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公開番号2024018157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022121309
出願日2022-07-29
発明の名称
出願人積水樹脂株式会社
代理人
主分類E04H 17/16 20060101AFI20240201BHJP(建築物)
要約【課題】塀の設置時に塀パネルを仮止めして、支柱に塀パネルを取付ける取付作業が容易な塀を提供する。
【解決手段】支柱10、10間に取付部材30を介して塀パネル20が取付けられた塀100であって、取付部材30は、左右のパネル固定部32、32と、パネル固定部32に設けられた貫通孔部32a、載置部35とを有し、塀パネル20は、パネル材21と、上下の横材23とを備え、横材23は、左右方向に形成されて前後方向に開口する開口溝24と、開口溝24内をスライドするスライド部材40と、開口溝24に設けられてスライド部材40の開口側への移動を規制する規制壁部24d、24eとを備え、開口溝24内に挿入された載置部35によって、スライド部材40のスライドが規制された位置で貫通孔部32aから挿入された固定ボルトB3が螺合可能なねじ孔部41を該スライド部材40に設けるように構成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右方向に間隔をおいて立設された支柱間に取付部材を介して塀パネルが取付けられた塀であって、
前記取付部材は、左右方向に突設されたパネル固定部と、
前記パネル固定部に形成された貫通孔部と、
該パネル固定部から前後方向に突設された載置部とを有し、
前記塀パネルは、板状のパネル材と、前記パネル材の上下両端に取付けられた横材とを備え、
前記横材は、左右方向に形成されて前後方向に開口する開口溝と、
前記開口溝内を左右方向にスライド可能に配置されたスライド部材と、
該開口溝に設けられて前記スライド部材の開口側への移動を規制する規制壁部と、を備え、
前記載置部は、前記開口溝内に挿入可能であって、
前記スライド部材は、前記載置部によって前記開口溝内でのスライドが規制されるとともに、その規制位置において、前記パネル固定部の貫通孔部から挿入された固定ボルトが螺合可能なねじ孔部が設けられている
ことを特徴とする塀。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記規制壁部は、前記開口溝の開口の上縁及び下縁から相対向して設けられるとともに、
前記載置部は、その先端側が水平方向に対して斜め上方に向いている
ことを特徴とする請求項1に記載の塀。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅やマンション等の敷地境界部や隣地境界部に沿って設けられる塀に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、住宅や工場等の敷地の境界部に沿って設けられる塀は、金属、木材、合成樹脂等からなるパネル材を矩形状の枠体を取付けた塀パネルを形成し、それを幅方向(左右方向)に多数配置して、塀を形成するものが多数提案されている。
【0003】
塀の形態としては、一般には、設置場所に所定の間隔を開けて支柱を立設し、これら支柱に塀パネルを取付ける。隣合う支柱と支柱との間に塀パネルを取付ける、いわゆる、固定柱タイプと、塀パネル同士を幅方向(左右方向)に多数連結し、塀パネルの裏面側に配置された支柱で塀パネルを支持する、いわゆる、自由柱タイプとがある。
【0004】
固定柱タイプの塀の場合、例えば、支柱としてH形鋼を使用した場合、塀パネルをH形鋼の高さ以上に持ち上げて、塀パネルの両側端部をH形鋼の前後フランジの間に配置されるように落とし込めば、塀パネルが仮設された状態となるが、通常、塀の高さは通行人が敷地側を容易に視認できない2m程度またはそれ以上であるので、塀パネルをこの高さまで持ち上げることは作業者ひとりでは困難であることが多い。
【0005】
支柱として、丸パイプや角パイプの支柱を用いる場合は、支柱の側方に突出する取付部材付近に塀パネルの側端部を配置してボルトを前後方向に貫通させてナットを仮止めすれば、塀パネルが支柱間に仮止めされた状態となるが、塀パネルのボルト孔の位置と取付部材のボルト孔の位置を合わせながらボルトを通す作業は、作業者ひとりでは困難であることが多い。
【0006】
本出願人においては、特許文献1において、間隔をおいて立設された支柱に取付金具を介してパネルが架設されてなるパネル取付構造であって、取付金具は固定部とパネル取付部とを備え、固定部の一端のみからパネル取付部が突設され、前記パネル取付部には金具側取付孔が形成され、該金具側取付孔の縁部には載置部が設けられて、パネルに形成されたパネル側取付孔に前記載置部が挿入されて、パネルが支柱に固定されているパネル取付構造を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-14915号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述のパネル取付構造によれば、パネル取付部の金具側取付孔の縁部に載置部が設けられているので、パネルを仮止めすることができるが、金具側取付孔からパネル側取付孔に向けてボルトを挿通して、パネルの反対側からボルトにナットを螺合する必要があるため、更に施工性の優れた塀が要望されていた。
【0009】
本発明は、前記の如き問題点を解消し、塀の設置時に、塀パネルを仮止めして、支柱に塀パネルを取付ける取付作業が容易な塀を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。すなわち本発明に係る塀は、左右方向に間隔をおいて立設された支柱間に取付部材を介して塀パネルが取付けられた塀であって、前記取付部材は、左右方向に突設されたパネル固定部と、前記パネル固定部に形成された貫通孔部と、該パネル固定部から前後方向に突設された載置部とを有し、前記塀パネルは、板状のパネル材と、前記パネル材の上下両端に取付けられた横材とを備え、前記横材は、左右方向に形成されて前後方向に開口する開口溝と、前記開口溝内を左右方向にスライド可能に配置されたスライド部材と、該開口溝に設けられて前記スライド部材の開口側への移動を規制する規制壁部とを備え、前記載置部は、前記開口溝内に挿入可能であって、前記スライド部材は、前記載置部によって前記開口溝内でのスライドが規制されるとともに、その規制位置において、前記パネル固定部の貫通孔部から挿入された固定ボルトが螺合可能なねじ孔部が設けられていることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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