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公開番号2024047618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153210
出願日2022-09-27
発明の名称留め具
出願人曙建設株式会社
代理人個人
主分類E04G 21/32 20060101AFI20240401BHJP(建築物)
要約【課題】より簡単に紐を留めて、より簡単に締め込み、より確実に締め込んだ状態を維持する。
【解決手段】留め具は、足場の紐を留める留め具であって、開閉可能に構成され、開いている状態で挿入された紐を閉じた状態で挟み込んで保持する挟持部と、挟持部に挟み込まれている紐に刺さるように、挟み込む紐の長手方向に対して斜めの向きに挟持部の内面に束にされて植えられている金属線とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
足場の紐を留める留め具において、
開閉可能に構成され、開いている状態で挿入された前記紐を閉じた状態で挟み込んで保持する挟持部と、
前記挟持部に挟み込まれている前記紐に刺さるように、挟み込む前記紐の長手方向に対して斜めの向きに前記挟持部の内面に束にされて植えられている金属線と
を含む留め具。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の留め具において、
前記挟持部は、複数の部位からなり、前記部位が閉じられている場合、対向している内面の間に、側面が閉じて両側の面が開口している所望の断面形状の柱状の隙間が形成され、
前記挟持部は、前記柱状の隙間の側面側を開くことができ、
前記金属線は、前記挟持部が閉じられている場合に前記隙間に収まる長さで、前記挟持部の前記部位の対向している前記内面のそれぞれに、前記柱状の前記隙間の開口している面のうちの一方の面に対して交差する向きに束にされて植えられている
留め具。
【請求項3】
請求項2に記載の留め具において、
前記部位が閉じられている前記挟持部の前記隙間における前記部位の前記内面間の距離の最大値または中央値は、前記紐の直径の0.3倍乃至1.0倍とされている
留め具。
【請求項4】
請求項1に記載の留め具において、
前記挟持部が閉じられている状態に保持する保持部をさらに含む
留め具。
【請求項5】
請求項2に記載の留め具において、
前記挟持部の外面に、前記金属線の向きを示す凸部が形成されている
留め具。
【請求項6】
請求項5に記載の留め具において、
前記凸部は、前記隙間の面のうち、前記金属線が向いている一方の面に対向する他方の面側の前記挟持部の外面に設けられている
留め具。
【請求項7】
請求項2に記載の留め具において、
前記挟持部の前記部位は、対向して挟んでいる仮想的な面に対して対称の形状に形成されている
留め具。
【請求項8】
請求項7に記載の留め具において、
前記挟持部の前記部位は、軸により互いに回動可能に軸支されている
留め具。
【請求項9】
請求項8に記載の留め具において、
前記軸は、前記挟持部の側面の端部に設けられている
留め具。
【請求項10】
請求項9に記載の留め具において、
前記挟持部の前記部位の対向している前記内面の間に、楕円柱状の前記隙間が形成されている
留め具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は留め具に関し、特に、足場の紐を留める留め具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建築現場において、安全、美観および宣伝の目的でシートが張られている。シートの結束には、通常、ポリプロピレン製の組紐が利用されている。シートの紐の結束は、解くことを前提にしたものであり、結束に習熟しなければならず、また、習熟には時間がかかる。シート1平方メートル当たり約2か所の結束が必要であり、結束場所の数は多く、結束作業には多くの時間と手間がかかる。
【0003】
また、シートに風を長期間受けると紐が緩むことがある。また、強風の際には、紐の結束を解いてシートを外してたたみ、さらに、強風が収まったのちに、再度シートを紐で結束する必要がある。このような作業の省力化が求められている。
【0004】
さらにまた、シートの紐の結束の作業は細かい作業であるので、寒冷時の手がかじかんだ状態では能率が上がらず、作業の単純化が求められている。
【0005】
指を引っ掛ける指掛け部と、指掛け部から立設された二つの立上り片のそれぞれに戻り片を略平行に連設した略U字状で、立上り片と戻り片との間の挟持間隙部で紐の両端部をそれぞれ強固に挟持する二つの挟持部とで構成する紐接続用クリップが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、紐体を係止する紐係止具であって、可撓性を有する板状体を備え、前記板状体は、板面の中央又は略中央に放射状に複数の切り込みを入れて区画された複数の爪部と、前記切り込みと連通して周縁に開口し、前記紐体が単体で通過可能な幅を有するスリット部とを備えるとともに、平面視で雫形状を成しており、前記スリット部は、前記雫形状の三角部の頂点と円弧部の円弧の中点とを結ぶ仮想直線上に形成され且つ前記円弧部の周縁に開口し、前記複数の切り込みは、前記スリット部の幅よりも細い幅に形成されているとともに、当該複数の切り込みのうちの1つが前記円弧部側の前記仮想直線上に位置し、前記スリット部の内側端部は、前記仮想直線上に位置する切り込みの外側端部と連結する構成となっていることを特徴とする紐係止具が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2005-226221号公報
特許第6979243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1の紐接続用クリップや特許文献2の紐係止具では、風が吹くとシートが引っ張られて、紐に緩みが生じてしまう。この場合、シートが外れてしまう恐れがある。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単に紐を留めて、より簡単に締め込み、より確実に締め込んだ状態を維持できるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一側面の留め具は、足場の紐を留める留め具であって、開閉可能に構成され、開いている状態で挿入された紐を閉じた状態で挟み込んで保持する挟持部と、挟持部に挟み込まれている紐に刺さるように、挟み込む紐の長手方向に対して斜めの向きに挟持部の内面に束にされて植えられている金属線とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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