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公開番号2024055471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162421
出願日2022-10-07
発明の名称ブース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20240411BHJP(建築物)
要約【課題】ブース設置時におけるブース上の作業高さを小さく抑えることができるブースを提供する。
【解決手段】天井面部材30と、立設され、天井面部材30を支持する壁面部材20と、天井面部材30に設けられた接続受けナット50と、壁面部材20における天井面部材30の下側の位置に設けられ、接続受けナット50に接続する接続ボルト40と、を備え、壁面部材20の少なくとも一部には、天井面部材30を下方から支持する天井面受け部25と、天井面部材30の側方に設けられ、天井面部材30の側面を支持するガイド部26と、備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
天井面部材と、
立設され、前記天井面部材を支持する高さ部材と、
前記天井面部材に設けられた接続受け部材と、
前記高さ部材における前記天井面部材の下側の位置に設けられ、前記接続受け部材に接続する接続部材と、
を備えたブース。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記接続部材は内部空間に対して内面部材により覆われ、
前記内面部材の少なくとも一部が着脱可能に設けられ、
前記内面部材が取り外された状態で、前記内部空間と前記接続部材とが連通される、請求項1に記載のブース。
【請求項3】
前記高さ部材の少なくとも一部には、
前記天井面部材を下方から支持する天井面受け部と、
前記天井面部材の側方に設けられ、前記天井面部材の側面を支持するガイド部と、が備えられている、請求項1又は2に記載のブース。
【請求項4】
前記天井面受け部は、互いに対向し、それぞれが上下方向に交差する一方向に延びて設けられ、
前記天井面部材は、対向する一対の前記天井面受け部の上面に沿って前記一方向にスライド可能に設けられている、請求項3に記載のブース。
【請求項5】
ブース前面には、出入口となる扉が設けられ、
前記一対の天井面受け部は、前記扉の両側に設けられている、請求項4に記載のブース。
【請求項6】
前記接続部材は、前記高さ部材に対して下方から挿通する接続ボルトであり、
前記接続受け部材は、前記天井面部材の下面に固定され、前記接続ボルトが締め込み可能な接続受けナットである、
請求項1又は2に記載のブース。
【請求項7】
前記天井面部材には、消火設備を下方から固定可能な係合部が設けられている、請求項1又は2に記載のブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブースに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、オフィス、展示場及び公共施設等において、執務等を行うためのブースが設置されることがある。特に、近年、オフィスのフリーアドレス化や携帯端末やパソコン等のICT(情報通信技術)を活用したモバイルワークが進展している。そのため、各種の移動先で小スペースのブースを利用して執務等を行う機会が増加している。
【0003】
このようなブースでは、内部に作業空間を備えており、天井の上に消火器を設置して、消火器の消火剤噴射部および熱検知部を天井に設けた孔からブース内部に露出させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、消火器をブース内部から天井上に設置する構造のブースが記載されている。
【0004】
特許文献1に記載されるようなブースでは、消火器を天井の上に搭載した状態でブース全体を移動させることが可能であるが、ブース全体の重量が大きいため、運搬の作業性が悪く、手間がかかっていた。そのため、一般的には、ブースを床面、壁面(あるいは骨格材と壁面部材)、天井面に分割し、さらに消火器も分離した状態で設置個所に運搬してから組み立てている。そして、ブースを組み立てる際には、床面の上に壁面を立設し(あるいは骨格材を立設し)、その上に天井面を載せることが行われている。このとき、立設された壁面(あるいは骨格材)の上端よりも上側から天井面を壁面(あるいは骨格材)に固定し、さらに天井面の上側から消火器を載置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-204231号公報
特開2021-070973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ブース天井面からのブースの設置箇所の天井までの高さが十分に確保できない場合には、ブース天井面の上側から天井面を固定する作業、およびブース天井面の上側から消火器を載置する作業が困難になるという問題があった。また、消火器は定期的な点検・交換が必要になるが、設置時と同様にブース上での作業が困難となる。
また、特許文献1では、ブース天井面の上に天井内装パネル、天井内装フード、機器支持部、天井外装枠体、及び天井外装パネル等の付属設備を天井上から設置し、固定する必要がある。そのため、設置箇所の天井高さが十分に高く無い箇所への設置は困難であり、その点で改善の余地があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ブース設置時におけるブース上の作業高さを小さく抑えることができるブースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
(1)本発明に係るブースの態様1は、天井面部材と、立設され、前記天井面部材を支持する高さ部材と、前記天井面部材に設けられた接続受け部材と、前記高さ部材における前記天井面部材の下側の位置に設けられ、前記接続受け部材に接続する接続部材と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
本発明に係るブースでは、天井面部材を、天井面部材の下側から接続部材によって高さ部材に接続することができる。そのため、天井面部材の上方で行われる作業を抑制することができ、ブース設置時におけるブース上の作業高さを小さく抑えることができる。
【0010】
(2)本発明の態様2は、態様1のブースにおいて、前記接続部材は内部空間に対して内面部材により覆われ、前記内面部材の少なくとも一部が着脱可能に設けられ、前記内面部材が取り外された状態で、前記内部空間と前記接続部材とが連通されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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