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公開番号2024022001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022125258
出願日2022-08-05
発明の名称疑似窓装置
出願人株式会社カネカ
代理人個人
主分類E04F 19/00 20060101AFI20240208BHJP(建築物)
要約【課題】本発明は、従来に比べて薄く、疑似的な窓として採光できる疑似窓装置を提供する。
【解決手段】発光面と裏面を有する面状発光パネルと、ベース部材と、框部材と、枠部材を有し、ベース部材は、裏面側から面状発光パネルを覆っており、框部材は、発光面側から面状発光パネルを覆っており、框部材は、発光面を平面視したときに面状発光パネルの発光面を囲む框本体部を有し、枠部材は、ベース部材又は框部材に取り付けられ、発光面を平面視したときに、框本体部の外側を囲んでいる構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光面と裏面を有する面状発光パネルと、ベース部材と、框部材と、枠部材を有し、
前記ベース部材は、前記裏面側から前記面状発光パネルを覆っており、
前記框部材は、前記発光面側から前記面状発光パネルを覆っており、
前記框部材は、前記発光面を平面視したときに前記面状発光パネルの前記発光面を囲む框本体部を有し、
前記枠部材は、前記ベース部材又は前記框部材に取り付けられ、前記発光面を平面視したときに、前記框本体部の外側を囲んでいる、疑似窓装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
固定爪部が設けられた被取付面に取り付けられるものであり、
前記ベース部材は、前記面状発光パネルの裏面全体を覆う裏面側覆部と、前記固定爪部と係合可能な取付部を有し、
前記取付部は、取付用貫通孔又は取付用切欠部を有し、前記取付用貫通孔又は前記取付用切欠部に前記固定爪部を挿通させて前記固定爪部と係合可能であり、
前記裏面側覆部は、前記固定爪部を前記取付用貫通孔又は前記取付用切欠部に挿通させて前記被取付面に取り付けたときに、前記固定爪部を避ける凹部を備える、請求項1に記載の疑似窓装置。
【請求項3】
前記凹部は、所定の方向に延びる凹溝であり、
前記取付部は、板状であって、前記所定の方向に対する直交方向に延びている、請求項2に記載の疑似窓装置。
【請求項4】
少なくとも2つの面状発光パネルを有し、
前記2つの面状発光パネルは、面状に配されており、
前記框部材は、前記発光面を平面視したときに、前記2つの面状発光パネルの境界部分を覆い、前記境界部分の延び方向に沿って延びる境界覆部を備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の疑似窓装置。
【請求項5】
透光板を有し、
前記透光板は、前記2つの面状発光パネルと前記框部材の間に配され、かつ前記2つの面状発光パネルの発光面に跨って覆っている、請求項4に記載の疑似窓装置。
【請求項6】
前記面状発光パネルは、光放射領域を有するパネル本体と、光散乱シートを有し、
前記光散乱シートは、前記パネル本体の前記光放射領域と、前記透光板との間に配されている、請求項5に記載の疑似窓装置。
【請求項7】
弾性を有する緩衝部材を有し、
前記緩衝部材は、前記2つの面状発光パネルの端面の間に配されている、請求項4に記載の疑似窓装置。
【請求項8】
前記ベース部材が被取付面に対して取り付けられるものであり、
前記枠部材は、前記ベース部材又は前記框部材から前記被取付面に跨って設けられ、前記ベース部材又は前記框部材によって片持ち状に支持されている、請求項1又は2に記載の疑似窓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、窓がない室内であっても、疑似的な窓として機能する疑似窓装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、一般の家宅やオフィスビルでは、室内空間に太陽光を採光するべく、壁に窓を設けている。
【0003】
窓を設ける場合、壁に開口を形成するため、気密性や断熱性を考慮に入れて配置や大きさ等を設計しなければならない。
部屋の数が多い大きなオフィスビル等では、窓を設けることができる面が限られており、窓を設置できない部屋がある。
また、一般の家宅では、敷地的に窓を設置できる方角が西や北に限られる場合がある。
西向きに窓を設ける場合、午後から夕方に西日が部屋に入り、日中の最も気温が高くなる時間帯に太陽光が入ることとなり、部屋に西日を入れたくない場合がある。
北向きに窓を設ける場合、日当たりが悪く、採光効率が低い問題がある。そのため、一般の家宅では、西向きの窓や北向きの窓が敬遠される傾向がある。
【0004】
そこで、特許文献1の人工窓は、窓状枠体と、窓状枠体の窓部に配する透明体と、透明体の後方に配され、山、川、森、林、海辺などの自然の風景や模様などが描かれた画像パネルと、画像パネルの背後に配する光源を備えている。
そして、特許文献1の人工窓によると外と繋がる真正な窓がない空間において、閉塞感や圧迫感を軽減し、開放感や爽快感を感じさせることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-21315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の人工窓は、光源として蛍光灯や白熱灯を使用しており、高温となるため、蛍光灯や白熱灯と画像パネルの間に空間が必要である。
そのため、特許文献1の人工窓は、厚みが大きくなり、壁に取り付けた場合に、壁から大きく張り出した状態となる問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、従来に比べて薄く、疑似的な窓として採光できる疑似窓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、発光面と裏面を有する面状発光パネルと、ベース部材と、框部材と、枠部材を有し、前記ベース部材は、前記裏面側から前記面状発光パネルを覆っており、前記框部材は、前記発光面側から前記面状発光パネルを覆っており、前記框部材は、前記発光面を平面視したときに前記面状発光パネルの前記発光面を囲む框本体部を有し、前記枠部材は、前記ベース部材又は前記框部材に取り付けられ、前記発光面を平面視したときに、前記框本体部の外側を囲んでいる、疑似窓装置である。
【0009】
本様相によれば、光源として面状の光を発する面状発光パネルを使用しているため、蛍光灯や白熱灯を光源として使用する場合に比べて、熱の発生を抑えることができ、厚みを小さくできる。
本様相によれば、ベース部材と框部材によって面状発光パネルが挟まれているため、面状発光パネルの位置ずれを防止できる。
本様相によれば、框本体部が面状発光パネルの発光面を囲み、さらに枠部材が框本体部の外側を囲んでいるため、窓のような外観となり、点灯時にあたかも太陽光が窓から射し込んだ印象を使用者に与えることができる。
【0010】
好ましい様相は、固定爪部が設けられた被取付面に取り付けられるものであり、前記ベース部材は、前記面状発光パネルの裏面全体を覆う裏面側覆部と、前記固定爪部と係合可能な取付部を有し、前記取付部は、取付用貫通孔又は取付用切欠部を有し、前記取付用貫通孔又は前記取付用切欠部に前記固定爪部を挿通させて前記固定爪部と係合可能であり、前記裏面側覆部は、前記固定爪部を前記取付用貫通孔又は前記取付用切欠部に挿通させて前記被取付面に取り付けたときに、前記固定爪部を避ける凹部を備えることである。
(【0011】以降は省略されています)

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