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公開番号2024058269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165527
出願日2022-10-14
発明の名称間仕切
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04B 2/72 20060101AFI20240418BHJP(建築物)
要約【課題】地震等が発生した場合でも転倒するのを防止できるようにした間仕切を提供する。
【解決手段】ほぼ下向きコ字状断面をなすとともに、幅方向の両下端に互いに対向する一対の内向片7bを有するレール7と床面とFの間に立設される間仕切3であって、間仕切3は、間仕切本体4の上端部に設けられ、上部の上面がレール7内の下面に当接する支持手段17と、該支持手段17に設けられ、少なくとも一対の内向片7bのいずれか一方の上面に係止可能な脱落防止手段19と、支持手段17をレール7内の下面に押し付ける突っ張り手段11とを備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
ほぼ下向きコ字状断面をなすとともに、幅方向の両下端に互いに対向する一対の内向片を有するレールと床面との間に立設される間仕切であって、
間仕切本体の上端部に設けられ、上部の上面が前記レール内の下面に当接する支持手段と、該支持手段に設けられ、少なくとも前記一対の内向片のいずれか一方の上面に係止可能な脱落防止手段と、前記支持手段を前記レール内の下面に押し付け可能な突っ張り手段とを備えることを特徴とする間仕切。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記支持手段は、前記一対の内向片間の開口より前記レール内に挿入可能な幅寸法に形成され、上面が前記レール内の下面に当接可能な長手方向に延びる当接部と、該当接部の中間部から垂下し、下端が前記間仕切本体の上部の垂直部とにより形成され、前記脱落防止手段は前記当接部の下方に回動可能に取り付けられた係止部材であることを特徴とする請求項1に記載の間仕切。
【請求項3】
前記係止部材の幅寸法は前記当接部の幅寸法とほぼ等しくされ、前記係止部材は前記当接部に形成された雌ねじに下方から螺合されるボルトにより固定可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の間仕切。
【請求項4】
前記垂直部は、2部材を上下に相対移動可能に連結したものであることを特徴とする請求項2に記載の間仕切。
【請求項5】
前記係止部材は、前記内向片に係止可能な位置まで回動したとき前記レールの少なくとも一方の側壁の内面に当接可能な寸法に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の間仕切。
【請求項6】
前記突っ張り手段は、前記間仕切本体の下端部に前記床面と対向するように設けられアジャスタであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の間仕切。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レールと床面との間に立設される間仕切に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
このような従来の間仕切としては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。この間仕切は、間仕切(パネル)の下端部にレベル設定機構を設けるとともに、間仕切の上端部をレール(回し縁部材)により支持してレールと床面との間に間仕切を立設するようになっている。また、レベル設定機構により間仕切のレベルを調節することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-189409号公報(第1図、第3図、第8図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている間仕切においては、床面に固定された支持部材と間仕切の下端に固定されたスカート部材との内部にレベル設定機構が収容されてはいるが、地震等により間仕切に大きな外力が加わり、支持部材やスカート部材が変形すると、間仕切の下端部がレベル設定機構から外れてその機能が失われるだけでなく、間仕切の上端部がレールから脱落し、間仕切が転倒するおそれがある。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、地震等が発生した場合でも転倒するのを防止できるようにした間仕切を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明の間仕切は、
ほぼ下向きコ字状断面をなすとともに、幅方向の両下端に互いに対向する一対の内向片を有するレールと床面との間に立設される間仕切であって、間仕切本体の上端部に設けられ、上部の上面が前記レール内の下面に当接する支持手段と、該支持手段に設けられ、少なくとも前記一対の内向片のいずれか一方の上面に係止可能な脱落防止手段と、前記支持手段を前記レール内の下面に押し付ける突っ張り手段とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、間仕切パネルのレール側合わせのレベル調整が可能となる。また、地震等により突っ張り手段の機能が失われたとしても、脱落防止手段が内向片の上面に係止してレール内からの支持手段の脱落を阻止するので、間仕切が転倒するのが防止される。
【0007】
前記支持手段は、前記一対の内向片間の開口より前記レール内に挿入可能な幅寸法に形成され、上面が前記レール内の下面に当接する当接部と、該当接部から垂下し、下端が前記間仕切本体の上部の垂直部とにより形成され、前記脱落防止手段は前記当接部の下方で回動可能に取り付けられた係止部材であることを特徴としている。
この特徴によれば、当接部がレールの下面に長い範囲で当接するので、間仕切の上部がレールに安定的に支持される。また、長手方向に延びる当接部の下面に係止部材が回動可能に取り付けられているので、一対の内向片間の開口を介して、係止部材を内向片に係止可能な係止位置に容易に回動操作することができる。さらに、係止部材は支持手段と別体であるので、間仕切をレールと床面間に立設した後において係止部材を開口を介して係止位置に回動操作することができ、作業性がよくなる。
【0008】
前記係止部材の幅寸法は前記当接部の幅寸法とほぼ等しくされ、前記係止部材は前記当接部に形成された雌ねじに下方から螺合されるボルトにより固定可能となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、ボルトを緩めて係止部材を当接部と平行となるように回動することにより、係止部材を当接部と共に内向片間の開口からレール内に挿入することができる。また、係止部材を内向片に係止可能な係止位置まで回動させてボルトにより固定することができるので、間仕切の立設後において係止部材の脱落防止機能が失われることはない。
【0009】
前記垂直部は、2部材を上下に相対移動可能に連結したものであることを特徴としている。
この特徴によれば、支持手段により間仕切のレベルを調整してレールと床面との間に立設することができる。
【0010】
前記係止部材は、前記内向片に係止可能な位置まで回動したとき前記レールの少なくとも一方の側壁の内面に当接可能な寸法に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、係止部材を側壁の内面に当接するまで回動させれば内向片に係止可能な位置で自動的に停止するので、ストッパ等を設ける必要はなく、かつ下方から係止部材を係止位置まで回動させる操作が容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

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