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公開番号2024057411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164123
出願日2022-10-12
発明の名称什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47F 3/00 20060101AFI20240417BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】簡易な構成で什器としての体裁が損なわれることを抑えること。
【解決手段】本発明の一態様に係る什器は、物品が載置される載置面を有する載置部と、下方に向けて開口するとともに内部に物品を収容可能な空間部が形成され、載置部により開閉可能に支持されるカバー部材と、を備える。カバー部材は、背面板と、背面板と接続され、背面板とともに空間部を構成する窓部と、を有している。窓部は、透明であり、背面板は、不透明である。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
物品が載置される載置面を有する載置部と、
下方に向けて開口するとともに内部に前記物品を収容可能な空間部が形成され、前記載置部により開閉可能に支持されるカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、背面板と、前記背面板と接続され、前記背面板とともに前記空間部を構成する窓部と、を有しており、
前記窓部は、透明であり、前記背面板は、不透明である、
ことを特徴とする什器。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記窓部と、前記背面板とは、同一素材で構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記窓部は、
上面板と、
前記上面板の左右方向の両端から下方に向かって延びる一対の側面板と、
を有しており、
前記背面板は、前記一対の側面板の間に架設されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の什器。
【請求項4】
前記背面板のうち前記空間部に露呈する面は、反射防止面である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の什器。
【請求項5】
前記背面板のうち前記空間部に露呈する面は、反射面である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の什器。
【請求項6】
前記空間部に収容される照明装置、をさらに備える、ことを特徴とする請求項1または2に記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
物品が載置される載置面を備える種々の什器が知られている。このような什器の例としては、博物館、美術館、展示場等の施設や、公共施設に設置され、美術品や貴重品等の展示物を収容する展示ケースが挙げられる。下記特許文献1および特許文献2には、内部に展示物を収容可能な空間部が形成されるカバー部材と、カバー部材を支持する支持部材と、を備える展示ケースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3702737号公報
特許第3344375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
展示ケースを、室内空間における壁面に沿って配置する場合がある。特許文献1および特許文献2の構造では、カバー部材が透明な板により構成されている。したがって、展示ケースを室内空間における壁面に沿って配置する場合、カバー部材を介して壁面が見えてしまい、展示ケースとしての体裁が損なわれる。また、壁面を隠すために、カバー部材のうち壁面と対向する背面を覆う閉塞部材を設けると、展示ケースの構造が複雑になる。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で体裁が損なわれることを抑えることができる什器の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る什器は、物品が載置される載置面を有する載置部と、下方に向けて開口するとともに内部に前記物品を収容可能な空間部が形成され、前記載置部により開閉可能に支持されるカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、背面板と、前記背面板と接続され、前記背面板とともに前記空間部を構成する窓部と、を有しており、前記窓部は、透明であり、前記背面板は、不透明である。
本態様によれば、不透明な背面板と透明な窓部とにより、カバー部材の空間部が構成される。背面板が不透明であるため、例えば展示ケースを室内空間における壁面に沿って配置する場合に、カバー部材の背面を覆う閉塞部材等を設けることなく、背面板から壁面が見えることが防止できる。したがって、簡単な構成で展示ケースとしての体裁が損なわれることを抑えることができる。
【0007】
(2)上記(1)の態様に係る什器において、前記窓部と、前記背面板とは、同一素材で構成されていてもよい。
本態様によれば、カバー部材を一体的に構成することができ、カバー部材を簡易的に構成することができるとともに、カバー部材の剛性を高めることができる。
【0008】
(3)上記(1)または(2)の態様に係る什器において、前記窓部は、上面板と、前記上面板の左右方向の両端から下方に向かって延びる一対の側面板と、を有しており、前記背面板は、前記一対の側面板の間に架設されていてもよい。
本態様によれば、カバー部材の剛性を高めることができる。
【0009】
(4)上記(1)から(3)のいずれかの態様に係る什器において、前記背面板のうち前記空間部に露呈する面は、反射防止面であってもよい。
本態様によれば、背面板に照明光等が反射することが防止できるため、背面板に照明光等が映り込むことで空間部に収容される物品が見えづらくなることが防止できる。
【0010】
(5)上記(1)から(3)のいずれかの態様に係る什器において、前記背面板のうち前記空間部に露呈する面は、反射面であってもよい。
本態様によれば、照明光等を背面板で反射させることで、物品を間接的に照明できる。
(【0011】以降は省略されています)

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