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公開番号2024055364
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162215
出願日2022-10-07
発明の名称ランバーサポート、及び椅子
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47C 7/46 20060101AFI20240411BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】腰付近を強く支持しつつ、背中に感じる違和感を低減させることができるランバーサポート、及び椅子を提供する。
【解決手段】ランバーサポートは、椅子本体に取り付けられるランバーサポートであって、着座者の荷重を後方から支持する荷重支持部を備え、荷重支持部は、第1起点部、及び左右方向に離間した一対の第2起点部を有する起点部材と、第1起点部によって片持ちで支持され、第1起点部とは反対側に前後方向に変位可能な自由端を有する第1支持部と、第1支持部の上方に設けられるとともに第2起点部によって左右方向両端部を両持ちで支持される第2支持部と、を備え、起点部材、第1支持部、及び第2支持部は、一体に設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
椅子本体に取り付けられるランバーサポートであって、
着座者の荷重を後方から支持する荷重支持部を備え、
前記荷重支持部は、
第1起点部、及び左右方向に離間した一対の第2起点部を有する起点部材と、
前記第1起点部によって片持ちで支持され、前記第1起点部とは反対側に前後方向に変位可能な自由端を有する第1支持部と、
前記第1支持部の上方に設けられるとともに前記第2起点部によって左右方向両端部を両持ちで支持される第2支持部と、
を備え、
前記起点部材、前記第1支持部、及び前記第2支持部は、一体に設けられているランバーサポート。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2支持部は、左右方向に延びる帯状に形成されている請求項1に記載のランバーサポート。
【請求項3】
前記起点部材は、前記第2起点部よりも下方に設けられ、左右方向に離間した一対の第3起点部を有し、
前記荷重支持部は、前記第1支持部と前記第2支持部との間に設けられるとともに前記第3起点部によって左右方向両端部を両持ちで支持される第3支持部を備え、
前記第1起点部は、前記第1支持部の上端部と前記第3支持部とを接続している請求項1又は請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項4】
前記起点部材は、前記第2起点部同士を接続する起点部材本体を有し、
前記起点部材本体は、前記第1支持部よりも下方に位置する本体下端部を有し、
前記第1起点部は、前記第1支持部の下端部と前記本体下端部とを接続している請求項1又は請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項5】
前記起点部材は、
前記第2起点部の下方よりも設けられ、左右方向に離間した一対の第3起点部と、
前記第2起点部同士、及び前記第3起点部同士を接続する起点部材本体と、
を有し、
前記起点部材本体は、前記第1支持部よりも下方に位置する本体下端部を有し、
前記荷重支持部は、前記第1支持部と前記第2支持部との間に設けられるとともに前記第3起点部によって左右方向両端部を両持ちで支持される第3支持部を備え、
前記第1起点部は、上下方向に延び、
前記第1起点部の上端部は、前記第3支持部に接続され、
前記第1起点部の下端部は、前記本体下端部に接続され、
前記第1支持部は、前記第1起点部の左右方向両側に一対設けられている請求項1又は請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項6】
前記荷重支持部を前記椅子本体に取り付ける取付部と、
前記荷重支持部の左右方向中央部に設けられ、前記荷重支持部と前記取付部とを固定する固定部と、
を備え、
前記第1起点部は、前記固定部と前後方向に重なる位置に設けられている請求項1又は請求項2に記載のランバーサポート。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載のランバーサポートと、
前記椅子本体と、
を備える椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ランバーサポート、及び椅子に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、左右方向に延在した複数の帯条部を備えたランバーサポートが開示されている。これら複数の帯条部は、上下方向に並行して配置されている。これら帯条部が後方に撓み、着座者の身体を支持している。
また、例えば、特許文献2には、片持ちの支持アームに支持されたサポートパネルを有する骨盤サポートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6313017号公報
特許第4987739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のランバーサポートでは、強く支持されるべき着座者の腰付近に当たる部分の支持力が十分でない。
また、特許文献2のようなサポートパネルでは、サポートパネルの上縁が着座者の背中と線接触してしまう。このため、背中に局所的な力が強く加わり、背中の違和感が大きくなる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、腰付近を強く支持しつつ、背中に感じる違和感を低減させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係るランバーサポートは、椅子本体に取り付けられるランバーサポートであって、着座者の荷重を後方から支持する荷重支持部を備え、前記荷重支持部は、第1起点部、及び左右方向に離間した一対の第2起点部を有する起点部材と、前記第1起点部によって片持ちで支持され、前記第1起点部とは反対側に前後方向に変位可能な自由端を有する第1支持部と、前記第1支持部の上方に設けられるとともに前記第2起点部によって左右方向両端部を両持ちで支持される第2支持部と、を備え、前記起点部材、前記第1支持部、及び前記第2支持部は、一体に設けられている。
本態様によれば、第1支持部のうち第1起点部とは反対側の端部が自由端となっている。この自由端は、第1起点部を起点として着座者の荷重が入力されると、後方に大きく変位する。すると、自由端に局所的な弾性力が発生し、腰付近が強く支持される。
さらに、第2支持部は、第1支持部の上方に設けられている。第2支持部は、第2起点部によって左右方向両端部が両持ちで支持されている。このため、第2支持部は、第2起点部を起点として、左右方向中間部を大きく後方に変位させながら、着座者の背中を包み込むように変形する。これにより、第2支持部が着座者の身体に合った形状に変形する。よって、背中に感じる違和感を低減させることができる。
また、起点部材、第1支持部、及び第2支持部は、一体に設けられている。このため、第1支持部、第2支持部及び起点部材は、互いに連動して変形することができる。これにより、荷重支持部の全体が着座者の背中の形状に合わせて変形し易くなる。よって、背中に感じる違和感をより一層低減させることができる。
【0008】
(2)上記(1)の態様に係るランバーサポートにおいて、前記第2支持部は、左右方向に延びる帯状に形成されていることが好ましい。
本態様によれば、第2支持部の左右方向中央部が後方に変化し易くなる。よって、第2支持部が着座者の身体に合った形状に変形し易くなる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)の態様に係るランバーサポートにおいて、前記起点部材は、前記第2起点部よりも下方に設けられ、左右方向に離間した一対の第3起点部を有し、前記荷重支持部は、前記第1支持部と前記第2支持部との間に設けられるとともに前記第3起点部によって左右方向両端部を両持ちで支持される第3支持部を備え、前記第1起点部は、前記第1支持部の上端部と前記第3支持部とを接続していることが好ましい。
本態様によれば、第1支持部の上縁部が背中に線接触する代わりに、第1起点部が背中に当接する。よって、第1支持部の上縁部と背中とが線接触することによる感じる背中の違和感を低減させることができる。
【0010】
(4)上記(1)又は(2)の態様に係るランバーサポートにおいて、前記起点部材は、前記第2起点部同士を接続する起点部材本体を有し、前記起点部材本体は、前記第1支持部よりも下方に位置する本体下端部を有し、前記第1起点部は、前記第1支持部の下端部と前記本体下端部とを接続していることが好ましい。
本態様によれば、第1起点部は第1支持部の下側に位置する。このため、第1支持部の第1起点部とは反対側の自由端は、第1支持部の上端部に位置することになる。着座者の荷重は斜め上側から入力されるため、本態様のように弾性変形する自由端が上側にあることにより、自由端の後方への変位量が大きくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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