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公開番号2024042144
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022146639
出願日2022-09-15
発明の名称簡易構造物
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/343 20060101AFI20240321BHJP(建築物)
要約【課題】 施工を簡略化できる簡易構造物の提供。
【解決手段】 外壁Wから離して設置した簡易建物1と、外壁Wと簡易建物1の間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材2とを備え、隙間塞ぎ材2は、内外周方向に間隔をおいて外壁Wに向かってのびる一対のヒレ片78a,78bを有し、各ヒレ片78a,78bは、先端部が外壁Wに沿って内側に曲がるように形成してある。
【選択図】 図13
特許請求の範囲【請求項1】
外壁から離して設置した簡易建物と、外壁と簡易建物の間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材とを備え、隙間塞ぎ材は、内外周方向に間隔をおいて外壁に向かってのびる一対のヒレ片を有し、各ヒレ片は、先端部が外壁に沿って内側に曲がるように形成してあることを特徴とする簡易構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガーデンルーム等の簡易構造物に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ガーデンルームのような建物の外壁に隣接して設置される簡易構造物が知られている。かかる簡易構造物においては、施工の簡略化が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工を簡略化できる簡易構造物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による簡易構造物は、外壁から離して設置した簡易建物と、外壁と簡易建物の間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材とを備え、隙間塞ぎ材は、内外周方向に間隔をおいて外壁に向かってのびる一対のヒレ片を有し、各ヒレ片は、先端部が外壁に沿って内側に曲がるように形成してあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による簡易構造物は、外壁から離して設置した簡易建物と、外壁と簡易建物の間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材とを備え、隙間塞ぎ材は、内外周方向に間隔をおいて外壁に向かってのびる一対のヒレ片を有し、各ヒレ片は、先端部が外壁に沿って内側に曲がるように形成してあるので、ヒレ片を外壁に押し付けるだけで外壁と簡易建物の間の隙間を塞ぐことができ、施工を簡略化できる。一対のヒレ片が内外周方向に間隔をおいて設けてあることで、外周側のヒレ片を超えて雨水が浸入したとしても内周側のヒレ片で止水できるため、止水性が優れている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
(a)は本発明の簡易構造物の第1実施形態を示す正面図、(b)は同簡易構造物の側面図、(c)は同簡易構造物の平面図である。
図1のA-A断面図である。
(a)は図1のB-B断面図、(b)は図3(a)のC-C断面図である。
同簡易構造物の外壁側の上部を拡大して示す縦断面図である。
同簡易構造物の外壁側を拡大して示す横断面図である。
同簡易構造物の構成を模式的に示す分解斜視図である。
同簡易構造物の隙間塞ぎ材の施工手順を示す斜視図である。
(a)は前桁及び後桁の小口に取付けられるキャップの一実施形態を示す平面図、(b)は同側面図、(c)はD-D断面図である。
同キャップの分解斜視図である。
(a)は前桁及び後桁の小口に取付けられるキャップの他の実施形態を示す平面図、(b)は同側面図、(c)はE-E断面図である。
同キャップの分解斜視図である。
隙間塞ぎ材(上隙間塞ぎ材)の他の実施形態を示す縦断面図である。
隙間塞ぎ材(縦隙間塞ぎ材)の他の実施形態を示す横断面図である。
(a)は本発明の簡易構造物の第2実施形態を示す正面図、(b)は同簡易構造物の側面図、(c)は同簡易構造物の平面図である。
図14のF-F断面図である。
(a)は本発明の簡易構造物の第3実施形態を示す正面図、(b)は同簡易構造物の側面図、(c)は同簡易構造物の平面図である。
図16のG-G断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~6は、本発明の簡易構造物の第1実施形態を示している。本簡易構造物は、住宅の庭に設置されるガーデンルームに適用したものであって、図1,2に示すように、建物の外壁Wから離して設置した簡易建物1と、外壁Wと簡易建物1の間の隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材2とを備えている。簡易建物1は、土間G上に設置してあり、外壁Wには図示しない掃き出し窓が設置してあり、建物内より簡易建物1へと出入りできるようになっている。
【0008】
簡易建物1は、図1に示すように、前桁3と後桁4と左右の側桁5,5とを四周枠組みして長方形の枠が形成され、その枠が前桁3の左右両端部と後桁4の左右両端部に配置された4本の柱6に支持されている。前桁3と後桁4と左右の側桁5,5は、何れも水平に配置され、4本の柱6は同じ長さになっている。桁3,4,5,5で構成された枠の開口部には屋根7が設けてあり、前桁3の下方の前面開口部と側桁5,5の下方の側面開口部には、折戸等の建具8が設けてある。
【0009】
前桁3と後桁4と側桁5は、同一のアルミニウム合金の押出形材を所定の長さに切断して形成したものであり、図2,3に示すように、断面形状は全て共通となっている。桁3,4,5は、矩形断面の中空部9と、下側が開放したコ字形断面の凹部10を長手方向に連続して有している。凹部10は、柱6を呑み込ませた部分を除いて、下方より目板11を取付けて塞いである。凹部10の底壁10aの上面には、柱固定用の裏板12が桁3,4の長手方向に摺動可能に保持してある。
側桁5は、長手方向の端面(小口)を前桁3の後側面と後桁4の前側面に当接し、コ字形の連結金具13(図3(a)参照)を用いて固定してある。前桁3及び後桁4の長手方向の端面(小口)には、図3(b)に示すように、キャップ14が取付けてある。
【0010】
図8,9は、そのキャップ14の一実施形態を示している。キャップ14は、本体15と、本体15と前桁3及び後桁4の小口の間に挟む薄板16とで構成されている。
本体15は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、押出方向は上下の向きで、上下端面17が切断小口となっている。本体15の裏面側には、タッピングホール18を有する突状(取付部)19,19が左右方向に間隔をおいて2列設けてあり、突条19,19は上部と下部が切り欠かれており、図8(c)に示すように、突状19,19が桁3,4の中空部9内に嵌まることで本体15が上下方向に位置決めされるようになっている。
薄板16は、ステンレスの薄板をプレス加工して形成したものであり、本体15の突状19,19を通すための穴20が形成してあるとともに、上下端部を本体15側に直角に折り曲げて、本体15の切断小口17,17を隠す小口隠し部21,21が形成してある。
本キャップ14は、図8に示すように、薄板16を挟んだ状態で本体15を桁3,4の小口に突き当て、桁3,4の上壁に上方から挿通したねじ22を本体15のタッピングホール18に螺入することで固定して取付けられる。本体15の上下の切断小口17,17は、薄板16の小口隠し部21,21によって隠れる。
(【0011】以降は省略されています)

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