを特徴とする。
【0009】
縦筒と横筒は伸縮可能であること、接続部は、縦筒と横筒の角度が0度から90度の範囲で変更可能であり、範囲内で角度を固定し得るものであることを特徴とする。
【0010】
柱状体に複数の縦筒が固定されており、縦筒に接続された各々の横筒の吊下げ部を連結する横筒吊り連結部と、横筒吊り連結部から吊下げたテントからなることを特徴とし、横筒吊り連結部で連結された横筒の間の角度は変更可能であり、所望の角度で固定し得るものであることを特徴とするツリーテント。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
簡易車庫
1か月前
積水樹脂株式会社
2か月前
積水樹脂株式会社
パネル
1か月前
個人
スマート型枠組立工法
14日前
個人
地下食糧生産システム
14日前
合同会社杢草舎
ツリーテント
13日前
曙建設株式会社
留め具
22日前
積水樹脂株式会社
ガード装置
19日前
個人
雪下ろし具
1か月前
三協立山株式会社
構造体
19日前
淡路技建株式会社
床構造
1か月前
三協立山株式会社
構造体
19日前
淡路技建株式会社
床構造
1か月前
三協立山株式会社
構造体
19日前
株式会社オカムラ
ブース
5日前
株式会社オカムラ
ブース
5日前
三協立山株式会社
構造体
19日前
株式会社オカムラ
ブース
12日前
株式会社オカムラ
ブース
12日前
三協立山株式会社
構造体
19日前
鹿島建設株式会社
解体方法
2か月前
鹿島建設株式会社
解体方法
2か月前
株式会社大林組
建物
20日前
鹿島建設株式会社
補強構造
28日前
個人
繊維強化プラスチック配筋材
1か月前
鹿島建設株式会社
解体方法
1か月前
株式会社エフコンサルタント
面材
25日前
三協立山株式会社
フェンス
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
21日前
株式会社カネカ
疑似窓装置
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
19日前
株式会社オカムラ
ブース装置
12日前
個人
部屋構造および施工方法
1か月前
センクシア株式会社
柱脚構造
1か月前
センクシア株式会社
柱脚構造
1か月前
文化シヤッター株式会社
階段
2か月前
続きを見る